第89話 ブルドッグ

あらすじ

ある朝、パーシーはイライラしていました。

ボディーを塗り替えたので、みんなに見せたくてウズウズしていたのでした。

機関庫には、デュークの肖像画がかかっています。

機関士から聞いた話を、トーマスが話します。

むかし、ピーター・サムがスチュアートと、サー・ハンデルがファルコンと呼ばれていた頃、彼らはデュークと古い鉄道で働いていました。

そのころ、ファルコンはまだ、未熟でした。

ある日、支配人がやってきます。

デュークと一緒に、山道を走る練習をすることになりました。

次の日になりました。

2台は出発します。

機関車のスピードがどんどん、落ちてきました。

急ぐファルコンを、あわてるなとデュークがいいます。

トンネルに差し掛かりました。

ファルコンはトンネルが嫌いでした。

カーブしていて、よく見えません。

やっと、トンネルを抜け、ホッとしたその瞬間。

ファルコンは脱線し、命からがら崖っぷちからぶら下がっていました。

デュークは力をふりしぼって、踏みとどまっています。

機関士と助士が2台を助けようと、すばやく仕事に取り掛かりました。

ところが、また、トラブルです。

デュークに水がありません。

幸い、近くに作業員の家がありました。

次から次へと水の入ったバケツやなべを受け渡され、デュークはのどを潤していきます。

どんどん、力を蓄えていきました。

みんなの協力のおかげで、ついにデュークはファルコンを線路に引っ張り上げることが出来ました。

そして、再び、彼らは出発します。

駅で支配人が待っていました。

ファルコンはデュークにお礼をいいます。

出演
・トーマス
・パーシー
・ゴードン
・ヘンリー
ジェームス
トビー
デューク
ピーター・サム(スチュアート)
サー・ハンデル(ファルコン)

ファルコンが脱線して、危機一髪でデュークが助けてくれましたね。
油断は禁物ですね。


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第88話 ねむりひめをさがせ

あらすじ

その晩のソドー島は、美しい月夜でした。

一日の仕事を終えた機関車たちは無事、機関庫に収まりました。

みんながトーマスにデュークの話の続きを聞かせてといいます。

トーマスの話がはじまりました。

デュークは、スチュアートとファルコンという2台の若い機関車と暮らしています。

彼らは行儀にうるさいデュークを「ガミガミじいさん」といってからかいましたが、それでもみんな幸せでした。

やがて鉄道が閉鎖され、若い機関車たちは去っていきます。

デュークはひとり、機関庫に取り残されました。

彼は眠りにつき、あたりは次第に荒れ果てていきます。

でも、デュークは決して忘れられたわけではありません。

月日が流れ、いまから何年か前、ハット卿の所にお客が訪ねてきました。

デュークを見つけて、幸せにしたいといっています。

男たちは、はるかな山を目指して出発しました。

日が経つにつれて、捜索隊の旅はきびしさを増します。

でも、捜索隊はあきらめません。

しかし、なかなかデュークは見つかりませんでした。

彼らは丘をよじ登り、水路をかき分けて進みます。

そして、ついに捜索の旅が終わりました。

それは、思わぬ偶然でデュークを見つけます。

そして、一行は出発しました。

スチュアートとファルコンが、大喜びで迎えます。

デュークは久しぶりの笑顔でした。

「これでこのお話は、ぜんぶおしまい」

トーマスがいいます。

それからまもなく、みんな眠りにつきました。

出演
・トーマス
・パーシー
・ヘンリー
・ジェームス
・デューク
・ピーター・サム(スチュアート)
・サー・ハンデル(ファルコン)

無事にデュークが見つかってよかったです。


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第87話 ガミガミじいさん

あらすじ

凍りつくような風が吹き付けるある冬の夜、機関車たちはなかなか眠れません。

トーマスが機関士から聞いた話をします。
みんなが耳を傾けました。

むかしむかし、あるところに、3台のちいさな機関車がいました。

彼らは、小さな機関庫に住んでいます。

名前は、「デューク」「スチュアート」そして、「ファルコン」。

デュークが一番年寄りで、その名前はソドー島の公爵閣下の名前から付けられました。

それが、彼の誇りでとにかくお行儀にうるさいです。

だれかがちょっと失敗をすると、デュークは決まってこういいます。

「閣下に申し訳ないことだ」

いろんな機関車が来ては去っていきましたが、デュークだけはずっと同じところにいました。

スチュアートとファルコンは彼のことを“ガミガミじいさん”と呼んでいます。

彼が大好きですが、閣下の連発にはいいかげんうんざりしていました。

デュークから、「スマージャ」の話を聞いてから、スチュアートとファルコンは本当に役に立つ機関車になり、3台は何年も幸せに暮らしました。

しかし、その幸せは続きませんでした。

丘にある炭鉱が閉鎖され、鉄道も閉鎖になりました。

機関車を買いに、お客がやってきます。

「スチュアートとファルコンを買おう」

だれも、年老いたデュークを欲しがりません。

彼らは、デュークを元気付けようとしましたが、その夢が実現するとは誰も思いませんでした。

最後に機関士と助士がデュークに油を差し、グリスを塗りました。

そして、シートを被せてさよならでした。

彼らも新しい働き口を、見つけなければなりません。

デュークは一人ぼっちになりました。

激しい冬の雨が丘の土を、洗い流します。

木が生い茂り、草が生えてきました。

機関庫はすっかり埋もれてしまい、そのなかで眠るちいさな機関車も、いつしか忘れ去られていきました。

「ハッピーエンドにならないよ」

パーシーがいいます。

トーマスが、

「でも、続きがあるんだよ。そのお話は、また今度ね」

出演
・トーマス
・トビー
・パーシー
・ダック
・デューク
・ピーター・サム(スチュアート)
・サー・ハンデル(ファルコン)

なんだか、ちょっと寂しいお話でしたね。
デュークは、どうなってしまうのでしょう?


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第86話 ゆうびんやとバン

あらすじ

毎朝、お客を乗せたバスのバーティーは、くねくねと曲がりくねった田舎道を駆け抜けます。

橋を渡り、トーマスの支線を通り過ぎてゆきます。

それからバーティーは、友達がすれ違うのを見ると親しげにクラクションを鳴らします。

友達の名前は、郵便配達のトム・ティッパー。

毎日、トムはソドー島の中を楽しそうに走っていました。

彼は駅で止まると、トーマスやパーシーが引いてくる郵便車から、手紙や小包を受け取ります。

それから、村のあちこちの農場や家に郵便を配達します。

線路が通っていないところでもトムがいるかぎり、大丈夫です。

雨の日も晴れの日も、ポストの手紙が集められ、そして、無事に配達されました。

列車に郵便袋を詰め込むときも、彼が手を貸してくれます。

ある日、ホームにトムの姿が見えず、見慣れぬ郵便屋が郵便袋をドサッとおろすと、そのままいなくなってしまいました。

翌朝、トムがいるのを見て機関車たちはうれしくなります。

しかし、トムは浮かない顔です。

バンが使えなくなり、時間がかかるので手伝えないといっています。

大きな声が聞こえて、だれかがトムを呼び止めています。

「ハット卿のオフィスにもどってくれ。書類にサインがほしいんだって」

「やれやれ、いやになっちゃうな。ますます、配達が遅くなっちゃうよ」

彼はあせって、不注意になっていました。

自転車を郵便車に立てかけると、大急ぎで走っていきます。

機関士が自転車に気がつかないで、そのまま出発してしまいました。

自転車が巻き込まれ、機関士が大急ぎで、列車を止めます。

みんなが現場に駆けつけてみると、トムの自転車がバラバラになっていました。

トムは歩いて、配達をするといっています。

しかし、心配することはありませんでした。

翌日、彼はうれしそうにパーシーを待っています。

新しい、バンがありました。

これで、時間通りに配達が出来ます。

「よかった。ぼくも少しは役にたったのかな?」

出演
・トーマス
・バーティー
・パーシー


新しいバンを買ってもらい、時間通りに配達ができるようになりよかったですね。
はじめは、車がトムだと思っていたら、人でした。


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第85話 ちょっとしたみもの

あらすじ

路面機関車のトビーは、とても興奮していました。

ピカピカ光る、新しいベルをつけてもらったからです。

海辺に向けて、出発しました。

走っている最中に機関士が、わけを話してくれました。

村でパレードがあるのですが、その出し物がトビーなのです。

まもなく、村の小さな駅に到着しました。

ですが、紳士がひとりいるだけで、歓迎の様子がありません。

紳士は機関士に何かささやくと、すまなそうに去っていきます。

出し物が必要なくなりました。

パーシーが構内に入ってきました。

トビーがいるので、驚いています。

ハット卿が到着しました。

「パーシー、ここに貨車を置いていきたまえ。港でトラブル発生だ」

「バルストロードが問題をおこしたんだ」

機関士がいいます。

「バルストロードとは、ひねくれもののはしけのことだ」

機関士のいうとおりでした。
きょうのバルストロードは、手が付けられないほど機嫌が悪いです。

パーシーが到着した時も、バルストロードはふくれっ面でしたし、貨車たちもむくれていました。

貨車をパーシーが押すと、車止め吹き飛ばして飛び出していきます。

バルストロードの上に、貨車たちが落ちてしまいました。

後片付けには、時間がかかりました。

パーシーは、バルストロードが浜辺に引かれていくのを、眺めていました。

バルストロードは子どもたちの遊び場にされてしまいます。

パーシーは駅に帰ってくると、トビーときょうのニュースを交換しました。

「機関士がいってたけど、特別なことをしなくったって、きみもぼくもちょっとした見物だって」

トビーがいいます。

パーシーが

「ちょっとした見物? どういうこと?」

「みんなに笑いかけて、汽笛を鳴らすってことさ」

出演
・パーシー
・トビー

パレードには、出られませんでしたが、機関士はトビーとパーシーのことを「ちょっとした見物」とうまいことをいいましたね。


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第84話 さかなにはきをつけろ

あらすじ

星が輝く満月の夜、はるかな船の音や笑い声が聞こえてきます。

それは、港や海辺の駅が休まず働いているからです。

ある晩、新鮮な魚の積荷が届きました。

ハット卿は、何台かの貨車をつなげて臨時の貨物列車を仕立てることにしました。

その名も、フライングキッパー。

残っている貨車は何年もつなげていない、古いものばかりです。

ヘンリーが波止場でイライラしながら待っているところに、貨車が着ました。

トーマスが郵便車を引っ張ってきます。

トーマスがダックに魚に気をつけるようにいいました。

一方、ヘンリーは不満でした。
荷物が増えたからです。

その頃、ダックはエドワードの駅でヘンリーを待っていました。
ヘンリーを後ろから押して、助けるためです。

ヘンリーは走っていました。

エドワードの駅に着くと、機関士がホームの先で列車を停車させました。

それから、ヘンリーが特別な合図を送ります。

ダックが静かに、ヘンリーの列車に近づきました。
でも、連結はしません。

丘の上から、ヘンリーが一気に駆け下りるからです。

いよいよ、出発です。

まもなく、ゴードンの丘に差し掛かります。

ヘンリーは気がつかないうちにグイグイ列車を引っ張っていました。

ダックは突然、軽くなった気がしました。
そして、大変なことに気づきました。

ヘンリーのテールランプが見えません。
ダックが汽笛をならしても返事がありません。

ヘンリーも異変に気づきました。

だんだん、スピードが落ちてきます。

そして、トラブルが起きました。

ダックがぶつかって、あたりいったいに猛烈な魚のにおいがたちこめました。

翌日、丘のふもとで作業員が、こわれたテールランプを発見します。

ハット卿がダックにやさしく、話しかけました。

「テールランプが壊れたのはわれわれのせいだ。すぐにもとにもどりてやるからな」

「トーマスにいわれたけど、やっぱり、魚は要注意だったんですね」

と、ダックはいいました。

出演
・トーマス
・ダック
・ヘンリー

トーマスに「魚には気をつけるように」といわれていましたが、事故を起こしてしまいましたね。
本当に魚には要注意ですね。

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第83話 トードのめいあん

あらすじ

オリバーが修理を終えて、工場から戻ってきました。

いじわるな貨車たちにだまされ、転車台の穴に落ちてしまったのです。

すっかりきれいに直ったものの、まだ、貨車たちのことが気にかかります。

貨車たちが、大合唱をしています。

大合唱をやめないので、みんなあきらめてしまいます。

ブレーキ車のトードも、同情しました。

翌朝、トードはダグラスに相談しました。

トードにはある考えがあるようです。

トードはすぐに自分の考えをみんなに披露しました。

オリバーは貨車を2台ずつ引っ張ってきました。

スクラフィーを孤立させて、突き飛ばそうということです。

オリバーは力いっぱい引っ張ります。

スクラフィーはバラバラになってしまいました。

ハット卿がやってきて、組み立てなおせば、マシになるだろうといいます。

最近では、手が足りない時だけオリバーが手伝ってくれます。

でも、貨車たちは用心していました。

こりたスクラフィーは、ただ、黙っているだけでした。

出演
・トーマス
・オリバー
・ダック
・パーシー
・ドナルド
・ダグラス

トードの名案ということですが、すこし残酷なような気がしました。


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第82話 デイジーとおうしのめだま

あらすじ

路面機関車のトビーは、牛よけの板と車輪のカバーを付けています。

線路に迷い込んだ動物が、けがをしないように守るためです。

デイジーはトビーの牛よけ板をバカにしていました。

農場を横切るとき「ふうん」というと、馬は立ち止まって彼女が通過するのを待ちました。

次の駅で、警官が待っています。

この先の線路に、お牛が迷い込みました。

「持ち主のところにもどるように、追い出してくれ」と頼まれます。

デイジーはワクワクしました。

お牛のチャンピオンは決して暴れん坊ではありませんが、今朝は機嫌が悪いです。

牧草地から抜け出し、柵を破ってがけをズルズルとすべり、どこか知らない場所に出てしまいました。

目の前に牧草がありました。

「朝飯をいただくとするか」

そこへデイジーがきて、汽笛を鳴らしますが、お牛は振り向きもしません。

やっとチャンピオンが振り向きました。

チャンピオンがデイジーのにおいをかぎます。

デイジーは悲鳴を上げて、逃げ出しました。

トビーは、逃げもどったデイジーを見て、かわいそうやらおかしいやら。

トビーはチャンピオンを探しにいきます。

チャンピオンを見つけつと、トビーは汽笛を鳴らしました。

でも、チャンピオンは知らん振りです。

次に、シューと蒸気を吐きます。

これはうまくいきました。

もう一回、トビーがシューとやると、朝ごはんを終えたチャンピオンは満足そうに飼い主の元に返っていきました。

デイジーは一日の仕事を終えて、クタクタになって帰ってきます。

ホームに少年たちがいました。

「ぼく、キャンディー持っているんだ。これなんていうか知ってる? お牛の目玉。ぼく大好きなんだ、きみは?」

「ふん、そんなものいらないわよーだ」

デイジーはあわてて、車庫に駆け込みました。

出演
・デイジー
・トビー

デイジーはお牛を追い払えずに、逃げてしまいました。
さすがのデイジーもかなわなかったようですね。


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第80話 じょおうへいかがやってくる

あらすじ

大型機関車のゴードンとタンク機関車のトーマスが帰りを急いでいます。
きょうは、大忙しでした。

前に、ゴードンがドブに落ちたことがありました。

今度はそのことをからかっていたトーマスが、穴に落っこちゴードンに助け出されました。

彼らが機関庫に帰ってくると、なんとペンキ屋さんがあちこちにいます。
ペンキも置いてあります。

女王陛下がやってくるのです。

女王陛下の列車を引っ張るのは、ダレなのでしょう?

やがて、雨が降ってきました。

ヘンリーの機関士と助士は、運転席が濡れないようにシートをかけます。

ペンキ屋さんははしごの上です。

ヘンリーの煙が、空高く舞い上がりました。

ペンキ屋さんは前が見えなくなって、ペンキもろともヘンリーの上に落っこちてしまいました。

ヘンリーのボディーに白いペンキがついてしまい、
ハット卿は「女王陛下の列車は無理だな、他をあたるとするか」といいます。

ゴードンとトーマスが待ち構えています。

ハット卿は

「まず、エドワードが案内役とつとめる。トーマスが客車の面倒、ゴードンが列車を引っ張りたまえ」

と、いいました。

いよいよ、その日がやってきました。

機関車たちは、乗客を一生懸命、街まで運びます。

トーマスが構内の客車を片付けます。

エドワードが滑り込んできました。

「女王陛下が到着するぞー」

やがて、ゴードンが汽笛を鳴らしながら、近づいてきました。
御なじみの汽笛です。

女王陛下の列車は、すべる様に駅に入ってきました。

ゴードンはピカピカに磨かれ、真鍮は輝くばかりです。

ハット卿が迎えました。

「ようこそ、陛下」

陛下は列車の乗り心地をほめ、機関車を見学したいとおっしゃりました。

トビーとパーシーが汽笛を鳴らします。

ヘンリーとジェームスがたしなめましたが、トビーとパーシーは平気です。

みんなが一斉に汽笛を鳴らしました。

出発の時間がくると、陛下は特別に客車係りのトーマスに話しかけました。

次に、エドワードに声をかけました。

最後に、陛下を運んだゴードンです。

ハット卿の鉄道にいて、こんなに晴れがましい気分になったのは、初めてでした。

出演
・トーマス
・ゴードン
・パーシー
・ジェームス
・ヘンリー

女王陛下がきましたが、なにごとも、なかったのでよかったです。


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第79話 トンネルのなかのかいぶつ

あらすじ

タンク機関車のトーマスが、楽しそうに支線を走っています。
アニーとクララベルも一緒です。

ハット卿がホームで待っていました。
腕時計を見ています。

「よし、時間キッカリだ。おまえは頼りになるな」

しかし、ヘンリーとジェームスは、ご機嫌斜めでした。

パーシーがやってきます。

「みんな、ニュースを聞いたんだね。サーカスがきたんだよ」

みんなで、サーカスの貨車を運びます。

ゴードンとヘンリーは、また、遅れてしまいます。

サーカスの貨車はジェームスが引っ張って行ってしまいました。

しばらくして、ハット卿が戻ってきました。

ヘンリーに作業員を乗せて、トンネルの様子を見てくるように頼みます。

トンネルの入り口に、止まりました。

作業員たちが、中に入っていきます。

トンネルの中は真っ暗で、物音ひとつしません。

すると、突然、作業員は悲鳴を上げて、外に逃げ出してきました。

中に、生き物がいるようです。

ヘンリーが貨車を押していくことになりました。

ヘンリーは行きたがりませんが、しぶしぶ入っていきます。

やがて、たいへんなことが起きました。

トンネルの怪物は、馬鹿力で列車を押し戻します。

ヘンリーが出てきます。
次に貨車。

そして、最後になんと、怒っている象が姿を現しました。

作業員が象に、おかしを与えます。
そして、水を3杯飲み、4杯目を飲もうとしたとき、ヘンリーが蒸気をはきました。

象は驚いて、鼻で水を吹きあげました。

ヘンリーはびしょ濡れです。

まもなく、飼育係りが象を迎えに来ました。

ヘンリーは落ち込んでいます。

その晩、ヘンリーは仲間にきょうのことを話しました。

ゴードンとジェームスは同情もしてくれましたが、からかいました。

「最初は雨、今度は象。この次はなにを怖がるんだ」

ゴードンがいいます。

「ヘンリー、気にしない、気にしない。きょうの君は勇敢で頼りになる機関車だったよ」

トーマスがいいました。

出演
・トーマス
・ヘンリー
・ジェームス
・パーシー
・ゴードン

トンネルの中に象がいるとは、驚きでしたね。
しかし、どうやって入ったのでしょうね?


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第78話 ぼうけんいっぱいのクリスマス

あらすじ

タンク機関車のトーマスが、楽しそうに走っています。

12月の雪の朝、トーマスは村の人々に声をかけました。

「もうすぐクリスマスだね。みんなに手紙やプレゼントを運んでくるからね」

しかし、それから一週間過ぎると、吹雪になってしまいました。

島中、深い雪に覆われてしまいました。

とても機関車が走れる状態ではありません。

そこで、ダグラスたちがかりだされて、雪の山を切り崩しました。

トーマスは、クリスマスに配達する郵便物を集めていました。

パーシーも配達をしたいようです。

しかし、パーシーにも配達するチャンスがやってきます。

トーマスに用事ができたので、パーシーが配達をすることになりました。

パーシーは楽しそうに村への道を走っていきます。

ところが、線路の向こうで信号士が赤いランプを振っています。

雪で通れないので、応援を呼びにいきます。

パーシーはヘリコプターのハロルドのところへ急ぎました。

ハロルドはすぐに飛び立っていきます。

そこへ、トーマスがテレンスと作業員たちをつれてやってきました。

トーマスとパーシーは雪をかき分けながら、進んでいきます。

やっと、村に到着しました。

ハロルドが先に着いていて、村の人々に荷物を落としているところでした。

テレンスはすぐに仕事に取り掛かります。

作業が終わり、村の人々は歓声を上げました。

パーシーの郵便物はまだ、待避線のところに置いたままです。

パーシーは急いで、郵便車を取りにいきました。

トビーがヘンリエッタを連れて着ます。

村の人々に温かい食べ物や飲み物を持ってきました。

その夜、機関車たちはトビーを残して、全員、機関庫に戻りました。

村の人々は機関車たちにお礼をしようと、ペンキの缶のプレゼントをヘンリエッタに積み込みます。

トビーが引っ張り、月明かりの道を機関庫に向かいました。

トビーが機関庫にこっそりもどったとき、機関車たちはみんなぐっすり眠り込んでいます。

次の朝、機関車たちが目を覚ますと驚きました。

機関庫がきれいに、塗り替えられて、飾りつけられています。

そして、たくさんのプレゼント。

「これが本当のハッピークリスマスだね」

出演
・トーマス
・トビー
・ゴードン
・ヘンリー
・ジェームス
・エドワード
・ダック
・ドナルド
・バーティー
・テレンス
・ハロルド
・パーシー

やっかいな雪でしたが、いいクリスマスになりましたね。

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第77話 くだものれっしゃ

あらすじ

その朝、ソドー島はすばらし天気でした。

ジェームスは、赤いボディがキラキラと日に輝くそんな自分の姿に満足していました。

連絡駅に着いたとき、パーシーが貨車を引いてやってくるのを見て、ジェームスは驚きました。

パーシーが遅れているからです。
パーシーに文句をいって、走り去っていきます。

ジェームスは港に着きました。

その日は市場が開かれて、港には遠い国から運ばれてきた、いろいろな果物の甘いにおいが漂っています。

ジェームスの貨車にイチゴやメロンやオレンジ、バナナなどが注意深く積み込まれていきました。

その貨車を引いてジェームスは、再び本線に戻ります。

帰る途中で、トーマスに会いました。

ここでも、ジェームスはパーシーのことをいいます。

パーシーは操車場に戻り、遅れた時間を取り戻そうと、貨車を引込線に入れる仕事で忙しいです。

そこへ、駅長が悪い知らせを持ってきました。

ジェームスのブレーキが外れなくなってしまいました。

パーシーは、すぐに助けにいきます。

パーシーは動けなくなったジェームスを見て、思わず笑ってしまいました。

ジェームスの貨車を、パーシーが押していきます。

パーシーはあわてていたので、ポイントが故障をしていて間違った線路に入ってしまったことに気づきませんでした。

「あぶない、パーシー!」

機関士が叫び、ブレーキをかけますが間に合いません。

機関士と助士は無事でしたが、グシャグシャになったくだものがパーシーの身体中に飛び散りました。

その夜は、みんなしょげていました。

特に、ジェームスとパーシーは沈み込んでいました。

トーマスが「失敗の原因はいろいろあるけど、いい勉強をしたってことかな」

最後、みんなで「いろいろあっても役に立つ機関車」

出演
・トーマス
・ジェームス
・ゴードン
・ヘンリー
・ダック
・エドワード
・パーシー

ジェームス、パーシーは、失敗をして落ち込んでいましたが、最後は元気になったようでよかったです。


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第76話 やったねビルとベン

あらすじ

ある朝、ふたごのビルとベンは石切場で貨車をせっせと、運んでいました。

いたずら好きのふたりは仕事にあきると、うずうずしはじめます。

そこへ石切場の監督がやってきました。

「ハット卿から港の駅にくるようにって、電話があったぞ」

ハット卿がふたりを待っていました。

「エドワードが子どもたちと遠足にいっている。操車場の仕事をやってもらいたい」

ゴードンがふたりの姿を見ると、厳しい口調でいいました。

「行儀よくしろよ。ここは本線なんだからな」

貨車たちが「いいやり方をおしえてやるよ」といいます。

貨車たちがニヤニヤしています。
罠でした。

その夕方、操車場は大混乱しています。

ビルとベンは貨車たちに振り回され、ヘトヘトになっていました。

夜になって、ゴードンとその乗客は駅の外で、イライラしながら待っています。

ビルとベンは、遅れを取り戻そうと必死に働きましたが、ゴードンの出発は大幅に遅くなりました。

次の日、ビルとベンはきのうの失敗を気にしながら、石切場で働いていました。

そこへ、地すべりが発生します。

作業員たちは急いで、貨車によじ登りました。

彼らが出発しようとした時、作業員がひとり取り残されています。

ベンが慌てて止まり、その作業員が貨車に乗り込むのを待ち、危機一髪のところで石切場を脱出しました。

「ビルとベン、君たちは貨車についてもっと勉強する必要があるが、今回は勇敢に行動してくれた」

ハット卿がいいます。

作業員たちもみんなほめました。

「ありがとう」

「英雄だって。なんかてれちゃうな」

出演
・ゴードン
・ビル
・ベン

いたずら好きのふたごですが、今回は勇敢でしたね。
あの事故でけが人も出なくてよかったです。


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第75話 にかいだてバスのバルジー

あらすじ

その日はソドー島の祭日でした。
バスのバーティーは、これまでにないほど一生懸命に働いています。
機関車たちもみんな忙しいです。

ダックは次の仕事を待っています。
彼の横には、赤い二階建バスがいました。
でも、バーティーみたいにやさしそうではありません。

鉄道はいつか無くなるといっています。

ダックは、このバスのいうことを本気にしませんでした。

連絡駅に着くと、ダックはオリバーにそのバスのことを話しました。

「そいつのこと、頭でっかちのバルジーって呼んでやろう」

しかし、その日の午後、オリバーが怒ってやってきました。

バルジーが、機関車のお客を横取りするつもりらしいです。

夕方、機関車たちが帰り客を待っていましたが、なかなかきません。

バルジーのボディーには、“鉄道バス”と書いた大きな看板が貼り付けてありました。
あざ笑いながら、出ていきます。

ダックはバルジーに仕返しをしたかったのですが、よい方法が見つかりません。

そのとき、ダックは遠くで危険を知らせる赤い旗を振っている人がいるのに気づきました。

なんと、バルジーが陸橋の下に引っかかって、動けなくなっています。

バルジーの乗客はカンカンに怒っています。

まず、乗客を送ることにしました。

ダックはそろそろと注意深く、陸橋の上を進んでいきます。

ダックは急いで乗客を送り、全員を無事に連絡列車に乗せることが出来ました。

まもなく、橋は修理されましたが、バルジーはその後も全然態度をよくしようとしないので、とうとう、にわとり小屋にされてしまいました。

出演
・トーマス
・ダック
・バーティー
・オリバー
・バルジー

バルジーが態度をよくしないのは悪いとおもいますが、ペナルティーが厳しすぎるかなと思いました。


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第74話 ちょっとちがうよオリバー

あらすじ

青い空にふんわりした雲が浮かび、よそ風が吹き抜けています。

そんな日に、岡の上にたって下を見下ろすと、海辺の支線でダックとオリバーが忙しそうに働いているのが見えます。

2台の機関車はピカピカに塗られたボディが自慢でした。

オリバーは今でも、ダグラスに助けたれたときのことをよく話します。

みんなもオリバーの冒険談を聞きたがっていました。

みんなにほめられて、オリバーはひどくうぬぼれてしまいます。

ある日、ハット卿が会いにきました。

「きみはよくやっている。貨車たちについても勉強したほうがいいな」

賢い機関車なら、だれでも貨車を扱うたいへんさをよく知っています。
みんなオリバーに気をつけるように注意しましたが、オリバーは耳を貸しませんでした。

オリバーは荷物を積んだ貨車を引っ張って退避線に入れ、空の貨車をシュートの下に押していきます。

そしてもどってきて、荷物を積んだ貨車を動かそうとしました。

ところが、貨車たちは動こうとしません。

貨車たちは最初は素直に働いているように見せて、いきなりオリバーを押し始めました。

オリバーの機関士はあわててブレーキをかけましたが、役に立ちません。

オリバーは必死になって止まろうとしますが、貨車たちはしつこく押し続けます。

オリバーは転車台の下に落ちてしまいました。

ダックは様子を見ていました。

「大丈夫かい? オリバー。これでもまだ、賢明な機関車と呼ばれたい。こんな事故は二度と起こしてほしくないね」

その晩、オリバーは助け出され、ハット卿に謝りました。

ダックがオリバーに声をかけます。

「あの支線は君がいないと困るんだ。早くもどっておいでよ」

数日後、オリバーはもどってきました。
前よりもずっと、きれいに塗りなおされています。
彼自身も前よりずっと、賢い機関車になりました。

出演
・トーマス
・ダック
・ゴードン
・ヘンリー
・ジェームス
・パーシー
・ドナルド
・オリバー

オリバーは調子に乗ってしまい失敗してしまいましたが、反省をして賢い機関車になりましたね。


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第73話 オリバーのだっしゅつ

あらすじ

ある日、エドワードとトレバーがおしゃべりをしていると、ダグラスがやってきました。
重そうな貨車を引いています。

「仕事中にムダ話はいけませんな」

エドワードはムッとします。

後でエドワードはダグラスに文句をいいました。

その晩、ダグラスは夜行の貨物列車を引いて、遠くの駅までやってきました。
そこはディーゼル機関車しか、働いていない駅でした。

彼が支線に入り、帰り支度をしていると「シュー」という音が聞こえてきます。

「そこにいるのは、だれです?」

「あなたは、ハット卿のところの機関車ですか?」

「えぇ、そうですよ」

「よかった。ぼくはオリバー。いっしょにいるのはブレーキ車のトードです」

「何をしていんですか?」

「逃げ出すところです」

「また、どうして?」

「スクラップにされそうなんです」

「ええー」

ダグラスは、エドワードがトレバーを助けた話を思い出しました。

「私がたすけてあげましょう」

ダグラスの機関士も協力してくれることになり、準備が進められます。

「わたしが引っ張りますから、ついてきてくださいね」

ところが、駅を抜けようとしたところで、作業員に呼び止められてしまいました。

「これを引っ張っていっちゃいかん」

「このスクラップを引き取るところなんですよ」

ダグラスの機関士にそういわれて、作業員はオリバーをジロジロ見回しました。

「どうやらそのようだな。通ってもいいぞ」

「いやー、あぶないところでしたな~」

「ありがとう、本当にドキドキしちゃったよ」

彼らの冒険が終わったのは、明け方でした。

「やっと、着きましたよー」

「シー、まだみんな眠っているよ。オリバーが泊まれるところをみつけてやらなくっちゃ」

「いろいろありがとう。命拾いしたよ」

次の日、ダグラスはみんなにオリバーのことを話しました。

「ハット卿に知らせなくっちゃ」

「オッホン、わしならここにおるぞ、どうしたんだ?」

「もう一台、機関車を増やしてくれませんか?」

「それも蒸気機関車がいいな」

「スクラップに、なりそうなのでもいればな」

「ピッタリのがいますよ、オリバーです」

「ハハハ。君の機関士から聞いてすべて知っていたんだよ。そのオリバーはいま、修理工場にいる」

「わーい、やったー」

オリバーとトードは、大西部鉄道の機関車にふさわしい色に、塗りなおしてもらいました。

いま、オリバーはダックの支線で楽しく働いています。

みんなはその支線を小さな大西部鉄道と呼ぶようになりました。

出演
・トーマス
・ダグラス
・エドワード
・ダック
・ゴードン
・ヘンリー
・ジェームス
・パーシー
・トレバー
・オリバー

オリバーに何があったのかはわかりませんが、無事に逃げ出せてよかったです。
それにしても、機関車のみんなも、ハット卿もやさしいですね。


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第72話 たんすいしゃがほしい

あらすじ

ある日、ゴードンは操車場でたくさんの石炭を入れています。

そこへ、ジェームスがやってきました。

「また、石炭入れているの」

「優秀な機関車には、たくさんの石炭がいるってことをお前にはわかっていないようだな」

ゴードンがいいます。

「ふん、ばかばかしい」

ジェームスは仕事にもどっていきました。

しばらくして、ゴードンが排水パイプから水を入れていると、ダックがやってきます。

「そんなに水をがぶ飲みしないほうがいいんじゃない」

「大型機関車はたくさん水がいるんだよ」

その後、ゴードンは大きな駅の操車場に入っていきました。

向こうにピカピカの炭水車が2台ならんでいるのを見て、ゴードンは思わず叫びました。

「おれに必要なのはこれだよ」

そこへディーゼルが近づいてきます。

「ディーゼルは炭水車がいらない、君らのかわりに俺らが走ってやるよ」

ゴードンは腹を立てました。

次の日もおさまりません。

ハット卿に「炭水車を2台持っているのはどうしてか」と、聞いてみました。

「それは彼の路線には、石炭を入れるところが少ないからだよ」

それを聞いてゴードンは、少し元気になりました。

ところが今度はヘンリーが文句をいっています。
彼は不機嫌そうに貨車にあたっています。

そのとき、ダックがドナルドに何かささやきました。
面白い考えが浮かびました。

「ぼくの炭水車を君にあげようか」

「きみが持っているわけないだろう」

「それならいいや」

「言い方がわるかったよ、いくつもっているの? いつもらえる?」

「6台なんだけど、今夜なら渡せるよ」

「どんなにステキな姿になるのか楽しみだな」

ヘンリーは一日中、興奮していました。

ヘンリーの姿をみようと、大勢の機関車が集まりました。

ところがヘンリーは全然かっこよくありません。

彼の引いてきた炭水車はみんな古くて汚くて、ごみがいっぱい詰まっていました。

「きれいに洗ってもらえよ。そうすればエンジンの調子もよくなるぜ」

出演
・トーマス
・ゴードン
・ジェームス
・ダック
・ドナルド
・パーシー
・ディーゼル
・ヘンリー

炭水車をもらえると、ヘンリーは喜んでいましたが、かっこいい炭水車でなかったですね。
うまい話はなかなかないようです。


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第71話 ビルとベンのけんか

あらすじ

ビルとベンはハット卿のもとで働く、いたずらなふたごの機関車です。
作業所から港の操車場まで貨車を押したり、引いたりしながら忙しく往復しています。

彼らは一緒にいるといつも何か楽しいことを思いつき、作業員にいたずらをしては喜んでいます。
でも、それがときどき騒ぎのもとになるのでした。

ある朝、ハット卿がやってきました。

「大事な荷物が操車場に着いた、手伝ってくれんか」

「はい、わかりました」

ふたりはその大事な仕事を、喜んで引き受けて操車場へと向かいました。

ボコが操車場で休んでいると、聞きなれた汽笛が聞こえてきます。

ふたごの機関車は忙しく働き、重い貨車を押したり引いたりしながら運びました。

やっとその日の仕事が終わると、ふたごたちはワクワクします。

はじめて転車台を使うからです。

最初に、ビルが転車台に乗りました。

ビルが全然降りようとしないので、係員が転車台を止めました。

ビルはしぶしぶ降ります。

しかし、係員がうっかり転車台の方向を間違えて、ビルは向こうからベンがやってくる線に降りてしまいました。

2台の機関車は急ブレーキをかけ、やっと止まります。

ふたりともにらみ合ったまま、動こうとしません。

ハット卿が怒りました。

翌日もベンは機嫌が悪いです。

ふたごの機関車たちは、一日中、お互いの悪口をいい合っていました。

最後には、人のよいエドワードまでが、我慢できなくなりました。

ボコはエドワードにある計画を話します。

それをエドワードの機関士はハット卿に伝えました。

翌朝、ハット卿はビルとベンを呼びます。

ハット卿はふたりで協力して、仕事をするようにいいますが、ベンがひとりでやるといいます。

ベンは貨車をつないで、引っ張ろうとしますが、貨車は重すぎてひとりではなかなか引っ張れません。

ふたりは笑い出します。

「交替でやるより、ふたりで一緒にやったほうがいいんじゃない」

お互い助け合うことは、すばらしいです。

でも、なによりもまた、仲良くなれたのが一番です。

出演
・ボコ
・エドワード
・ビル
・ベン

仲のよいふたりがけんかをして、どうなるかと思いましたが、仲直りができてよかったですね。


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第70話 うみをはしりたかったダック

あらすじ

パーシーとダックは港で働くのが好きです。

よく晴れた夏の夜などは、最高にすばらしいです。

ダックとパーシーは船が上げ下ろしする荷物を積んで、波止場を行ったり来たりしていました。

ある朝、ふたりは水平線にたくさんの船が浮かんでいるのを見ました。

ダックは、海を走ることを夢見ています。

そのとき、ヘリコプターのハロルドが飛んできて、話に入ってきました。

ハロルドは水平線の向こうまでいけるので、ダックはうらやましがります。

ダックはその日、一日中ヨットレースのことを話しました。

パーシーはうんざりします。

警報が鳴り、事故があったようです。
機関士は悪い知らせを持って帰ってきました。

けが人を病院まで運ぶことになります。

ダックは、病院があるとなりの駅に向かいました。

線路をすべるように、走ります。

バスのバーティーがやってきました。
けが人はお礼をいって、バーティーに乗り移ります。

その夜、パーシーとダックは波止場に遅くまで残っていました。

海はおだやかです。

流れ星に見えたのは、ハロルドでした。

ダックの上にヒラヒラと何かが落ちてきます。

ヨットの旗です。
ハロルドからのプレゼントでした。

ダックはときどき、水平線の向こうがわについて考えます。

出演
・パーシー
・ハロルド
・バーティー
・トーマス
・ダック

やっぱり、機関車はレールの上を走っているのが、かっこいいですね。


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第69話 あかはなのジェームス

あらすじ

牽引車のトレバーは果樹園で働いています。
小鳥がさえずり、木にはリンゴがなっていました。
とてもいい日です。

そこへ、ディーゼル機関車のボコがやってきました。

「ミツバチをおこらせないように」と話します。

ジェームスはボコにとやかくいわれるのが好きではないので、さっさと行ってしまいました。

ボコは次の駅で、ダックに会うために出発します。

ふたごのビルとベンは、構内で忙しそうに貨車を整理していましたが、ボコを見ると慌てて逃げていきました。

ジェームスがやってきて、「ディーゼル機関車にとやかくいわれたくない」といいます。

翌朝、ジェームスは客車を集めるため駅に行きました。
ホームは乗客であふれかえっています。
ポーターも大忙しです。

その時、事故が起こりました。
ミツバチの巣箱が倒れ、フタが開いてしまいました。

みんな、あわてて逃げだします。

ミツバチは寒いので、ジェームスのボイラーに集まりました。

一匹のミツバチが足にやけどをします。
ジェームスが、わざとやけどさせたと思い、怒りました。

そこでミツバチは、ジェームスの鼻をめがけて思いっきり、突き刺しました。

ジェームスは一目散に逃げ出します。

ジェームスたちは、ミツバチを追い払うため転車台で振りまわりますが、ダメでした。

次に、水で洗い流そうとしましたが、ミツバチはいっそうしがみつきます。

トンネルに入って、煙でいぶり出そうとしましたがムダでした。

果樹園に行って、巣箱を探しに行きます。

牧師が心配してジェームスを待っていました。

果樹園に着くと、ミツバチはまっしぐらに新しい巣箱に入っていきました。

夕方、ジェームスが機関庫で休んでいると、牧師が会いにきました。

「ミツバチを助けてくれてありがとう。クリスマスなら赤鼻のジェームスと呼んだのになぁ」

みんな笑い、ジェームスまでふきだしました。

その後、ジェームスは働きバチと呼ばれ、前より働き者になりました。

出演
・ダック
・トレバー
・ボコ
・ビル
・ベン
・ジェームス

ミツバチが逃げ出した時は、どうなるのかと思いましたが、ジェームスが鼻を刺されました。
ジェームスはかわいそうでしたが、前より働き者になってよかったです。

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第68話 トレバーとすてきなパーティー

あらすじ

トレバーは牽引車です。
形はずいぶん古いですが、本人は気にしていません。

友達のエドワードと同じように、自分はとても役に立っていると信じているからでした。

ある朝、早くトレバーは果樹園の中を走り回っています。
大事なニュースを早くエドワードに知らせたかったからでした。

海に行けない子どものためのお金を集めるために、パーティーを開くことになりました。
でも、エドワードは「線路がないと役に立たないだろう」といいます。

とても天気の良い日でしたが、エドワードは残念な気分でした。

次の日、トレバーがガッカリした顔をしていました。

今度は悪いニュースです。

牧師さんがポスターを貼り忘れたので、だれもパーティーに来ないといいます。

でも、エドワードはいい考えを思いつきました。

エドワードのボディーにポスターを貼ることです。

早速、実行され、ポスターを貼ったエドワードは、駅から駅へと楽しそうに走り回りました。

いよいよ、パーティーの日がやってきました。

でも、前の晩の激しい雨のため、地面がぬかるんでいます。

トレバーは子どもたちを乗せて、静かな田舎道を何回も往復しました。

事故が起こりました。

バーティーの車輪がぬかるんだ地面にはまり込んでしまっています。

そこへ、トレバーとトラクターのテレンスがやってきました。

丈夫なロープを使って、テレンスはバーティーをどろの中から助け出します。

夕方、牧師がエドワードと機関士に会いに来ました。

牧師は感謝し、エドワードは喜びます。

トレバーも、海に行けることになった子ども達のことを考えながら、幸せな気分で眠りにつきました。

出演
・エドワード
・バーティー
・テレンス
・トレバー

子ども達のために働いた、トレバーとエドワードはやさしいですね。


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第67話 トビーのつなわたり

あらすじ

ある日、パーシーは貨車に石を積むため石切場にやってきました。

あたり一面、雪や霜に覆われ物音ひとつしません。

パーシーが奥へ進むと、ディーゼル機関車のメービスが岩陰で休んでいます。

メービスはこの前の失敗をまだ、気にしていました。

パーシーの忠告もメービスは聞こうとしません。

貨車の整理は面倒な仕事です。

トビーのいうとおりにするには、一日中同じところを何度も行ったり来たりしなければなりません。

そこで、彼女は計画を練り、機関士に話します。

機関士はメービスの計画に気づかずに、メービスを石切場の端まで行かせることにしました。

2、3日すると暖かくなり、雪解けの季節が来ます。

石切場はまた、忙しくなります。

列車のなかにはとても長いものもあって、それをトビーに引き渡すために、踏み切りの向こう側まで引っ張っていくとこもありました。

そのとき、メービスにいい考えが浮かびました。

貨車に「踏み切りのところで突き飛ばしてよ」と頼みます。

だが、メービスがいないとき、トビーが自分で貨車を入れ替えようと、やってきました。

貨車たちは、メービスのかわりにトビーを突き飛ばすことにします。

トビーはブレーキをかけようとします。

それが貨車たちの合図でした。

トビーはすっ飛び、その後貨車たちは、はやしたてながらついてきました。

ところがその先の川では、雪解け水があふれて勢いを増し、橋がいまにも崩れ落ちそうになっています。

ついに、橋が崩れ線路がまるで渡り綱のようになってしまいました。

機関士は必死になって列車を止めようとしますが、橋はどんどんせまってきます。

機関士は力いっぱいブレーキをかけると、トビーはようやく橋の上で止まりました。

だが、車輪は頼りなげな線路の上です。
下を見ると、ものすごい流れが渦巻いていました。

事故の知らせを聞いて、メービスが助けに飛んで来ました。

トビーが落ちないよう、作業員が鎖で縛り付けている間に、メービスは貨車たちを引き離します。

そして、彼女はトビーを安全な場所まで引っ張りました。

しばらくして、ハット卿がやってきました。

メービスはハット卿に「自分のせい」だといい、「トビーの路線を走らせてほしい」といいます。

彼女の希望は叶い、幸せいっぱいです。

ハット卿も本当に彼女が優秀な機関車になったと思っています。

出演
・パーシー
・メービス
・トビー

たいした事故にならなくて、よかったです。
メービスの願いも叶ってよかったですね。


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第66話 いしきりばのメービス

あらすじ

メービスは、石切場で働くディーゼル機関車です。
彼女にはトビーと同じように、車輪を覆う板がついています。
メービスは若いので何でも自分のやり方でやり、トビーの貨車を毎日違う場所に置いてしまいます。

トビーはそのことに腹を立てていました。

トビーは「ひとりで運べよ」といい、メービスはかえって喜びます。

ディーゼルがやってきました。

メービスが「トビーは蒸気機関車じゃないと貨車が運べないとおもっているのよ」

ディーゼルは貨車のことは何もしらないのに、俺たちならもっとうまくやれるといいます。

トビーの路線は駅の裏で道と交差していました。
その道が霜のために凍ってコチコチになり、とても、滑りやすくなっていました。

そこで、トビーはその道にさしかかる前で一度停止して、機関助士が車と止めてから、勢いをつけて、走り出します。

後ろから貨車に押してもらうので、凍った線路の上も踏み切りをわたるのも大丈夫です。
これが一番安全です。

トビーはメービスにこの方法を教えました。

でも、貨車たちはメービスに振り回されていて、うんざりしていました。
貨車たちは仕返しをしようとします。

メービスはそんなことに、まったく気づかずに貨車を引いて、踏み切りで止まりました。

車はみんな、停止しました。

メービスはトビーの忠告を聞かなかったので、貨車たちの思う壺にはまってしまいます。

作業員が線路に砂をかけて、凍ったドロを取り除こうとしますが、うまくいかず、みんなイライラします。

メービスはとうとう泣き出してしまいました。

トビーは操車場でこの事故のことを知ります。

トビーは助けに向かいました。

怒った人々がメービスに文句をいっています。

トビーは蒸気を大量に出し、何度もスイッチしながら、メービスを押して列車を押し戻そうとします。

たいへんな力仕事なので、トビーの火は激しく燃えました。

熱い灰を助士たちは、凍ったドロを溶かすためにまきます。

ついに、もとに戻すことが出来ました。

彼女は貨車をもとに戻すと、一目散に自分の石切場に帰っていきました。

出演
・トビー
・ディーゼル
・バーティー
・テレンス
・メービス

困っているメービスを助けたトビーはかっこよかったですね。


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第65話 しんじられるきかんしゃ

あらすじ

すばらしいお天気です。

トーマスは朝から機嫌がいいです。

バーティーがやってきました。

ふたりは次の駅で、また、会いました。

バーティーは機関車が信じられないといいます。

トーマスは急いで次の駅に向かいます。

操車場では、ジェームスが機嫌悪そうに働いていました。

ジェームスはトーマスを見つけると病気のふりをします。

トーマスはジェームスが病気だと信じました。

トーマスはジェームスの貨車を引いて、石切り場に向かいます。

貨車たちはジェームスのやり方をうらんで、機嫌が悪いです。
トーマスにいたずらをします。

トーマスは石切り場の石を貨車に積むと、接続駅へと向かいました。

下り坂になると貨車たちがいたずらをはじめます。

トーマスはぬかるみにはまってしまいました。

ダックがやってきて、貨車を運び、エドワードがトーマスを運んでくれました。

駅に着くと、ジェームスがトーマスに話しかけます。

ジェームスもゴードンも反省しています。

その時、バーティーが到着しました。
すごく機嫌がいいです。

道を直してもらい、機関車が信じられるといっています。

「とくに、トーマスっていうのが最高だね」

ゴードンとジェームスは決まり悪そうに引き上げていきました。

出演
・トーマス
・ジェームス
・ゴードン
・ダック
・エドワード
・バーティー

トーマスは災難でしたが、最後はバーティーが機関車を信じられるようになってよかったです。


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第64話 おくれたゆうびんしゃ

あらすじ

夜、ほとんどの機関車が機関庫で休んでいる時、ジーっと耳を澄ますと機関車の汽笛や車輪の音が聞こえて来ることがあります。
それは、郵便車の音でした。

一台はトーマスが引っ張り、もう一台はパーシーは引っ張ります。
荷物が重過ぎて、機関車一台だけではむりなのでした。

郵便は港で積み込まれ、トーマスとパーシーがそれを駅まで送ります。

晴れた夜なら明るい月の光がふたりのお供をしてくれますが、真っ暗で星さえ見えない時もあります。

でも、どんな天気の時でも、線路の明かりが行く手を照らしてくれます。

ある晩、パーシーは連絡駅でヘンリーを待っていました。
本線の列車が遅れているようです。

やっと、ヘンリーが到着しました。

パーシーは必死で走ります。

だが、仕事を終えた時はもう、日が昇っていました。

ハロルドがやってきて、「配達にしては、遅すぎるんじゃない」といいます。

パーシーはとても疲れていて、説明する気にもなりませんでした。

パーシーは機関庫にもぐりこむと、まるで死んだように眠りました。

その夜、パーシーの機関士は早めに出発することにしました。

トーマスが連絡駅で待っています。

ふたりが出発しようとした時、聞きなれた音が聞こえてきました。

ハロルドがやってきました。

ハロルドは「うわさが飛び回っている」といいます。

その夜はすべてが順調に進みました。

トーマスとパーシーはどの駅も時間通りに停車しました。

トーマスはある駅で、困っている人に気づきます。
最終列車に乗り遅れてしまったのです。

乗せていくことにしました。

次の日の午後、パーシーは飛行場で休んでいるハロルドを見かけます。

風が強くて飛べないようです。

その晩、ハット卿は例の乗り遅れた人からの手紙を見せました。

「“君たちはふたりともすばらしい”と書いてある。郵便車は鉄道の誇りだな」

出演
・トーマス
・ヘンリー
・ハロルド
・ダック
・パーシー

郵便が遅れてしまうこともありましたが、困っている人を助け、感謝されてよかったですね。


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第63話 いたずらはだめだよ ジェームス

あらすじ

ジェームスは貨車も客車も引ける特別な機関車です。
おしゃれな赤いボディは彼の自慢でした。

ある朝、ジェームスはみんなに向かって、汽笛を鳴らしました。

ジェームスは、その後もまだ、自慢をしています。

ジェームスは口からでまかせをいいます。

ピカピカの新しい客車をトーマスが押してきました。

ジェームスはハット卿にいわれたといって客車を連結して、飛び出していきます。

トーマスが貨車を引っ張って戻ってきました。

しばらくして、ゴードンもやってきます。

トーマスから話を聞いて、ゴードンは腹を立てました。

一方、ジェームスはご機嫌です。

ところが、駅でハット卿が待っていました。
ハット卿にしかられます。

みんながジェームスを冷やかしました。

翌朝、ジェームスは仕事に戻りました。

ジェームスは貨車をつなぎ、港に向かいます。
彼は貨車を入れたり出したり、一日中いそがしく働きました。

仕事が終わって帰ろうとした時、ある男が話しかけてきました。

「すいませんが、乗せてってもらえませんか。ハット卿との約束の時間に遅れそうなので」

その人は、鉄道監督官でした。

ジェームスは、全速力ですべる様に走っていきます。

待っていたハット卿に鉄道監督官はていねいにあいさつをしました。

「本当にいい機関車をお持ちですね」

「ジェームス、今度こそ本物の立派な機関車になったな」

出演
・トーマス
・パーシー
・ヘンリー
・ゴードン
・ジェームス

ジェームスはうそをいって客車を運んでしまいましたが、反省をしてちゃんと仕事をしましたね。
最後にほめられてよかったです。


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第62話 どろんこゴードン

あらすじ

ある朝、トーマスがボディを洗ってもらっていると、ゴードンがやってきました。

彼の青いボディもドロだらけでした。

ゴードンは機嫌が悪くなります。

次の駅に看板が出ています。

“列車を毎日きれいに洗うこと”

ちょうど、ジェームスが洗い終えたところでした。

ゴードンは蒸気を吹きかけ、ジェームスはドロだらけ。また洗い直しです。

ゴードンは大きな駅に入っていきます。

ホームではハット卿が待っていました。

ゴードンは汚いので、客車を引くことが出来ませんでした。

ゴードンはすぐに洗ってもらいます。

その後は、一日中、貨車を引いていました。

ゴードンは貨車を突き飛ばします。

ゴードンが戻ってくると、ジェームスが急行列車を連結するところでした。

丘は嵐のため、線路に木の葉が散り、滑りやすくなっています。

ジェームスはそれを知っていたので勢いをつけて走ります。

丘の途中まで来ると、ジェームスは自信がなくなってきました。

そして、とうとう登れなくなってしまいました。

客車が重いので後ろに下がっていきます。

機関士がブレーキをかけ、注意深く止めました。

ゴードンはすべてを見ていました。

ゴードンが後ろから押すことになります。

ふたりは勢いよく煙と蒸気を噴出しながら、懸命に丘を登っていきます。

ついに、頂上にたどり着きました。

その夜、ハット卿が機関車たちに会いに来ました。

きれいにしていれば、客車を引かせるといいます。

みんなが眠りについた後、ゴードンはいいました。

「汚くても、きれい。おれは有名な機関車さ」

出演
・トーマス
・ジェームス
・ゴードン
・トーマス

丘を登れないジェームスを押してあげて、ゴードンはもやさしいなと思いました。
でも、最後のセリフはゴードンらしいと思います。

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第61話 ヘンリーのもり

あらすじ

緑色の機関車のヘンリーは、何年もソドー島に住んでいます。
彼は島のすべてが気に入っていました。
花の咲き乱れる野原や白い砂浜、どこよりも行くのを楽しみにしている場所が一つあります。
機関士もそこを知っています。

「きょうは仕事が早く片付いた、森で一休みしていかないか」

ヘンリーはその森が大好きでした。
森には、太い樫の木や高い杉の木がたくさんあります。

ヘンリーはここに来ると、思い出すことがあります。
むかし、この森にトビーと新しい苗木を運んできて、それをテレンスとトレバーが植える手伝いをしたこと。
その苗木も他の木にまじってスクスク育っています。

しかし、ある晩のこと、すべてが一変しました。

朝になると、風はおさまっていましたが、大きな被害が出ていました。

ドナルドはクレーン車をつないで、出発し、ヘンリーもそれについて行きます。

たくさんの木があちこちに倒れています。
丘の斜面は丸裸です。

ヘンリーは自分の貨車に丸太をいっぱい積むと、家具などを作る工場に運んでいきました。

トビーは森が元に戻らないかなと思います。

ハット卿がトビーに森まで貨車を引いていってくれないかと頼みました。

貨車が到着するとトビーは喜びました。
貨車には、森に植える苗木がたくさん積んであります。

帰ってきたヘンリーは驚きました。
作業員たちが木を片づけ、テレンスとトレバーが忙しそうに手伝っています。

いまでは木は力強くスクスク育ち、逃げていた動物たちも戻ってきました。

静けさの中で、時折木の葉の揺れる音や小鳥の羽ばたきが聞こえ、子どもたちの笑い声が遠くから響くと、ヘンリーはこの森ですごせることをとても幸せに思うのでした。

出演
・トーマス
・トビー
・ジェームス
・テレンス
・トレバー
・ヘンリー

森が、風でめちゃくちゃになってしまったときは、これからどうなってしまうのかと思いましたが、苗木を植えて元通りになったので、とてもよかったです。


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第60話 ディーゼルがかえってきた

あらすじ

ダックとパーシーは港で楽しく働いていました。
荷物をいっぱい積んだ貨車を岸壁から運んでいます。

ある朝、彼らはすっかりくたびれていました。
港がいままでになく、忙しかったからです。

「機関車をもう一台増やしたほうがよさそうだな」

ハット卿がいいます。

彼らは新しい機関車を楽しみに待っていました。

ところがやってきた機関車を見てビックリします。

「おはよう」

ゴロゴロした声でディーゼルがやってきました。

しかし、ふたりはディーゼルのことを信用していません。
そして機関庫から出て仕事をするのをやめてしまいました。

ハット卿がお茶を楽しんでいるところに、電話が鳴ります。

「なに、港で問題が起こっているのか。すぐいく」

ディーゼルはひとりで懸命に働いていました。
でも、岸壁には荷物がたまり、船や乗客にも遅れが出始めています。
みんな、ブツブツ文句をいっています。

ハット卿が機関庫にいってみると、パーシーとダックはふくれっ面をしていました。

ふたりはディーゼルとは働きたくないといいます。

ハット卿が「もう一度、チャンスを与えようと思った」といい、パーシーとダックはしぶしぶ仕事にもとりました。

翌朝、ディーゼルの機関士がちゃんとブレーキをかけなかったので、ディーゼルが勝手に動き出してしまい、パーシーにぶつかります。

パーシーに謝らずに笑っていました。

その後も、ディーゼルは荷物をあたりにちらかします。

パーシーとダックは話し合ってハット卿に何もいわないことにしました。

次の日、ディーゼルは何もいわれないことをいいことに、ますます乱暴になります。

彼が陶土を積んだ貨車に思いっきりぶつかると、車止めが壊れていて貨車が海の中に落ちてしまいました。

そのことはすぐに、ハット卿の耳に入ります。

貨車は無事に海から引き上げられましたが、陶土は全部だめになってしまいました。

ハット卿はディーゼルに「ここにいなくていい」といい、パーシーとダックに「君達だけで仕事をこなしてくれるか」といいます。

ふたりは口笛を吹きながら、仕事にもどりました。

そして、ディーゼルはすごすごと港を去っていきました。

出演
・パーシー
・ダック
・ディーゼル

ディーゼルの勝手な行動には困りますね。


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第59話 トーマスとパーシーとりゅう

あらすじ

トーマスとパーシーは仲のよい友達です。
でも、トーマスが怖がりなので、そのことでからかいました。

ある晩、トーマスが気持ちよく眠っていると、パーシーがからかいます。

トーマスは相手にせず、眠りました。

翌朝、ハット卿が会いにきました。

今夜、港に行って変わったものを運んでほしいと、トーマスに頼みます。

パーシーは引込み線に貨車を移動していました。
そこへヘンリーがやってきて、ヘンリーが通り過ぎるまで待っています。

その時、トラブルが起こります。
スイッチが壊れて、ポイントの切り替えが出来なくなりました。
修理には時間がかかるので、ここで泊まることになります。

夜も更け、パーシーは心細くなってきました。
パーシーは、「トーマスもここに、居てくれたらよかったのになぁ」といいます。

そこのろ、トーマスは港でなぞの荷物を待っていました。

突然、その姿があらわれます。

竜にトーマスは驚きますが、紙で出来てると知って、安心します。

貨車に竜を積み、トーマスは夜の霧の中を走っていきました。

パーシーは引込み線の上でぐっすり眠っていて、近づいてくるトーマスに気がつきません。

竜に驚き、パーシーは目をつぶっています。

翌朝、ポイントが直りパーシーが、接続駅にやってきました。
ちょうど、ゴードンが出発するところです。

パーシーはゴードンに「夕べ、竜をみた」と話します。

ゴードンは相手にしません。

それを聞いたみんなも笑います。

そこへ、竜がやってきました。

パーシーは驚きますが、トーマスが竜のことを説明します。

トーマスが外で寝た感想を聞き、パーシーは正直に答えました。

「時には臆病者かもしれないけど、勇気だってあるよね」

と、トーマスはいいました。

出演
・トーマス
・ジェームス
・ゴードン
・パーシー

パーシーはトーマスをからかっていましたが、自分も怖い目にあってしまいましたね。
「臆病者かもしれないけど、勇気だってあるよね」には、そのとおりだと思いました。


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第58話 トーマスとバーティーのてだすけ

あらすじ

トーマスは毎日午後になると、アニーとクララベルを引いて支線を走っています。

陸橋が見えてきました。

トーマスの音が聞こえてくると、子どもたちが陸橋の上から手を振り、見送ってくれます。

ある日、トーマスは時間に遅れていました。

パーシーが「ハット卿が別の機関車を雇うかもしれない」といい、
トーマスは「そんなことはしないよ」といいました。

次の日、トーマスは急いでいました。
貨物駅のホームで検査官が赤い旗を振っています。
子どもたちも手を振っています。

スクールバスが故障して、子どもたちを家まで送ることになりました。

駅から家までは、バスのバーティーが送ってくれます。

仕事を終えて帰ると、もう夜になっていました。

ハット卿に怒られると心配しています。

でも、次の朝、トーマスがお客を乗せに駅にやってきたときには、ハット卿の姿はどこにも見当たりませんでした。

「たすかった」

トーマスは自分の支線のことは隅々までよく知っています。

でも、前方のレールが太陽の熱でグニャグニャになっているとは知りませんでした。

「気をつけろ、トーマス」

機関士が叫びましたが、トーマスは脱線してしまいます。

レールを修理している間、トーマスは操車場で貨物を押すことになりました。

バーティーが会いにきました。

トーマスのお客を迎えに、バーティーは駅に向かいます。

バーティーは線路沿いの道を走り、駅ごとに止まってはお客を乗せ、駅以外のところでも止まりました。

何日かして、ハット卿がやってきました。

「支線が直ったぞ。バーティーと一緒に働けるよう、時刻表を改正することにしよう」

トーマスが駅に着くと彼の心配をよそに、お客が待っています。

「やっぱり、きみがいないとさみしいよ」

後で、トーマスはバーティーに会いに行きました。

「お客の面倒をみてくれて、ありがとう」

「どういたしまして」

「ずっと友達でいよう」

出演
・トーマス
・パーシー
・バーティー

バーティーはトーマスが困っているところを助けて偉いですね。
ずっとなかよしでいてほしいです。


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第57話 ドナルドのあひる

あらすじ

ダックは大きな駅の操作場で、一生懸命働いています。
客車を引くこともあれば、貨車を押すこともありました。
どんな仕事でも、ダックは文句も言わずにこなしています。

ある日、ダックが機関庫で休んでいると、ハット卿がやってきました。

ダックに「支線を持ってみないか」といいます。

というわけで、ダックは新しい支線を受け持つことになりました。
責任のある仕事をもらいとてもうれしかったです。

彼の支線は、海岸を通って港までつながっています。
ダックはこの支線のカーブを走るのが大好きでした。
煙が潮風になびき、彼の緑のボディは太陽を浴びて輝いています。

ダックは「休みの日みたいだな」といっていますが、今まで以上に忙しくなります。

ハット卿が港に、新しい駅を建設していました。

ダックは仕事があればどこまでも、重たい貨車を引いてきます。
バーティーはダックの乗客の面倒をみたし、他の機関車たちも手伝いましたが、この仕事には時間がかかりました。
そこら中、騒音とホコリでいっぱいです。

ダックは自分の仕事がどんなに大事か、ドナルドに永遠に語り続けました。

ドナルドに「ガーガーとあひるみたいだ」といわれて、怒りました。

次の日、ダックは機関士たちに話しました。

「あひるみたいだと、ドナルドがいうんだ」

ダックと機関士たちはドナルドに仕返しをすることにします。

その日は、どの機関車も忙しくて、お互いに話も出来ませんでした。
ドナルドもガーガーとからかうヒマもありません。

ドナルドが眠りにつくと、ダックの機関士と助手は、ドナルドのタンクに何かを入れます。

翌朝、ドナルドが水を入れるために停車すると、思いがけないお客が乗っていることに気づきました。

小さな白いあひるがタンクの中から飛び出してきます。

ドナルドはだれがやったか、わかっているようでした。

あひるは大人しく、助手のサンドイッチを分けてもらい、パクパク食べました。
そして、炭水車に乗ったままです。

他の機関車たちはこのあひるのことを知って、ドナルドをからかいました。

あひるは旅行に飽きてしまい、駅で飛び降りてしまいます。

その夜、ドナルドの機関士と助手は、ダックにお返しをすることにしました。

翌朝、ダックの作業員たちがやってきます。

石炭入れの下に、卵が入った巣箱が置いてありました。

「ドナルド、君の勝ちだよ。君を負かすには頭がいるね」

ダックがいいました。

あひるは、近くの池に放されて、通り過ぎる列車を見送ります。

駅長はあひるにデイリーと名づけましたが、他のみんなは、ドナルドのダックと呼び続けました。

出演
・トビー
・ドナルド
・ダック

ダックは働きもので、関心します。
仕返しも、仕返しの仕返しも、かわいいものでしたね。


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第56話 ゴードンとゆうめいなきかんしゃ

あらすじ

その日は、操車場の大事な日でした。
みんな、ワクワクしながらメモを取ったり、写真を撮ったりしています。
特別な機関車がやってきたのでした。

トーマスたちは噂話をしています。

そのとき、ゴードンが到着しましたが、さっさといってしまいます。

その夜、機関車たちはセレブリティーと遅くまで、いろいろなおしゃべりをして楽しみました。
そして、彼がちっとも気取ってないということがわかりました。

セレブリティーは、次の朝、早く出発していきました。

ゴードンはセレブリティーのことが、気に入らないようです。

ダックは貨車を引いて、エドワードの駅に行きました。

ダックとエドワードがセレブリティーの話をします。

ゴードンが猛スピードで走ってきます。
ものすごい勢いで走りすぎていきました。

機関士がゴードンをなだめます。

「落ち着くんだ、ゴードン。レースをやっているんじゃないぞ」

「レースをやっているのさ」

突然、ゴードンは変な気分になってきました。

橋の上は風がビュービュー吹きまわっていて、いたずらな風が突然、彼に向かってきます。

風には風の考えがあり、ゴードンのボイラーをガタガタいわせて、ドームを外して下の谷底に吹き飛ばしてしまいました。

ゴードンはすごく気持ちが悪かったです。
ドームがなくなり、冷たい風が入り込んできました。

大きな駅に着くと、貨車たちが彼を見て、笑いました。

ゴードンは貨車たちを追い払おうとしますが、集まってくるばかりです。

帰り道で、ゴードンは機関紙にいいました。

「ドームを探してきてくれよ」

「新しいドームを着けてもらうしかない」

ドームが外れて、少し身軽になったはずなのに、ゴードンの足取りは重かったです。

「あぁー、今夜は機関庫にだれもいないといいがな」

しかし、機関庫では全員おそろいで待っていました。

影でみんながクスクス笑っていました。

出演
・トーマス
・パーシー
・エドワード
・ダック
・ゴードン

ゴードンはセレブリティーを意識するあまりにドームをなくしてしまいましたね。
もっと、仲良くできればいいのにと思いました。


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第55話 ほめられなかったジェームス

あらすじ

ソドー島に大勢の観光客がやってきたので、ハット卿は列車の数を増やすことにしました。

ゴードンは、いつもよりたくさん働かなくてはなりません。

ゴードンが仕事を終えて帰ってくると、また、次の仕事が待っていました。

ハット卿はゴードンを休ませることにします。

「ジェームスがお前の代わりをやってくれるだろう」

ジェームスは喜びました。
赤いボディを見せびらかしたくて仕方ありません。
そこで、ゴードンと同じくらいの速さで走ろうとします。

トビーの部品が古くなり、修理してもらうことになりました。
ヘンリエッタは、パーシーが世話をすることになります。

まもなくトビーは本線に入り、カタコトとゆっくり走っていきます。
トビーの車輪は小さくて、タンクにあまり水が蓄えられません。
長く走ったので、のどが乾いてきました。

遠くに信号が見えてきます。
駅がありました。

これでジェームスが来る前に、水を蓄えることが出来ます。
トビーの機関士たちも双考えました。
水を入れてもらっていると、信号士がやってきます。

信号士はトビーに会うのが初めてでした。
トビーの機関士がわけをいおうとしても、聞いてくれません。

「ジェームスの急行がくるから、線路をあけなきゃだめだ」

トビーは悲しそうに、去っていきます。

急いで走ったのでたくさんの水を使い、蒸気がきれて止まってしまいました。

そこへ、パーシーがヘンリエッタを引いてやってきました。

緊急事態にヘンリエッタは心配します。

パーシーはヘンリエッタをなだめて、助手を乗せてジェームスに知らせに行きます。

しかし、知らせを聞いたジェームスは腹を立てました。

トビーを押していくことになりました。
ジェームスは文句をいいますが、トビーを探しに行きます。

ジェームスはトビーを押していきます。

ジェームスは精一杯、働かなくてはなりませんでした。

修理工場の駅に着いたときには、クタクタになっていました。

ホームに子どもたちがいます。

「時間が遅れた上に、機関車が2台ついているよ。きっとジェームスひとりで走れないから、トビーが手伝ったんだね。」

「気にするなよ、わかってもらえないことだってあるよ」

トビーがいいます。

「ふん!」

出演
・パーシー
・ゴードン
・トビー
・ジェームス

ジェームスは一生懸命働いたのに、子どもたちに勘違いをされてかわいそうですね。


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第54話 パーシーとこうずい

あらすじ

毎年、夏になると、ソドー島はとてもいそがしいです。
夏休みの天気のいい日には、大勢の人々が観光にやってきました。
山が好きな人がいれば、谷間に行きたいという人もいます。
子どもたちは海辺が大好きです。

ある朝、トーマスは海岸線の線路を走っていました。
客車のアニーとクララベルは海に行く子どもたちでいっぱいです。
みんな、楽しそうです。

パーシーは港に貨車を引いていくところでした。

「やあ、トーマス、楽しそうだね。ぼくも貨車じゃなくて子どもたちを乗せたいよ」

「日曜学校の子どもたちを乗せているんだ。でも、今夜は忙しくて、帰りはきみが子どもたちを乗せてくれない?」

「いいとも、まかしてよ」

その後、パーシーはハロルドに会いました。

「いま、厳重警戒中なんだ。ぼくの助けがいりそうなんだ、きみも気をつけろよ」

「どんな、天気でもレールさえあれば、どこにでもいけるよ」

パーシーは途中で、エドワードに会いました。

「パーシー、嵐が来るから気をつけて」

「約束は約束さ、天気なんて関係ないよ」

子どもたちは、はじめは天気に恵まれましたが、お茶の時間になると黒い雲が現れました。

アニーとクララベルはパーシーが来るのを待っています。

雨が、パーシーのボイラーに流れ込みました。

「あぁ、冷たい。早く機関庫に帰って休もう」

パーシーは精一杯走り、海辺の村を抜けて、田園地帯にやってきました。

川は水かさがどんどん増してきます。

パーシーは必死で雨の中を進み増したが、もっと、たいへんなことが待ち受けていました。

水かさの増えた川に入ってしまいました。

「ボイラーの火が消えちゃうよ」

機関士たちは乾いた板を探しに、車掌車に行きました。

「床板を少しわけてくれないか」

助士が車掌に頼みました。

「え、床板を?」

車掌はしぶりながらも協力してくれて、火は勢いよく燃えはじめました。

「あったか~い」

そのとき、ハロルドがやってきました。

「はぁ~、ハロルドに笑われるんだろうな」

ハロルドからパーシーの上に何か落とされました。

温かい飲み物を落としてくれました。

パーシーの車輪が水の中で回りはじめました。

蒸気が切れかかりましたが、走り続けます。

力をふりしぼり、ついに、終点に着きました。

「よくやったな、パーシー。きみは約束をはたしたんだよ」

ハット卿がハロルドに乗って、やってきました。

機関士たちをねぎらい、パーシーにいいました。

「ハロルドがいっていたぞ。パーシーすごい、潜水艦みたいに走るなんで出来ない」

「ありがとうごさいます」

出演
・トーマス
・エドワード
・ハロルド
・パーシー

パーシーは洪水の中を一生懸命走りました。
約束を守りえらかったですね。


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第53話 パーシーのマフラー

あらすじ

寒い冬の朝でした。
風は冷たく、地面は霜で真っ白です。

機関庫の周りは風が強く、トーマスとパーシーにしきりに雪が降りかかってきます。

トーマスとパーシーは、暖かくなるようにおしゃべりを始めました。

マフラーがほしいとパーシーがいい出します。

ハット卿は朝ごはんに、温かいおかゆを食べいます。
きょうは大事なお客を案内するので、とっておきのズボンにアイロンをかけておきました。

ハット卿は出かけていきます。

一方、パーシーは一生懸命働いていました。
釜の火はよく燃えていましたが、まだ、マフラーのことを考えています。
どこに行っても、マフラーが目に付いてしょうがありません。

撮影の時間になりました。
だれもが心待ちにしています。
ハット卿はズボンが来るのを待っていました。

ズボンが入ったトランクは荷車の上です。
ポーターたちは荷車の荷物が落ちないよう、後ろ向きで線路を横切ろうとしていました。

パーシーがやってきました。
そっと入っていって、客車を驚かそうとします。
だから、ポーターたちは気づいていません。

ドカン!

荷物の箱やトランクがあちこちに吹き飛びました。

ベトベトのジャムがみんなの頭に滴り落ちます。

そして、パーシーのランプの棒には帽子が引っかかっていました。

最悪なのは、ハット卿のズボンが煙突にグルグル巻きついていたことです。

みんな、カンカンです。

ハット卿が、怒鳴りました。

「帽子もズボンも台無しだ。お客の服も弁償しなければならない。二度といらずらしてはいかん」

パーシーはスゴスゴと引き上げ、途中で、ジェームスに会いました。

「いいマフラーが見つかったな。でも、はく方がいいんじゃないか?」

その夜、機関士が煙突からズボンを取り外し、きれいに磨きました。

「明日の朝は、助手が早く来るってさ」

トーマスがいいます。

ヘンリーが帰ってきました。
楽しい旅で気の晴れた彼は、パーシーが気の毒になりました。

「明日は暖かくなるらしいよ。そしたらマフラーはいらないね」

「機関車にマフラーはいらないよ。いるのは暖かいボイラーさ」

出演
・トーマス
・ヘンリー
・ジェームス
・パーシー

パーシーは最後に煙突にマフラーを巻くことになってしまいますが、マフラーよりボイラーの方がいるといっていましたね。
確かに、煙突にマフラーはいらないですよね。


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第52話 きかんしゃたちのクリスマス・キャロル

あらすじ

クリスマスの2日前でした。
ソドー島の子ども達はみんなクリスマスを楽しみにしています。

機関車たちは準備に追われ、忙しく働いていました。

ハット卿は、今年のクリスマスパーティーは最高のものにしたいと、思っていました。

ホームでハット卿がイライラしながらトーマスを待っています。

ハット卿がトーマスに「ツリーを運んできてほしい」といいました。

トーマスがクリスマス・キャロルが歌えるかどうかハット卿に訪ねると

「もちろんだよ」

と、答えました。

トーマスは大事な任務を果たすために、出かけていきます。

注意深くツリーを運んできましたが、前方に大きな雪の吹き溜まりがありました。

吹き溜まりに突っ込んでしまい、汽笛を鳴らし動こうとしますが、もっと悪いことが起こります。

トーマスは雪の中に埋もれてしまいました。

操作場では、何も知らない機関車たちが待ちくたびれています。
トーマスが遅いので、文句をいっています。

ハット卿は「トーマスが脱線したと思う」といいました。

機関車たちはトーマスを気の毒に思い、双子のドナルドとダグラスが救助に向かいます。

間もなく、双子たちは大きな雪の吹き溜まりのところにやってきました。

「たすけて~」

「何か聞こえますね」

ドナルドがいいます。

トーマスを見つけて、作業員が救助にきましたが、大量の雪をどけるには時間がかかります。

ついに、ツリーとトーマスが雪の中から引っ張り出されました。

トーマスは再び走り出すことができ、駅へと急ぎます。

ハット卿は彼らをあたたかく出迎えてくれました。

大きな駅に全員が集まります。

「いち、にい、さん!」

まるで、魔法のように駅が明るく輝きました。

そのとき、奇妙な音が聞こえてきました。
パーシーとトビーはそれがなにかわかりニッコリしました。

それはキラキラと輝きながら舞い降りてきて、雪の上にそっと着地します。
ヘリコプターのハロルドでした。

何よりもすばらしい贈り物、サンタクロースをつれてきました。

人々は歓声を上げ、パーティーがはじまります。

「このパーティーのためなら、雪もすばらしいね。パーシー、クリスマスおめでとう。みんなおめでとう」

出演

・トーマス
・エドワード
・ヘンリー
・ゴードン
・ジェームス
・パーシー
・トビー
・ダック
・ドナルド
・ダグラス
・ビル
・ベン
・ボコ
・ディーゼル
・テレンス
・バーティー
・トレバー
・ハロルド

トーマスが雪に埋もれて、たいへんでしたが、クリスマスはやっぱりいいですね。


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第51話 けむしになったパーシー

あらすじ

作業員たちが線路際の草を刈り、それをかき集めて山積みにして、日に干します。
毎年、この時期になるとこの作業場に、パーシーが空の貨車を引いてやってきます。
作業員たちが貨車に干草を積むと、パーシーがそれを駅まで運びます。
そして、それをトビーが丘の上の農場まで運びます。
家畜のエサにスルのです。

パーシーが幽霊のような声を出し、それが原因でトーマスと言い合いになります。

パーシーは干草を集めに行きます。
はやく仕事を済ませて、家に戻ることにしました。

ところが、そこで事故が起こりました。

突然、木箱が落ちてきて、パーシーの顔中にベトベトに黒蜜がかかります。

作業員たちがパーシーについた黒蜜をふき取りました。
まだ、ベトベトしていますが、パーシーは出発します。

走っているうちに、強い風が吹いてきました。

干草は風に飛ばされて、線路中に飛び散っています。

パーシーはスピードをあげて走りますが、干草でレールが滑りやすくなっていて、車輪が空回りしました。
前に進むには、何度も何度も立ち止まっては、作業員たちに線路の干草を片付けてもらわなくては鳴りませんでした。

パーシーが来るのをみんなが待っています。

パーシーが姿を現しました。

みんな、ゲラゲラ笑っています。

「遅れてごめん」とパーシーが謝りました。

パーシーは干草だらけです。

機関庫にパーシーが戻ると、機関士がパーシーの姿を鏡に映して見せてくれました。

パーシーを見て、みんなが笑うわけがわかりました。

トビーに見つかる前に、なんとかしてと頼みますが、手遅れでした。

トーマスがトビーに全部、話してしまいました。

トーマスは幽霊の話で驚かされたお返しに、緑の芋虫が毛虫になった冗談をいってはパーシーをからかい、おおいに笑いました。

パーシーはちっとも面白くありませんでした。

出演
・トーマス
・トビー
・パーシー

トーマスに幽霊話の仕返しをされてしまいましたが、毛虫になったパーシーはかわいいと思いました。


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第50話 ゆうれいきかんしゃ

あらすじ

「それでさ、毎年事故のあった日になると、みんなに注意でもするように走ってきて、幽霊みたいな悲鳴をあげながら、通り過ぎてゆくんだよ」

「なんのこと話してるんだい?」

「幽霊機関車さぁ。機関士が夕べ見たんだって」

「どこでさ~」

トーマスとトビーが聞きます。

「わかんないけど、考えただけで震えちゃうよ」

「まったく臆病だな、ぼくはちっともこわくないね」

「トーマスはちっとも信じてくれないんだ」

パーシーがいうと、機関士が笑った。

「あれはだたの作り話だもの」

パーシーはガッカリしました。

その夜、パーシーは港からの帰りでした。帰り慣れた道なので、暗闇でもどこを走っているかわかります。

パーシーは夜走るのが、好きでした。
レールはブンブンうなり、信号は緑に光っています。

けれど、前方に石灰を積んだ荷車がひっくり返っていました。
荷車を引いていた農夫が助けを呼びにいって、そこにはだれもいません。

荷車は木っ端微塵に壊れました。
あたり一面、石灰だらけになってしまいました。

パーシーは慌てて、近くの信号所に駆け込みます。

機関士が信号士に事故のとこを説明しました。

信号士は幽霊みだいだといいます。

パーシーはクスクス笑います。

「そうだ。幽霊の振りをして、トーマスをおどろかせてやろう」

トビーも手伝ってくれることになりました。

トーマスは夜の出発に備えて、オイルを点検しています。

「パーシーが事故にあったよぉ」

トビーが叫びます。

「情けないヤツだ。まいったな、ぼくの出発が遅れちゃうじゃないか」

「いま、線路の片付けをしてるんだけど、なにかへんなものが…」

「早く話せよ。ぼくはグズグズしていられないんだ」

「へんなものを見たんだよ。パーシーの幽霊みたいだった。こっちに向かってきているみたいだよ」

「ふん、だれが信じるもんか。こわがるなよトビー、ぼくがついているからさ」

「入れてくれ~、入れてくれよ~」

パーシーはすすり泣きます。

「入れてくれないなら、扉を壊して入っていくぞ~」

「うわああぁ、ああ、そうだ、もう遅いから行かなくっちゃ。アニーとクララベルを連れていかなくっちゃ~」

トーマスが戻ってきたのは、朝でした。

「どこに行っていたんだい?」

「え、あ、あの、君がパーシーのことで悲しんでいたからさ、じゃ、邪魔しちゃ悪いと思って、か、か、貨物置き場の方で寝ていたんだよ」

「そうだ、ごめん、こうしちゃいられないんだ。客車を集めに行かなくちゃ」

パーシーは作戦が大成功して、それはもう大喜びです。
トビーからすべてを聞きました。

「キャハハ、面白かったな~」

「アハハハ、みんなもトーマスが本当に幽霊にあったと思っているよ」

出演
・トーマス
・トビー
・パーシー

はじめ、トーマスは「ちっともこわくない」と強がっていましたが、やっぱりこわかったようですね。
貨物置き場で寝ていて、朝に帰ってきたのが、かわいかったです。


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第49話 がんばりやのエドワード

あらすじ

バスのバーティーがソドー島の観光の客を乗せて走っています。

ツアーの最後に観光客はエドワードに乗って、ビルとベンのところに連れて行ってもらうことになっています。
しかし、観光客が重くてエドワードはなかなか走り出せません。
エドワードはやっと動き出しました。

観光客がやってきて、ビルとベンは大喜び。二人は写真を撮ってもらうのが好きでした。

その後、二人は観光客を特別のブレーキ車に乗せて、陶土を掘るところに案内します。

すばらしいひとときを過ごし、観光客は大感激でした。

その後、エドワードが観光客たちを家に送り届けます。

途中で急に天気が崩れてきました。
雨と風がエドワードに吹き付けます。

砂まき装置が故障したので、車掌は仕方なくエドワードの前に乗って、手で線路に砂をまきました。

突然、エドワードの車輪が鋭い音を立てて、スリップしました。何かが壊れたようです。

機関士たちは壊れたところを調べました。
直すのに時間がかかります。

クランクピンが折れています。ピストン棒を外して、なんとか運ぼうとします。

エドワードは力を振り絞って引っ張りますが、車輪は空回りするばかりで、重い客車はビクともしません。

乗客は不安になりました。

機関士と助士と車掌は、客車の連結部分を調節してまわります。

エドワードは煙を吐きながら注意深く前に進みました。

一台目の客車の動きが二台目の客車、三台目の客車と少しずつ伝わります。

「やった、やった。ついに動いたぞ」

「さすがだ、よくやったぞ」

機関士が叫びます。

エドワードはゆっくり、そして、しっかりとスピードを上げていきます。

その音を聞いて、機関士は幸せな気分でした。

ついに、エドワードは駅にたどり着きます。
疲れきっていましたが、最後までがんばりました。

駅ではヘンリーが特別列車を引いて、待っています。

「遅くなりました」

ハット卿は怒って時計を指さしましたが、感激した乗客たちがハット卿そっちのけで、エドワードや機関士の手を取り、口々に「ありがとう」といいました。

ダックとボコはエドワードが静かに休めるよう見守りました。

一方、ゴードンたちは黙っていましたが、エドワードは本当にえらいと思っています。

出演
・エドワード
・ゴードン
・ヘンリー
・ジェームス
・ダック
・ボコ
・ビル
・ベン

エドワードは一人でよくがんばりましたね。
本当にえらいです。


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第48話 しせんをはしったゴードン

あらすじ

トーマスの支線もエドワードの支線も大事な役割を果たしています。
けれど、彼らの支線は本線ほど丈夫に出来ていません。
ハット卿はゴードンみたいな重い機関車は走らせませんでした。
しかし、ゴードンは支線を走らないのは他に理由があるからだと、勘違いしています。

ある日、ゴードンがブツブツ文句を言っています。

支線は下品だといっていました。

ゴードンとエドワードは毎晩、駅から列車を引いていきます。

最初にゴードンが列車を引いて、本線に入っていきます。
そして、5分後にエドワードが列車を引いて、支線に入っていきます。

いつもはうまくいくのですが、今夜は問題が起こりました。

ホームでは、緑色の帽子を被った女の人が友達に別れを告げています。

ゴードンの出発時間が近づいてきました。

機関助士が車掌の方を見ると、揺れている緑色の物が見えます。

「出発進行!」

彼は車掌が旗を振ったのだと勘違いしました。

ゴードンはホームに、荷物も客も車掌も取り残したまま、出て行ってしまいます。

みんなビックリし、カンカンです。

ゴードンが慌てて引き返してきた時には、とっくにエドワードの発車時刻は過ぎていました。

そこで、エドワードの方が先に、出発することになりました。

ところが、本線と支線との分かれ目にある信号所にはその知らせがいっていません。
信号士が間違えてエドワードを本線の方に入れてしまいました。

そして、ゴートンは支線の方に入ってしまい、港のそばの引き込み線に入り込んでしまいます。
寒くて、ご機嫌ななめでした。

次の朝、ビルとベンが汽笛を鳴らしながら、港にやってきます。
そいて、ゴードンを見つけると、二人でからかいます。

「あれ何だ?」

ビルが聞きます。

「ゴードンだよ」

ベンがささやきます。

「ゴードンは支線を走らないよ、支線は下品だと思ってるんだからさ」

ゴードンは聞こえないふりをします。

「あれが、ゴードンじゃないなら、材木かくず鉄ってところかな?」

「それじゃあ、スクラップ置き場にもっていこう」

「いや~、これはスクラップにだってならないよ。港にもっていって沈めちゃおうぜー」

ゴードンは慌てます。

「俺はゴードンだ、やめろ」

ディーゼル機関車のボコが入ってきた時、ゴードンは救いの神が来たと思いました。

「親愛なるボコ君よ、たすけてくれ」

ボコはすぐに様子を察します。

「ビルとベン、おとなしくしないと、君たちの貨車を持っててしまうぞ」

この一言で、双子たちはおとなしく帰っていきました。

「ボコ、君はすばらしいなぁ。あの、小悪魔どもが逃げ出すなんて」

「ああ、ちょっとしたコツがあるんだよ」

ゴードンはいまでも、ボコを命の恩人だと思っています。
でも、あの双子たちは、ただゴードンをからかっただけでした。

出演
・ゴードン
・ボコ
・エドワード
・ビル
・ベン

機関助士の勘違いで出発してしまい、支線に入ってしまったゴードン。
最後はビルとベンにからかわれてしまいました。
ゴードンにとっては災難でしたね。
でも、ゴードンって意外と純粋なんですね。


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第47話 ふたごのビルとベン

あらすじ

ビルとベンは双子の機関車です。
ズングリした機関室、4つの車輪、ちいさな煙突と屋根がついています。
貨車はトードでいっぱいでした。

トードを港まで運ぶのが仕事で忙しいです。

ある朝、彼らは貨車を並べ終わると、他の貨車を引くために出て行きます。

戻ってくると貨車がなくなっていました。
双子たちはびっくりします。

機関士たちが線路に油のシミを見つけました。
「これは最新ディーゼルだな」

ビルとベンは最新と最近を聞き間違えています。

貨車を探しに行こうとしますが、ビルとベンが最新ディーゼルに魔法をかけれられないか心配しています。

機関士が、逆に最新ディーゼルに魔法をかけてやろうといいました。

最新ディーゼルは、ビルとベンが双子だと知りません。
名札と番号を外して、だますことにしました。

双子たちは勢いよく煙をはいて、貨車を探しに行きました。

彼らは最新のディーゼルをだますのが楽しみでなりません。

操作場にそっと入っていくと、そのディーゼルが止まっていました。
行方不明になった、貨車もいっしょです。

ベンは影に隠れて、ビルは勇気を振り絞って近づきます。

その最新ディーゼルがビルを見て

「何かご用かね?」

といいました。

ビルは

「貨車を返してほしい」

といいます。

「これは私のだ、出て行ってくれ!」

ビルはわざと驚き、叫んで、バックすると後ろの貨車に隠れました。

今度はベンが出てきます。

「貨車ドロボー」

叫ぶとすぐに引っ込みました。

次はビルの番です。

「貨車を返せ」

と、叫んでビルとベンが交互に

「貨車ドロボー、貨車を返せ」

と、叫びます。

これが何度も続いたので、最新ディーゼルはとうとう目を回してしまいました。

ビルとベンが双子だと知ります。

ちょうどそこへエドワードがやってきました。

エドワードが最新ディーゼルの説明をします。

細菌じゃなくて最新ということもわかりました。

最新ディーゼルは貨車を間違えていました。

「これから、ボコを呼んでくれ」

「ビルとベンは悪気はない、時々頭に来るときがあるんのさ」

エドワードがいいます。

「頭に来るか、まったくだね」

ボコはクスクス笑いました。

出演
・エドワード
・ボコ
・ビル
・ベン

消えた貨車がただの間違いでよかったですね。
最新を細菌を勘違いしていたのが楽しかったです。


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第46話 かしゃにのりあげたパーシー

あらすじ

ディーゼル車のデイジーは田舎の仕事にビックリさせられています。
特に牛を見たときにはギョッとしました。

ある日、トビーがヘンリエッタをつれて駅にやってくると、
パーシーがつまらなさそうに貨車を入れ替えています。

デイジーがミルク運搬車を置いていってしまって、パーシーが運ぶことになりそうです。
パーシーは文句をいっています。

トビーがミルク運搬車を引いて、パーシーが貨車を引くことを提案しました。
機関士も駅長も賛成してくれました。

パーシーは石切場で張り切ります。
さっそく貨車たちに「速く進んで」と命令しました。

貨車たちはぶつぶつ文句をいい合います。

貨車たちは耳打ちをして、パーシーに仕返しをしようとします。

最初のうちは貨車たちのおとなしいので、パーシーはうまくいっていると思いました。

しばらくすると、看板が見えてきました。
「一時停止 ブレーキをかけよ」

「車掌さんブレーキかけて」とパーシーがいいますが、貨車たちがグイグイ押してきます。

「たすけて、たすけて」とパーシーは汽笛を鳴らしました。

踏切番が赤旗を持ってあわてて飛び出してきましたが、パーシーを引込線に入れることができません。

パーシーは必死で線路にしがみ付き、操作場に入っていきます。

貨車が木っ端微塵に砕けました。

機関士と助士は飛び出して助かりましたが、パーシーが貨車に乗り上げてしまいました。

次の日、ハット卿がやってきます。

トビーとデイジーがかたづけを手伝ってくれましたが、パーシーは貨車に乗り上げたまま、身動きできません。

「こうなったら、支線はトビーとデイジーに任せるしかない」とハット卿が不機嫌そうにいいました。

「降ろしてもらうまでしばらくそうしているんだな。貨車にはもっと気をつけなければならんぞ」

パーシーはため息をつきます。
貨車はパーシーの下敷きになりうめいていました。
どんなにたいへんなことをしたかパーシーにもよくわかりました。

ハット卿はデイジーにも厳しくいいます。

「なまけものは送り返してやるぞ」

デイジーは恥ずかしくなります。

ただ、パーシーの事故のときよく働いたので、チャンスをもらいました。

次の日、トーマスが帰ってきました。

交代にパーシーが修理工場に行きます。

アニーとクララベルはトーマスに再び会えて大喜びです。

トーマスはアニーたちを連れてさっそく散歩に行きました。

いまではみんな仲良しです。

トビーはデイジーにいろんなことを教えてあげました。

おかけでデイジーは一人で牛を追い払うことができました。

出演
・トーマス
・デイジー
・トビー
・パーシー

パーシーは災難でしたね。
でも、デイジーが働くようになったので、よかったです。


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第45話 きむずかしやのデイジー

あらすじ

パーシーとトビーが心配そうにやってきました。
この前のトーマスの事故でいろいろと困っています。

ホームでハット卿が待っていました。

「トーマスを修理している間、手伝ってくれるデイジーだ」

パーシーが「トーマスがもどったら、デイジーは帰るんですよね」というと
ハット卿は「時と場合によるな」といいました。

彼女の面倒をよく見るように二人に伝えます。

デイジーを機関庫に案内します。

デイジーはきむずかしやです。機関庫にくると身震いをしていいました。

「なんてくさいんでしょ。においが身体に悪くてがまんできない」といいました。

今度は客車庫に連れて行きます。

「こっちのほうがましね」とデイジーがいいます。

アニーとクララベルとヘンリエッタをガラクタだといいました。

アニーたちはカンカンに怒ります。

パーシーとトビーはアニーたちを外に連れ出し、その夜遅くまで慰めました。

パーシーとトビーは翌朝クタクタです。

一方、デイジーの気分は上々でご機嫌。汽笛を鳴らしながら駅に向かいました。

デイジーは乗客たちに自慢します。
「私は最高級のディーゼル車よ」
乗客たちはデイジーの発車を待っていました。
機関士が出発させません。
実はミルク運搬車を待っていました。

デイジーは腹を立てます。
「わたしに引かせるわけ?」

「貨車、一台くらい平気だろう」と機関士がいいます。

「わたしはいやよ。パーシーにでも引かせたらいいじゃない」といい、
デイジーは怒って身体を激しく揺らしはじめました。

機関士は早く引けといいます。

デイジーは怒りながらバックしますが、あまりにも興奮したのでヒューズが切れてしまいました。
彼女は動けなくなり、みんなの説得もムダでした。

貨車を引いていけないと、整備員からの命令でした。

「くだらないこというんじゃない」
と駅長がいいます。

作業員がデイジーを「弱虫」といいました。

発車が遅れているので、乗客が文句をいっています。

とうとう、貨車が外されました。

デイジーは大喜びで走り出します。
彼女は一人旅を大いに楽しみました。

「わたしは好きな仕事だけしてればいいのよ」

クスクス笑いながら独り言をいいました。

出演
・パーシー
・トビー
・デイジー

いやーなんかすごいわがままなディーゼル車がやってきましたね。
この先、どうなってしまうのでしょう?


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第44話 トーマスあさごはんにおじゃま

あらすじ

タンク機関車のトーマスは、支線で働いていますがうまくやっています。

機関士が「トーマスは一人で大丈夫だ」と冗談をいいました。
トーマスはすっかり有頂天になり、みんなに自慢をします。

パーシーは「うかれるな」と注意しました。
トビーも「機関士なしではこわい」といっています。

トーマスは「こわくない、一人でできる」と豪語しました。

翌朝、釜に火が入れられボイラーがあたたまるまでトーマスはウトウトしています。

パーシーとトビーはまだ、眠っています。

トーマスは思いつきました。
ひとりで走って止まって、汽笛を鳴らしみんなを驚かそうと。

トーマスは走り出します。

しかし、実は作業員が運転装置を触ってしまったからでした。
トーマスはそれに気がつきますが、汽笛を鳴らそうとしても鳴らないし止まることも出来ません。

トーマスはどんどん進んでいきました。

線路の先には駅長の家があります。家族で朝ごはんを食べています。

トーマスは家に突っ込んでしまいました。

駅長の奥さんは「情けない機関車」といいます。

しばらくして、ドナルドとダグラスがやってきました。

ドナルドとダグラスは蒸気をはきながら、トーマスを引っ張り出します。

トーマスには壁や木の枝がくっついています。
それを見てドナルドとダグラスが笑っていました。

トーマスは恥ずかしかったです。

ハット卿がやってきて、「大問題を起こした」といいます。

トーマスは「すみません」とモゴモゴいいます。

修理工場にトーマスはいくことになりました。

そのあいだ、ディーゼル車に働いてもらうことになります。
ハット卿がディーゼル車なら、勝手に飛び出すこともないだろうといいました。

トーマスは返す言葉はありません。

出演
・トーマス
・トビー
・パーシー
・ドナルド
・ダグラス

トーマスは自分に自信を持ちすぎて失敗してしまいましたね。
でも、もうこういう失敗はしないでしょう。
しかし、駅長さんは迷惑だったことでしょうね。


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第43話 みんなのだいひょう

あらすじ

ソドー島に雪が降りました。
いつもより深い雪です。

みんなは雪が嫌いですが、雪国に生まれたドナルドとダグラスは雪に慣れていました。

ドナルドとダグラスはふたりで雪かきをしました。

雪かきの途中、雪の塊に突っ込みます。
それはヘンリーが雪に埋もれていました。

ヘンリーはドナルドとダグラスに助けてもらい感謝しました。

しかし、ドナルドとダグラスのふたりは浮かない顔をしています。
もうすぐで、どちらかが送り返されてしまうからでした。

みんなで送り返されないよう考えます。
が、どうしていいかわかりません。

ハット卿と話し合う代表を決めたらいいとなります。

ゴードンが「パーシーが代表がいい」といいました。
パーシーが代表になります。

パーシーはハット卿のところへ行き、話します。

「ドナルドとダグラスはもどったらスクラップにされてしまう。送り返さないでください」

ハット卿は「なんとかしよう」といいました。

まもなく、ハット卿がやってきました。

ドナルドとダグラスの雪の中での活躍が評価され、ペンキを塗り替えてもらうことになります。

みんな喜びます。

ふたごの機関車はここに残れることになりました。

出演
・パーシー
・ゴードン
・ヘンリー
・エドワード
・ジェームス
・ダック
・ドナルド
・ダグラス

ドナルドとダグラスは雪の中で活躍し、送り返されることがなくなりました。
ほんとうによかったですね。


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第42話 ふたごのきかんしゃ

あらすじ

ドナルドとダグラスはふたごのきかんしゃです。
ハット卿の鉄道を手伝うためにスコットランドからやってきました。

ふたりはそっくなので番号をつけます。
ドナルドが「9番」ダグラスが「10番」。
本当は一台で足りるので、ハット卿はいずれどちらかを送り返すつもりです。

操作場のブレーキ車はダグラスを嫌っていました。
ダグラスがブレーキ車を連れて行くと決まってまずいことが起こります。
列車が遅れてしかられるのは、ダグラスです。
このままではダグラスは送り返されると心配していました。

ドナルドはブレーキ車に文句をいいます。

文句を言ってからはブレーキ車の行いはだいぶよくなりました。
ダグラスはホッとしました。

しかし、今度はドナルドが事故を起こします。
レールが滑りやすくなっていて信号所に突っ込んでしまいました。

この事故にハット卿は腹を立てます。
「ドナルドを残して、ダグラスを帰すつもりだったのに」

ドナルドが直るまで、ジェームスに手伝ってもらうことになりました。

ジェームスは文句をいっています。

ジェームスの機嫌が悪いので、ブレーキ車がもっとおこらせようとしました。

貨車たちが邪魔をするので、ダグラスに丘を登るのを手伝ってもらいます。

途中でジェームスの蒸気がなくなってしまいました。
ダグラスは「まかせて」といいます。

ダグラスが突っ込むので、ブレーキ者はバラバラになってしまいました。
車掌たちは無事でした。

ハット卿がやってきました。

エドワードはダグラスがよく働いたことを話します。

ハット卿はドナルドとダグラスのどちらを残せばいいか迷います。
でも、ハット卿は心を決めていました。

続きは今度です。

出演
・エドワード
・ジェームス
・ドナルド
・ダグラス

最後に失敗をしてしまったドナルド。
果たして、残るのはドナルドかダグラスか。
ハット卿は決めているようですが、どうなるのでしょう?


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第41話 おくれるのもわるくない

あらすじ

機関車たちにも苦労があります。

本線の陸橋が傷んできました。
電車を止めるわけにはいかないので、時間がかかります。

作業中の陸橋では機関車はスピードを落として、注意しながら渡ります。
渡るのに時間がかかり、接続駅で待っているトーマスに遅れることがありました。

トーマスは機嫌が悪いです。
時間を守るようにいいました。

バーティーもイライラしています。
トーマスが遅れているからでした。

バーティーが腹を立ててトーマスに競争するかといいます。

トーマスは他の機関車のせいだといいました。

ある日、ジェームスが遅れて接続駅にやってきました。

トーマスは怒っています。
そして走り出します。

踏み切りのところで、バーティーが止まっています。

バーティーは故障していました。
お客を運べないので、トーマスに次の駅まで運んでもらうことになりました。

トーマスは再び、走り出します。
いまはもう朗らかな気分です。

お客は無事、家に帰ることが出来ました。

バーティーの故障が直り、トーマスのところにやってきました。

トーマスに遅いといったことを誤ります。
トーマスも役に立ててよかったといいました。

出演
・トーマス
・ジェームス
・ヘンリー
・バーティー

工事で機関車たちが遅れていて、トーマス、バーティーはそのせいで機嫌が悪かったです。
遅れていたおかげで、役に立ってよかったですね。
仲直りもできましたね。


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第40話 とこやにいったダック

あらすじ

大西部鉄道から来たダックは、悲しそうな顔でエドワードの駅に着きました。
ディーゼルのせいで「嫌なヤツだと思われている」だと文句をいいます。

エドワードはダックに「ぼくはそう思っていない」といいました。

そして、すぐに仕事に取り掛かります。

ダックが丘を下る途中、エドワードから外れた貨車が走ってきました。
貨車がダックに迫ってきます。

ついに、ダックは貨車に追いつかれてブレーキをかけました。

前方には出発したばかりのジェームスがいます。
このままではぶつかってしまいます。

ジェームスにぶつかるぎりぎりのところで、ダックは待避線に入りました。

待避線の先には床屋があります。

床屋に突っ込んでしまいました。

しかし、貨車たちは反省もせず、面白がっています。

ダックは床屋に謝りますが許してくれません。

片付けているとき、ハット卿がきますが、床屋はハット卿にも怒ります。

ハット卿は「危機一髪のところだった、そこをわかってほしい」といい床屋を納得させました。

ハット卿はダックを「勇敢」だといい、操作場に「帰ってきていい」といいます。

「みんなが嫌がっているのでは?」とダックが聞くと、「そんなことはない。みんな待っている」といいました。

みんながダックを大歓迎しくれました。

出演
・トーマス
・ジェームス
・エドワード
・パーシー
・ゴードン
・ヘンリー
・ダック

もう少しで大惨事になるところでしたが、ダックのおかげでみんな無事でしたね。
ダックは操作場に戻れてよかったです。


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第39話 ディーゼルのわるだくみ

あらすじ

ディーゼルがふくれっ面をしています。
貨車たちが彼に失礼な歌をやめないからでした。

ダックはあきれています。

ディーセルはダックが気に入りません。

ダックに悪いうわさをたてて追い払おうとします。

貨車たちに「ダックがゴードンの悪口をいっていた」といいました。

貨車たちはみんなにいいふらします。

ゴードンが怒って仕返しをします。

ダックがクタクタになってかえってきました。
はやく休みたいです。

3台の機関車が邪魔をします。

騒ぎを聞いてハット卿がきました。

ダックは身に覚えがありません。

ディーゼルがやってきて、とぼけています。

「エドワードの駅にいってもらう」とハット卿はいいます。

ダックは悲しそうに去っていき、ディーゼルは勝ち誇ったように笑いました。

出演
・ダック
・ゴードン
・ジェームス
・ヘンリー
・ディーゼル

ダックは濡れ衣を着せられてなんともかわいそうですね。
これからどうなるのでしょうか?


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第38話 ディーゼルがやってきた

あらすじ

ダックは誇りを持っていて、仕事をしっかりとします。

しかし、ほかの機関車たちは忙しい仕事を嫌がりました。

新しい機関車がやってきました。

ハット卿が彼を紹介します。

名前は「ディーゼル」。

みんなは歓迎していますが、ダックは「あやしいものだ」といっています。

ディーゼルは「何でも出来る」とダックにいうので、ダックの貨車を「集めて」といいました。

ディーゼルは張り切っていきますが、違う貨車を引っ張ろうとしています。

無理に動かそうとしたので、貨車は壊れてしまいました。

ダックがほかの貨車を集めて、ディーゼルに「もう貨車はいらない」といいます。

ディーゼルが「早く教えてくれればいいのに」というと、「何でも知っているから、楽しそうに仕事をしていたから」といいました。

ディーゼルは後片付けをしなくてはなりませんでした。

出演
・ダック
・ゴードン
・ジェームス
・ヘンリー
・ディーゼル

ディーゼルは働き者ですが、何でも知っていると自信過剰になり失敗をしてしまいましたね。
自信を持ちすぎるのも考え物ですね。


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第37話 うみにおちたパーシー

あらすじ

ある日、ヘンリーが一休みしようとしていたら、パーシーがよそからきた機関車とおしゃべりしています。
パーシーは大雨の中トーマスを助けた話をしています。

ヘンリーがやってきて「ハット卿専用だ」といって、よその機関車を帰しました。

パーシーは水は怖くないといっています。

ある日、港にパーシーがくると桟橋でトーマスが看板を見ています。

「ここを通ってはいけないんだよ、前に穴に落ちたことがある」とトーマスはいいました。

しかし、パーシーは「大丈夫だ」といいます。

パーシーは貨車に桟橋の近くで「押してくれ」と頼みました。

貨車たちは手加減なしにパーシーを押します。

パーシーは海の中に落ちてしまいました。

ハット卿がきて怒っています。

暗くなってからクレーンで助けられました。

次の日、ヘンリーに修理工場へ連れて行かれました。

パーシーは水はこりごりだといっています。

出演

・トーマス
・ヘンリー
・パーシー

パーシーは水は「怖くない」といっていましたが、海に落ちてしまい「こりごりだ」といってました。
調子に乗るとよくないですが、大事にいたらなくてよかったですね。


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第36話 こわれたブレーキ

あらすじ

トーマスの具合が悪いです。
作業員が懸命に直そうとしましたが、ダメでした。

エドワードが修理工場にトーマスを連れて行きます。

ハット卿がダックにいいました。

「トーマスが留守の間、パーシーとトビーを手伝ってくれんか」

ダックは喜びます。
ダックは客車たちにやさしくしました。

トーマスが工場から戻ってきたとき、アニーたちがダックがどれだけすばらしいか話しました。
帰ってきたことがうれしくて、トーマスはヤキモチを焼くのを忘れています。

トーマスは修理工場でハンドブレーキをかたく閉めてもらいました。
しかし、実際にはブレーキの効きが悪くホームを過ぎてしまうことが何度もあります。

そこで、機関士と助士はブレーキにとても気をつけるようにしました。

あるとき、いつもの助士が病気になり、代わりの助士がきました。
代わりの助士はトーマスのブレーキの効きが悪いことをすっかり忘れています。

向こうからヘンリーがゆっくり近づいてきました。
そのとき、トーマスのブレーキが緩んで車輪が動き出します。
止まろうとしますが、機関士も助士も乗っていないので、どうにもなりません。
みんなホームに取り残されています。

アニーとクララベルが「止まってー、止まってー」と叫びますが、トーマスは走り続けるしかありませんでした。

非常ベルが鳴ります。

ちょうどそのとき、ヘリコプターのハロルドがいました。

車掌がハロルドに乗り込み、トーマスを捕まえようとします。

ハロルドはトーマスを追いかけ始めました。

トーマスはハロルドに気が付きます。

のろのろ走るトーマスを車掌はホームで待ち、運転室に飛び乗り急いでブレーキをかけました。
やっと、トーマスが止まることが出来ました。

トーマスも車掌もホッとして、ハロルドにお礼をいいます。

「二度と起こさないようにしなくちゃ」と車掌はトーマスにいいました。
トーマスもそう思いました。

出演

・トーマス
・ダック
・エドワード
・ヘンリー
・テレンス
・ハロルド

ブレーキが壊れていて、トーマスは災難でしたね。
事故を起こさなくてよかったです。


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第35話 パーシーとハロルド

あらすじ

パーシーは新しい港でよく働きました。
建設に使う石を運びます。

トーマスと会うこともあります。

飛行場が近いのでうるさいです。
特にヘリコプターがうるさい。

ある日、パーシーは飛行場の近くに来ました。
そこで、ハロルドに出会います。

ハロルドは機関車を時代遅れだといいました。

パーシーはハロルドと競争をすることにします。

パーシーは走りに走り、ハロルドはぴったりとついてきます。

埠頭に着き、パーシーは止まりました。
パーシーはハロルドに負けたと思いましたが、ハロルドはまだ上空で着陸する場所を探しています。
パーシーはハロルドに勝ったのです。

助士が陽気に歌を歌いだしました。

パーシーは歌がとても気に入りました。

出演
・トーマス
・トビー
・パーシー
・ハロルド

ヘリコプターとの競争は無謀かと思いましたが、勝ちましたね。
助士の歌はぼくも気に入ってしまいました。


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第34話 ダックしごとをもらう

あらすじ

パーシーの仕事が大変なので、ハット卿が新しい機関車を入れようとしています。
パーシーはみんなに話をしますが、信号の件依頼、パーシーはみんなに相手をされません。

ハット卿がやってきて「新しい機関車をいれよう」といいます。

新しい機関車、ダックがやってきました。

みんながダックをからかいます。
しかし、ダックは気にしませんでした。

操車場で大きな音がします。

パーシーとダックがゴードンたちをとうせんぼしています。

ダックはいいます。
仕事はするが他の機関車にこき使われるのはやだといいました。

ハット卿はみんなをしかります。

パーシーが港へ仕事にいき、ダックが一人で仕事をしますが、彼にはたやすいことでした。

出演

・パーシー
・ゴードン
・ジェームス
・ヘンリー
・ダック


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第33話 パーシーとしんごう

あらすじ

パーシーは大きな駅の操作場で働いていました。
冗談をいうのが好きです。

ゴードン、ジェームスをからかいます。

パーシーとジェームスの話をハット卿が知り、「二度とないように」と厳しくいいました。

次の日もパーシーはおしゃべりをやめません。

ゴードンとジェームスは逆にだまそうとして、信号についてうそをいいます。

やがて、信号のところに来ました。

信号は「とまれ」です。
そして腕木が上を向きます。
これは進めの合図です。

しかし、パーシーはこの信号は初めて。
戻れの合図と勘違いします。

戻り始めますが、機関士に「なぜ、戻る」といわれ、うそだとわかりました。

見つかる前に進もうとしますが、全てゴードンに見られていました。

その夜、大きな機関車たちはパーシーと信号の話で大笑いです。

パーシーは静かに機関庫に入りました。

出演

ゴードン
ジェームス
パーシー

パーシーはゴードンとジェームスをからかっていましたが、反対にだまされてしまいましたね。
からかうのもほどほどにしないといけませんね。


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第32 トーマスのあたらしいともだち

あらすじ

トレバーは果樹園にすっかりなじんでいます。
エドワードが毎日会いにきますが、仕事がないこともありました。

港の仕事があるようです。

エドワードがトレバーを載せて、駅に向かいました。

トーマスは鉄骨を運んで、港にいく途中です。

港までトーマスはトレバーを運んでい行くことになりました。

港はいろんなものが乱雑に置かれています。

まずは杭を集めることになりました。

トレバーはとてもよく働きます。

しばらくしてトーマスはアニーとクララベルをつれてきました。
トレバーに会わせるためです。

トレバーはトーマスが連れてきた子ども達を乗せて、港の広場を走り回りました。

お別れのとき、誰もがさみしがりました。
トーマスは駅までトレバーーを送ります。

トレバーは涙を浮かべます。
トーマスは見ないふりをして、汽笛を鳴らしました。

トレバーはきょう一日のことを思い浮かべます。
トーマスのとこ、港のこと、子ども達のこと。
そして幸せな気分で、果樹園の小屋で眠りました。

出演
・トーマス
・トレバー
・エドワード

トーマスに新しい友達ができてよかったですね。
トレバーはやさしくて、働き者でいいですね。


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第31話 おんぼろエドワード

あらすじ

ある日、ジェームスはエドワードに待たされて、イライラしていました。

「鉄くず、のろま」とひどいことを言っています。

それを聞いたトーマスとパーシーは怒りました。

競争したら、エドワードはジェームスに勝つといっています。

次の日、ジェームスの機関車が病気になってしまいました。
運転は無理なので連結をはずし、ジェームスを引き込み線に入れました。
また、イライラしています。

ところがジェームスは勝手に走り出してしまいました。

男の子がジェームスにいたずらしたようです。

エドワードが監督官を連れてきました。

ジェームスを捕まえにいきます。

エドワードがジェームスに追いつきました。

ロープを引っ掛けて、ブレーキを掛けます。

二人は仲直りしました。

ハット卿は感心していました。

出演
・トーマス
・パーシー
・エドワード
・ジェームス

ジェームスは文句をいったエドワードに助けられました。
他人を悪く言うのはよくないですね。
仲直りしたのでよかったです。


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第26話 トーマスのクリスマス・パーティー

あらすじ

ソドー島はクリスマスです。

どの機関車も忙しそうに働いています。
トーマスも支線を行ったりきたりしていました。

みんな幸せです。

ただ、客車のアニーとクララベルだけは文句をいっています。

キンドリー夫人が手を振っていました。
トーマスはキンドリー夫人を見るとうれしくなります。

そして、トーマスは仕事を終えて、他の機関車に会いに行きました。
みんなピカピカに磨いてもらっています。

一年ほど前にキンドリー夫人に助けてもらいましたが、ヘンリーとジェームスまだお礼をしていませんでした。

みんなで、彼女のために特別のクリスマス・パーティーを開くことにしました。

ところがハット卿から悪い知らせがきます。

大雪でキンドリー夫人が閉じ込められてしまいました。

トーマスは雪が嫌いですが、勇気を出して助けに行きます。

トーマスは雪の中を走っていきました。
別荘の近くで進めなくなってしまいます。

そのとき、テレンスがやってきました。

長い時間かかって救助作業は終わりました。

作業が終わって、トーマスは機関庫に帰ります。
機関庫は真っ暗です。

そのときいっせいに明かりがつきました。
なんてすばらしいのでしょう。

キンドリー夫人も喜んでいます。

トーマスと仲間たちはいままで一番のクリスマスだと思いました。
キンドリー夫人もこんな仲間たちと暮らせること幸せだと思いました。

出演
・トーマス
・トビー
・ゴードン
・パシー
・ジェームス
・エドワード
・ヘンリー
・バーディー
・テレンス

大雪は大変でしたが、素敵なクリスマスをすごせてよかったですね。
みんな幸せそうでした。


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第24話 ゴードンみぞにはまる

あらすじ

トーマスは駅にアニーたちを残し、貨車を引くために鉱山に向かいました。
鉱山には昔に掘られたトンネルがあり、地盤がゆるくなっています。
機関車など重いものが乗ると崩れてしまいます。
そこで機関車が入らないように看板が出したありました。

トーマスはこの先になにがあるのか、興味があります。
助手がポイントを切り替えたとき、貨車を押して入っていってしまいました。

「わー おっこちゃったよー」

トーマスは穴に落ちてしまいます。

ハット卿が見ていました。

トーマスはハット卿に助けを求めます。

地盤がゆるくクレーン車を使えないので、ゴードンに引っ張ってもらうことになりました。

トーマスが穴に落ちたことを聞き、笑いながらやってきます。

ところがゴードンは溝にはまってしまい、どうにもなりません。

機関士はハット卿に電話をしました。
今度はエドワードに引っ張ってもらうことになりました。

出演
・トーマス
・ゴードン

トーマスは興味本位で立ち入り禁止の場所に入って、穴に落ちてしまい、
そのトーマスを引っ張るはずのゴードンも溝にはまってしまい、と
このあと、どうなってしまうのでしょう?


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第23話 きたないきかんしゃ

あらすじ

トビーとヘンリエタはソドー島での仕事を楽しんでいます。
でも、彼らは古びていてペンキを塗り替える必要がありました。

ジェームスが彼らを見て、失礼なことをいいます。

「うわー、きたない」

トビーはおこりました。
ジェームスにくつひものことをいうと、ジェームスは真っ赤になって怒りました。

ジェームスは引き込み線に客車を置いて、各駅停車の貨物を運びます。
各駅停車の貨物を運ぶのをきらっていました。

駅に止まるたびに貨車が増えて、やがて長い列車になります。

最初は貨車もおとなしかったのですが、ジェームスがいじわるしてぶつけるので、仕返しをしようと決めました。

やがてゴードンの丘の頂上に来ました。
重い貨車を引くときはここで一度止まります。
なのにジェームスはすっかり忘れていました。

「とまれ、ジェームス」
機関士が叫びますが、ジェームスは止まりません。

ジェームスはこんどトビーに会ったら、どう言い負かそうか、考えに夢中でした。

貨車たちの仕返しするチャンスがやってきました。

貨車たちはジェームスをガンガン押します。

すごい勢いで駅を通り過ぎると、災難が待っていました。

タール運搬車に突っ込みました。

ケガはありませんでしたが、全身真っ黒に汚れてしまいます。

パーシーとトビーが助けに来ました。

トビーは「ジェームスはこんなにきたなくない」といやみをいいます。

ジェームスは聞こえない振りをしました。

駅に戻ると、ハット卿が待っています。

ジェームスはきれいにしてもらうことになり、トビーとヘンリエッタはペンキを塗り替えてもらうことのなりました。

ジェームスはトビーが走っていくのを眺めているしかありませんでした。

出演

・トビー
・パーシー
・ジェームス

ジェームスはトビーをきたないといっていましたが、最後は自分が汚れてしまいましたね。
事故を起こしてもたいしたケガがなくてなによりです。
トビーとヘンリエッタはペンキを塗り替えてもらえてよかったですね。


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第20話 きてきとクシャミ

あらすじ

ゴードンがおこっています。
新しいスタイルになってヘンリーが帰ってきたからでした。

ゴードンは「ヘンリーは汽笛を鳴らしすぎだ」といい、ヘンリーはしょげてしまいます。
しかし、パーシーは、ヘンリーの汽笛が好きだといいます。

しばらくして、ヘンリーはエドワードの駅に来ました。

エドワードもヘンリーの汽笛が聞けてうれしかったといいます。

そこへ、ゴードンが汽笛を鳴らしながら、走り去っていきました。

ゴードンは汽笛を鳴らしながら、走り続けます。
とにかくひどい音です。

駅ではみんなが耳をふさいでいました。
ハット卿も同じです。

ゴードンの汽笛は鳴り続けていました。

整備員が汽笛のバルブをたたくと、ようやく音が止まりました。

機関庫にヘンリーが戻ってきて、ゴードンをからかいます。

「やたらに汽笛をならさないのがたしなみだよ」

次の朝、ヘンリーはご機嫌で走っています。

やがて橋の上に子どもたちが見えました。

子どもたちはヘンリーに石を投げてきました。

ヘンリーの大きなくしゃみで、子どもたちを驚かせて石投げをやめさせようとします。

端の近くにきました。
子どもたちは石を持っています。

橋の下にきて、くしゃみをしました。
子どもたちは灰だらけです。

ヘンリーは帰りながら考えました。
どんなにバカなことか、子どもたちがわかってくれるといいなと。

出演
・エドワード
・パーシー
・ゴードン
・ヘンリー

石を投げてきた子どもたちにヘンリーの気持ちが伝わるといいですね。
しかし、なぜ、ヘンリーに石をなげてきたのでしょう?


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第19話 フライング・キッパー

あらすじ

ある冬の夜ヘンリーの機関車が「明日は早いぞ、フライング・キッパーを引っ張ることになった」といいました。

港にはいろいろな船が出入りします。
その中の特別列車をフライング・キッパーと呼んでいます。

朝の5時。
ヘンリーは駅に着きました。
フライング・キッパーの出発です。

列車は順調です。

遠くに黄色の信号が見えます。
手前の信号は何もついていません。
安全だと思い走ていきました。

しかし、待避入るポイントが雪で凍っていて、手前の信号がつかなかったのです。
それを知らずにヘンリーは待避線の方に入ってしまいました。

待避線では貨物列車が、フライング・キッパーの通過するのを待っています。

とろこが、猛スピードでヘンリーが待避線に入ってきました。
貨物列車にヘンリーが突っ込みます。
ヘンリーは横倒しになりました。

ハット卿がやってきます。
ヘンリーは修理工場に出されました。

ヘンリーは工場を好きになります。
そして元気なって戻ってきました。

新しくなったヘンリーの姿を見ようと大勢の人が集まってきます。
しかし、誤らなくてはなりません。
ヘンリーの姿を見ようとして、子どもたちが学校に遅刻するからです。

列車を調子よく引っ張るのでりゴードンがやきもちを焼いています。
そのお話はまたこの次です。

出演
・ヘンリー

列車にもいろいろな仕事があるのですね。
雪のせいで失敗してしまいましたが、ハット卿もわかってくれて、新しくなりよかったですね。
ゴードンがやきもちを焼いているのが少しこわいですが。


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第18話 ヘンリーのせきたん

あらすじ

ある朝、ヘンリーは情けない気分でいました。
列車を引っ張るとき、調子がいいときと、まるでだめなときがあるからです。

ハット卿がやってきました。

「部品もペンキも新しくしたのによくならないな。もしだめなら他の機関車に仕事してもらうぞ」

そのことを聞いて、ヘンリーも機関士も助士も悲しかったです。

ヘンリーがホームにやってくるとハット卿がいました。
はっと卿は作業服を着ています。

ヘンリーが出発しますが、蒸気が充分でなく途中で止まってしまいます。
やっとの思いで待避線に入りました。

エドワードが列車を運んでくれました。

機関士とハット卿がヘンリーのトラブルについて話し合います。

質の悪い石炭が原因のようです。
石炭をかえることにしました。

新しい石炭に火をつけると、とても調子がいいです。

ヘンリーにとってすばらしい一日になりました。

グングン走ろうとしますが、機関士に留められます。

たちまち、駅に着きました。
そこへトーマスがやってきます。

ヘンリーのかわりぶりに、トーマスは驚きました。

出演
・トーマス
・ヘンリー
・エドワード
・ジェームス

はじめ、ヘンリーは元気がありませんでしたが、石炭に問題があることがわかりました。
石炭をかえて元気になりよかったですね。


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第17話 パーシーにげだす

あらすじ

ヘンリーとゴードンとジェームスはみじめでした。
彼らは勝手なことをしたバツとして閉じ込められていたからです。

やっと、ハット卿がきました。

3人は心を入れ替えたようで、ハット卿に許してもらい、出してもらえます。

トーマス、エドワード、パーシーに暇をくれました。

トーマスはアニーとクララベルと会えて大喜び。

エドワードとパーシーは貨車と遊んでいます。

そしてエドワードは空の貨車を石切り場に運んでいきました。

パーシーは一人きりですが、へっちゃらです。
列車をながめては、機関車をからかいました。

仕事終えて、パーシーは信号士がポイントを切り替えてくれるのを待ちます。

エドワードがパーシーに注意したことがありました。

「本線にいる時は信号士に汽笛で知らせるんだ」

しかし、パーシーはそれを忘れていました。

信号士も忙しくて、パーシーのことを忘れてしまっています。

パーシーは待ち続けました。

すると、目の前にゴードンの急行列車が迫ってきます。

「そこをどけー」

パーシーが目を開けると、ゴードンがほんの少し前で止まっていました。

でも、パーシーは走り出します。

「こんなところやだ、逃げちゃおう」

あまりにもこわかったので、ゴードンの丘さえ一気に駆け上ります。

もう、クタクタですが、止まることが出来ません。
スチームを止めたり、ブレーキをかける機関士がいないからです。

係員がパーシーの緊急事態に気づき、急いでポイントをきりかえました。

パーシーはクタクタになりながら、退避線の大きな土手に乗り上げます。

駅員達がパーシーを掘り出してくれました。

やがて、ゴードンがやってきます。

パーシーをゴードンが引っ張り出しました。

今ではゴードンとパーシーはいい友達です。

そしてパーシーは本線にいる時は、とても気をつけるようになりました。

出演
・トーマス
・パーシー
・エドワード
・ジェームス
・ゴードン
・ヘンリー

事故が起こらなくて本当によかったですね。
ゴードンとパーシーが友達になれたし、パーシーは本線では気をつけるようになったので、
もうこんなことはないでしょう。


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第16話 きかんこのもめごと

あらすじ

ハット卿がオフィスにいると、騒がしい声が聞こえてきました。
乗客がおこっています。

駅長が入ってきて、「機関庫でストライキです」といいます。

ハット卿は「許さんぞ」といっていました。

機関庫ではゴードン、ジェームス、ヘンリーがふてくされています。

客車を集めるのはちいさな機関車の仕事、自分たちは大型で引っ張るだけだといっていました。

ハット卿は急いで、エドワードを探しにいきます。

エドワードを見つけて、客車を押すように頼みました。
3台分の客車をエドワードは運んで、やっとゴードンたちは走り出します。

次の朝、エドワードは落ち込んでいました。
ゴードンがエドワードの顔に、蒸気を吹きかけるからです。
大型機関車は移動作業はしないといっていました。

ハット卿は新しいタンク機関車を探します。
作業場にいって、いろんな機関車を見てまわりました。

緑色のちいさな機関車に目がとまります。

「これだ」

一生懸命働くといっています。
パーシーと名付けました。

操作場に連れていき、エドワードが仕事を教えます。
パーシーは仕事をすぐ覚えました。

ヘンリーが帰ってきました。
パーシーが声を上げると、ヘンリーは驚いて機関庫に走っていってしまいます。
パーシーはうるさい作業場で働いていたので、音が大きいのです。

次の朝、トーマスがきました。

また、ヘンリー、ゴードン、ジェームスがへそを曲げています。

トーマスたちに本線で仕事をしてほしいといいました。

みんなは一生懸命働きます。

そのころ、ゴードン、ヘンリー、ジェームスはバツを受けていました。
寒くて、さみしくて、ばかなことをしたと反省しました。

出演
・トーマス
・パーシー
・エドワード
・ジェームス
・ゴードン
・ヘンリー

ゴードン、ジェームス、ヘンリーがストライキを起こしてどうなるかと思いましたが、
パーシーという、機関車のおかげで大きなトラブルになりませんでした。

ゴードン、ジェームス、ヘンリーの3人は反省をしたようなので、もうストライキはおこさないでしょう。


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第15話 おおきなきかんしゃとてんしゃだい

あらすじ

トーマスが支線を走っているとき、機関庫にはヘンリーとゴードンがいました。
彼らはトーマスがいないととても困ります。
なぜなら、客車を自分で運ばなければならないからでした。

大きな機関車たちはハット卿を悩ませまていました。
大きな駅には転車台がついていて、大きな機関車を方向転換させますが、大きな機関車をバックで走らせるは危険だからです。

トーマスのように小さければ転車台は必要なく、バックも方向転換も自由だからです。

ゴードンは客車を運ぶ仕事を嫌がります。
転車台でうまく方向転換できなかったので、バックで客車を運びました。

バックで走って客車を運んでいるのでこどもたちに騒がれ、トーマス、ジェームスにもからかわれます。

今度は、ジェームスが転車台で方向転換をします。
ところが風にあおられて、くるくる回ってしまいました。

見ていたゴードンに「メリーゴーランドか」とからかわれてしまいます。

その夜、ゴードン、ジェームス、ヘンリーは相談しました。
ゴードンがジェームス、ヘンリーに何かささやきます。

ハット卿が驚くぞといっていました。

3人はストライキをすることにしたのでした。

出演
・トーマス
・ジェームス
・ゴードン
・ヘンリー

大きい機関車たちは自分たちなりに悩みがあるのですね。
プライドが高すぎるような気もしますが…。
ストライキをするようですが、次回が楽しみですね。


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第14話 トーマスとバーティーのきょうそう

あらすじ

連絡駅で待っているとバスが着きました。
名前はバーティー。

この前、雪で立ち往生したとき乗客を助けたバスです。

「また、乗客を助けにきた」といって、トーマスを機嫌を損ねます。
トーマスも「きみより速く走れる」といいかえしました。

ふたりは競争をすることになりました。

バーティーは自信満万。

よーいドン!

トーマスの出だしは遅いく、バーティが一歩リード、アニーとクララベルも心配。

でも、トーマスはへっちゃらです。
この先、踏み切りがあることを知っているからでした。

踏み切りでイライラしているバーティーを追い越していきます。

トーマスは駅で乗客を降ろして、必死で急ぎます。

ところが、バーティーが目の前を通りすぎていきました。
機関士が励まし、アニーとクララベルが応援します。

また、駅です。
もう、駅にはバーティーがいました。
バーティーが先に走っていきます。
トーマスは水を飲み、走り出しました。

橋を通過したとき、バーティーが信号で止まっています。
信号が変わって、バーティーが猛スピードでトーマスを追いかけました。

トーマスは最高のスピードで、バーティーは追いつけません。

終点の駅に着きました。

ふたりはたたえあえます。

トーマスとバーティーはまた競争をしたいと思いますが、危険なのでやめるようにハット卿にいわれました。

出演
・トーマス
・バーティー

いやー、機関車とバスの競争、面白かったですね。
サーキットと違って、信号あり、駅ありとハラハラ、ドキドキ。
やはり、バーティーよりトーマスの方が速かったですね。
でも危険なので、あまり無理をしないでね。


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第13話 トラクターのテレンス

あらすじ

ソドー島に秋が訪れました。
黄金色の畑は刈り取られ、茶色い土にかわっていきます。

線路を走るトーマスのわきを、トラクターが忙しそうに働いています。

帰り道にテレンスに会いました。
トーマスはテレンスのキャタピラを「カッコ悪い」といいます。

やがて、冬が訪れて野山に雪が積もります。
トーマスは雪を「どうってことない」といっています。

大雪になり雪かきを着けることになりました
雪かきは重くて窮屈、トーマスは怒って揺さぶり雪かきはボロボロ。

次の朝、機関士と助士は雪かきを修理しますが、間に合いません。

トーマスは喜びますが、アニーとクララベル、機関士と助士も心配していました。

トーマスは自信満万ですが、トンネルを出るとなだれです。
動けなくなってしまったトーマス。

車掌が助けを呼びにいきます。

まだ、トーマスは動けません。

救助がきました。
バスが乗客を運び、トーマスを助けてくれるのは、なんとあのテレンスです。
彼のキャタピラは雪はへっちゃら。

トーマスを少しづつ引っ張り出しました。

キャタピラのすごさにトーマスは感心します。

出演
・トーマス
・テレンス

テレンスはバカにされたにもかかわらず、トーマスを助けてあげてやさしいですね。
これでトーマスもこりたでしょう。


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第12話 トーマスとさかなつり

あらすじ

トーマスは支線を走るとき楽しみなことがあります。
それは川を眺めることでした。
止まって見たいのですが、機関士は止まってくれません。
ハット卿に怒られてしまうからです。

トーマスはみんなに会うたび、こういいます。

「つりがしたいなー」

しかし、みんなは「機関車はつりなんかしない」といわれました。

ある日、水を補給するために川に近い駅に止まります。
でも、給水塔が故障していました。

川から水をくむことにします。

川に着いてから、機関士は穴の開いたバケツで、川の水を何度も何度もくみます。

やっと、満杯になりました。

トーマスは走り出します。
アニーとクララベルもうれしそうについてきました。

ところが突然、トーマスのボイラーが痛くなります。

「爆発しそうだ」と、トーマスは叫びます。

機関士はゆっくりとトーマスは走らせました。

トーマスを機関士は駅のはずれに止めると、アニーとクララベルを離します。

そして、トーマスを退避線に移しました。

車掌が整備員に電話をしている間に、機関士が大きな看板を見つけてきます。
その看板には「危険、立ち入り禁止」の文字が書かれていました。
トーマスの前や後ろに置きます。

間もなく、ハット卿と整備員がきました。

機関紙が事情を説明します。
パイプが詰まっているようです。

整備員がタンクの中を覗きました。
そしてハット卿も覗きます。

覗いたハット卿はビックリして、転げ落ちそうになりました。

なんと、タンクの中に魚がいます。
川から水をくんだ時に入ってしまったようでした。

みんなはトーマスのタンクで釣りをします。

魚をぜんぶ釣り上げて、みんなは魚を料理して食べました。

トーマスは「魚つりはするもんじゃない」といっていました。

出演
・トーマス
・ジェームス

タンクの中に魚が入ってしまい、トーマスは苦しかったでしょうね。
最後に「つりはするもんじゃない」といっていましたが、一方的に魚を入れられた感じですよね。
トーマスは災難でしたね。


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第11話 とりのこされたしゃしょう

あらすじ

トーマスは自分の支線に誇りを持っていました。
客車のアニーとクララベルも賛成します。

アニーは乗客だけを乗せますが、クララベルは乗客のほかに車掌や荷物も乗せることが出来ます。

トーマスは二人のことが大好き。

いつも3人には歌を歌いながら走ります。

ある日、トーマスたちは駅でヘンリーを待っていました。
ヘンリーがなかなか来ないので、トーマスはカンカンです。
いらいらと汽笛を鳴らします。

やっと、ヘンリーがやってきました。

トーマスはヘンリーに文句をいいます。

文句をいったあと、トーマスはスタートしますが、あまりにも早かったので車掌が駅に取り残されてしまいました。

そのことにトーマスは全然気がつきません。

アニーがトーマスに「車掌がいない」と伝えます。

でも、トーマスには聞こえません。
アニーとクララベルは非常ブレーキをかけたくても、車掌がいないのでかけられません。

トーマスは信号でやっと、止まりました。

トーマス:「いったい何が起きたんだ」

機関士:「車掌から連絡があるよ」

ずっと待っていますが、車掌はやってくるはずもありません。

するとどうでしょう。
車掌が線路伝いに走ってくるではありませんか。

車掌はトーマスに一部始終を話して聞かせました。

アニーとクララベルは車掌が戻ってきたので大喜び。

トーマスはスピードを上げて、あっという間に終点に着きました。

出演
・トーマス
・ヘンリー

トーマスは駅に車掌を置いてきてしまいますが、車掌は走ってついてきました。
車掌はトーマスを怒ることはなく、失敗は誰にでもあるといっています。
なんて心が広いのでしょう。
しかし、機関車の後を突いてくるとはすごいですね。


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第10話 ジェームスのうれしい日

あらすじ

ある晩、ジェームスはヘンリーやゴードンといっしょに機関庫いました。
まだ、ゴードンたちはジェームスのくつひも事件のことをいってはからかいます。

ジェームスも言い返しますが、ゴードンは全然聞いていません。
ゴードンの「急行を引っ張れるのはおれだけだ」とか「道を間違えたことがない」とか自慢話がはじまりました。
少しうぬぼれています。

次の日の朝、ジェームスはゴードンに起こされました。

ジェームスはゴードンの引く、客車を運んできます。

ゴードンが蒸気を上げて、連結に向かいました。

列車にはハット卿やお偉方が乗っています。
自信たっぷりに走り出しました。

ゴードンを見送って、ジェームスは自分の仕事をします。

客車をホームに運んでくると、悲しげな声が聞こえてきました。
ゴードンが静かに駅に帰ってきます。

道を間違えて戻ってきてしまいました。

お客は怒っています。
ハット卿が「別の機関車をよういします」と、ジェームスに客車を引っ張るようお願いしました。

ジェームスは「がんばります」と客車を連結し、走り出します。
お客も応援します。

スピードを上げて走っていくので、乗客は大喜び。
あっという間に駅に列車は着きました。

ハット卿は「たまには、急行を引っ張ってみるか」といい、ジェームスは喜んでいます。

次の日、ゴードンが貨車を押していました。

「たまにはいいもんだ、貨車にマナーを教えてやる」

ジェームスとゴードンは親友になりました。

ジェームスがときどき、急行を引いてゴードンを休憩させてあげます。

もう、ゴードンはくつひものことはいわなくなりました。

出演
・ジェームス
・ゴードン

ゴードンははじめ威張っていましたが、失敗をきっかけにジェームスとゴードンは仲良しになりました。
二人が仲良くなり、くつひものこともいわなくなったのでよかったですね。


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第9話 やっかいなかしゃたち

あらすじ

ジェームスはここ数日、客車も貨車も押していません。
この前、突っ走り過ぎて客車に穴が開き、それをお客のくつひもで修理をする事件があったからです。

そこへ、ハット卿がきました。

「わしのために客車を引っ張ってくれ」

ジェームスは大喜びで、走り出しました。

しかし、トーマスにからかわれたり、貨車たちにバカにされます。

貨車たちはジェームスに引かれるのを嫌がりますが、強引に走り出しました。

貨車たちのいたずらで、故障することがあります。
そのたびに点検して、修理しました。
何度もスタートをして決してあきらめません。
ゆっくりですが、確実に引っ張っていきます。

ゴードンの丘が見えてきました。

ジェームスは貨車たちに気づかれないうちにスピードをあげて、あっという間に半分まできます。
そのとき突然、身体が軽くなりました。

しかし、機関士は止めます。

貨車が外れてしまっていました。
どんどん貨車は丘を下ってきます。

車掌が降りて、近づいてきたエドワードに危険を知らせます。

ジェームスはバックしてきて、再び連結しました。

エドワードが「手伝おうか」といいますが、ジェームスは「一人で大丈夫」と走り出します。

再び丘を登り、ついに登りきりました。

「やったー、ついにやったぞ」

機関士も喜びます。

無事に駅に着き、ジェームスは構内で休憩していると、エドワードがやってきました。

そこへ、ハット卿が降りてきます。

ジェームスはまた、怒られると思っています。

しかし、ハット卿はニコニコしていました。

「よく働いた」とほめてもらいます。

ジェームスはうれしそうでした。


出演
・トーマス
・ジェームス
・エドワード

貨車のいたずらにもめげず、一生懸命働いたジェームスにとても感心しました。
ハット卿にもほめてもらい、本当にうれしそうでした。


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第8話 ジェームスのあやまち

あらすじ

ジェームスには覚えることがたくさんあります。

ハット卿が「客車も貨車も引っ張れる、失敗してもへこたれるな」と激励します。
失敗とは脱線事故のことです。

人々はジェームスの姿を見ると、すばらしい機関車とほめました。
うれしくて蒸気を出すと、ハット卿の帽子が濡れてしまいました。

ハット卿に怒られる前に、ジェームスは走り出します。
客車があわてるなといいますが、かまうことなく走ります。

次の駅を過ぎてしまい、バックしてお客を降ろします。
まだ、だれもハット卿の帽子のことは気づいていません。

ジェームスは安心した。
次の駅に着くと、隣の線にトーマスがいます。

「元気そうだな」とジェームスに声をかけて走っていきます。

エドワードとジェームスは例の脱線事故の現場を通りました。
すべて元通りに直っています。

ジェームスはまだハット卿の帽子のことがまだ心配です。

次の朝、ハット卿はジェームスをしかりました。

「ボディを青く塗り替えてしまうぞ」

ジェームスはむくれてしまいます。

むくれたジェームスは、客車を乱暴に押します。

「青いボディはゴードンで十分だ」

そして、ジェームスは客車を無理に引っ張ります。

走っていると、ジェームスは止まってしまいました。

あまりにも客車をぶつけるので、パイプに穴が開いてブレーキが壊れてしまったのが原因です。

ブレーキをどう修理するか思案し、直すには新聞紙とくつひもが必要です。

くつひもはお客さんに借りることにしました。

紳士にくつひもを借りようとしますが、断られてしまいます。
ほかのお客が文句をいいはじめ、紳士に抗議しました。

ついに、紳士はくつしもを渡してくれます。

ブレーキの修理が終わり、ジェームスは走れるようになりました。

ジェームスは悲しかった。
でも、利口になっていてもう客車をぶるけることは無いでしょう。


出演
トーマス
ジェームス
エドワード

ほめられて調子に乗ってしまい、ハット卿に怒られてしまいます。
怒られたことに腹を立てて、客車を乱暴に扱いブレーキを壊してしまいました。
やつあたりはよくないですよね。
しかし、反省をしたのはえらいです。


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第7話 ジェームスのだっせん

あらすじ

ハット卿は毎日駅に来るとトーマスに声をかけます。

きょうは、操作場で仕事をします。
たくさんの貨車が並んでいます。
クレーン車もあります。

ある日、トーマスが構内にいると、ジェームスが貨車たちに押されて止まれなくなっています。
ジェームスは「たすけて」と叫び声を残して、走り去っていきました。

トーマスは「こらしめなくちゃ」といいます。

非情ベルが鳴ります。
ジェームスが脱線してしまいました。

トーマスは急いでクレーン車を運びます。
ジェームスのことをトーマスは「ケガしてなければいいけど」と心配しています。

脱線して動けないジェームス。

機関士が見回り、悪いのは貨車と古いブレーキのせいだといいます。

トーマスがクレーン車を押してきました。
クレーン車で貨車を引っ張ります。

貨車たちはブツブツいっていますが、トーマスは「自分が悪いんだ」といい、大忙しで働きました。

貨車たちは「もう懲りた」といっています。

ジェームスを線路に戻すため2台のクレーン車で持ち上げます。

線路に戻ったジェームスは走ろうとしますが、思うように動けません。
そこで、トーマスはジェームスを引っ張って機関庫に戻ります。

駅ではハット卿が心配そうに待っていました。
トーマスの活躍ぶりをほめます。

ジェームスは車体を塗り替えて、ちゃんとしたブレーキをつけてもらうことになしました。

ハット卿からトーマスは支線をもらいました。
トーマスは幸せいっぱい。
アニーとクララベルという客車ももらいました。
一日中、走り回ります。

もう一人ぼっちではありません。
駅でヘンリーたちにニュースを教えてもらい、ゴードンは相変わらず急いでいますが、汽笛で合図を忘れません。

出演
・トーマス
・ジェームス
・ゴードン
・ヘンリー

貨車たちはひどいことをするものです。
ジェームスが脱線してしまい、動けなくなっていてとてもかわいそうでした。
トーマスはジェームスのことをとても心配して、心優しいですね。
それによく働きました。
支線と客車をもらってトーマスはうれしそうでしたね。
ゴードンとヘンリーともなかよくなってよかったです。


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第6話 トーマスのさいなん

あらすじ

トーマスは毎晩、文句をいっています。
おかげで、ほかの機関車は眠れません。

「客車を押すのはうんざりだ」

しかし、だれも相手にしません。
トーマスはおしゃべりなのです。

ある晩、エドワードが機関庫に戻ってきました。
エドワードは親切なので、トーマスを気の毒に思っています。

次の朝、トーマスとエドワードは仕事の交換を機関士に頼みます。

仕事の交換の許しがでたので、トーマスは大喜びで貨車を探しに行きました。

貨車はわからず屋で、仕事そっちのけでおしゃべりばかり。親しくない機関車にはいたずらをします。

エドワードはそれをよく知っているので、トーマスに気をつけるように注意しました。
トーマスは興奮しているのでそれどころではありません。

貨車を連結してトーマスは出発します。
ところが、貨車たちの準備ができていませんでした。

「トーマス、待ってたら」

それでもトーマスは走っていくので、貨車たちは面白くありません。

トーマスはどんどんスピードを上げていきます。

「急げ、急げ」

うれしくてたまらないトーマスとカンカンに怒っている貨車。

トーマスはスピードを落とします。
ゴードンが前に立ち往生した丘に近づいてきました。

丘を登り、今度は下りです。

トーマスはブレーキをかけますが、貨車たちは止まろうとしません。

貨車たちにドシン、ドシンと押されてトーマスは丘を下ります。

トーマスは必死で止まろうとしました。
しかし、貨車たちはおかまいなく押してきます。

押されているトーマスは駅を通過して、退避線に入ってしまいました。
トーマスは車止めギリギリで止まります。

そこへだれかがやってきました。
ハット卿です。

ハット卿は
「貨車の勉強が必要だ。2~3週間いったり来たりすればエドワードのようになれる。そうすれば一人前だ」

「はーい」といいながら、トーマスはバックしていきます。

出演
・トーマス
・エドワード

客車を押すのが飽きたと貨車を引く仕事をしますが、貨車に押されて危うく事故を起こしそうになります。
ただ、仕事がつまらない、飽きたといってわがままをいってはよくありませんね。
貨車たちは「脱線してしまったら」と考えないのでしょうか。こわいですね。


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第5話 トーマスのしっぱい

あらすじ

トーマスが「お客さんの乗っている客車を引っ張って見たい」文句をいっています。

ある日、機関庫にはトーマスとヘンリーしかいませんでした。
ヘンリーは病気です。
整備員が治療しましたが、よくなりませんでした。

次の日の朝もよくなりません。
ヘンリーはいつも始発の客車を引っ張り、そしてその客車を運ぶのがトーマスの仕事です。

トーマスは「客車が引っ張れるかも」と、張り切りました。
客車を運んできて、お客が乗り始めます。
でも、ヘンリーはきません。
トーマスはワクワクします。

ヘンリーが来ないので、トーマスが客車を引っ張ることになりました。

トーマスはとても慌てています。

トーマスと客車の連結が外れているのに、気づかず客車を置いて一人で走り出してしまいました。

客車を引いていないのに「どんなもんだい」と自分の走りを自慢して走ります。

やがて、赤信号で止まりました。
トーマスは信号機に「早くしろ」と文句をいいます。

そこへ駅員がきました。

「なにやっているんだい?」

「客車を引いているんだ」

「客車なんてないぞ」

ここでやっと、客車を忘れてきたことに気が付きました。

鳴きそうになりながら、バックしていきます。

駅ではみんな文句をいっていましたが、トーマスのしょぼんとした顔を見て黙ってしまいました。

こんどはちゃんと連結して、走り出します。

後になって、他の機関車がトーマスをからかいました。

トーマスは二度と失敗しないと心に誓いました。

出演
・トーマス
・ヘンリー
・ゴードン

トーマスは客車が引きたくて仕方がありませんでした。
巡ってきたチャンスに張り切りすぎて客車を忘れるという失敗をしてしまいました。
でも、こういう失敗はだれにでもありそうですね。
「自分がやらなきゃ」と気負い過ぎて失敗してしまう。
しかし、駅員にいわれて客車を忘れていることに気が付くとは。
もっとはやく気が付いてもよさそうだなと思いました。


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第4話 ヘンリーだいかつやく

あらすじ

いつもゴードンは大きな急行列車を引っ張っています。
こんなことできるのは自分だけだと思っていました。

きょうはハット卿が乗っています。

やがてトンネルが見えてきました。
ヘンリーが閉じこもっているトンネルです。

ヘンリーは「早くトンネルから出たいなー」といっていました。

そんなヘンリーをゴードンはまたからかおうとします。

そのとき、ゴードンのスピードが落ちてきました。
機関士がゴードンを止めます。

「急に力が抜けてきた…」

機関士がいうには、安全弁が壊れてしまったのが原因です。
このままでは列車を引っ張れません。

「いままでうまくやってきたのに」というゴードンを見て、ヘンリーは笑っています。

みんながゴードンの様子を見に来ました。
機関車を交換することになり、ほかの機関車を探します。
ゴードンは連結を外され脇へどきました。

残っている機関車はエドワードだけ。
エドワードが快く手伝います。
一生懸命押しますが、重い列車はまったく動きません。

ゴードンが「ヘンリーにやってもらったら」と提案します。

ハット卿がヘンリーに頼むと「いいとも」返事をしました。

ヘンリーが蒸気を上げながら、トンネルから出てきます。
車体は真っ黒に汚れてくもの巣だらけ。

「うまく体が動かない」とヘンリーがいうと、ハット卿が「一回りしてこいと」いいます。

一回りしてきたヘンリーはすっかりよくなりました。

ヘンリーは列車を連結させて、エドワードが後から押します。

列車は動き出しました。

ヘンリーもエドワードも乗客も大喜び。

二人は休まず走り続け、終点の駅に着きました。

乗客はお礼をいいます。

ヘンリーは雨をこわがらなくなりました。
車体を守る一番の方法は、トンネルに隠れるのではなく、仕事の後に整備士にそうじしてもらうことだとわかったからです。

出演
・ゴードン
・ヘンリー
・エドワード

前回のお話から、ヘンリーがトンネルから出てこなくなったので、どうなることかと思いましたが、ゴードンの故障がきっかけでやっと出てきましたね。
みんなで力を合わせて仕事をしてすばらしいと思いました。
ヘンリーが雨をこわがらなくなったのもうれしいですね。


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第3話 出てこいヘンリー

あらすじ

きょうは雨が降っています。
機関車の中に雨を嫌がるものがいます。
トンネルに入ると、止まってしまい出てきません。
彼の名前はヘンリー。

トンネルから出てこない理由は車体が汚れるのが嫌なこと。

車掌は笛を吹き、旗を振りまくりますが出てきません。

ヘンリーは「シュー」と蒸気を吐き出すだけです。

トップハム・ハット卿がやってきました。
ハット卿がヘンリーを引っ張り出すといいますが、ヘンリーは「やーだ」といいます。
みんなでヘンリーを引っ張りました。

ハット卿は医者に止められているといって手伝いません。

ヘンリーは出てきません。
今度は後ろから押します。
押しますが全然、出てきません。

今度もハット卿は手伝ってくれませんでした。

そこへトーマスが応援にやってきます。

トーマスは力のかぎりヘンリーを押しますが、ビクともしません。

ついに、ハット卿はヘンリーを引っ張り出すのをあきらめて、レールと取ってしまいました。
そして他の機関車が間違えてぶつからないようにと、トンネルにレンガで壁を作ります。

ヘンリーは身動きが取れなくなり、できることといえば、横を走っていく機関車を眺めることだけ。

これでは素敵なボディを誰にも見てもらえません。

エドワードやゴードンが通りすぎていきますが釜の火がすっかり消えてしまっていて返事もできませんでした。

緑のボディや赤のストライプはトンネルの中で汚れてしまっています。

いつまでいるのでしょう?
いつになったら雨をこわがらずに、走れるようになるのでしょう。

出演
・トーマス
・ヘンリー
・エドワード
・ゴードン

ヘンリーは車体が雨で汚れるのを嫌がって、トンネルに閉じこもります。
汚れるのが嫌だという気持ちもわからなくもないですが、結局、トンネルの中で車体が汚れてしまいました。
ヘンリーには雨の中でも元気に走っていけるようになってほしいですね。
しかし、レールを外したり壁を作るのはやりすぎのような気がしました。


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第2話 エドワードのおてがら

あらすじ

エドワードは、他の機関車に比べて一番ちいさい機関車です。
ちいさいので大型機関車にからかわれます。

そんなエドワードを機関士と助士は気の毒に思っていました。

機関士と助士の配慮で、エドワードは走ることに。
煙を上げて走り出します。

一日中、働きまわり機関士も乗客も大喜びでした。

翌日、ゴードンはまた威張りながら走っていきます。

エドワードは貨車を運ぶ仕事をします。
この仕事が大好き。
貨車がなくなるまで働きました。

休憩をしていると、ゴードンが怒りながら走ってきます。
汚い貨車を引いているからでした。

ゴードンを横目にエドワードは働きます。

そんなとき、ゴードンが丘の上で動けなくなってしまいました。
エドワードが助けにいきます。

「無理だ」というゴードンと貨車を後ろから一生懸命に押していきます。

すると、いつのまにか丘を越えていました。

丘を越えたゴードンは「やったー」とスピードを上げて走っていきます。
エドワードのことは忘れてしまい、お礼もありません。

それでもエドワードは役に立ててよかったと思います。

機関士にも「お手柄」とほめられました。

出演
・エドワード
・ゴードン

エドワードは「ちいさい」とゴードンにからかわれていました。
それでも動けなくなったゴードンを助けにいくところは、えらいですね。
見習わなくてはと、思いました。
それに一生懸命働く姿がよかったです。


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第1話 トーマスとゴードン

あらすじ

トーマスは小さいですが、働き者。自分が一番働き者だと思っています。
駅で客車を運び、動き回ります。

仕事をしながら、ゴードンをからかったりもします。

ある日、ゴードンが客車を引いてきてクタクタになって帰ってきました。
疲れて寝ようとしたところにトーマスがやってきます。

「ぼくを捕まえて見ろ」

とゴードンをからかいます。

「おぼえていろ、トーマス。いつか、しかえしてやるからな」

と、ゴードンは怒りました。

ある日、トーマスの目がなかなか覚めません。
火が消えてしまっています。

これでは仕事ができません。

やっとの思いで動き出しました。

駅に行くと、ゴードンが待っています。

「このゴードン様をなめるなよ。いまだ!」

と、ゴードンが客車を連結しました。

トーマスは後ろから押して手伝うのですが、いつもは連結しません。
ところがきょうはゴードンの出発が早かったので、連結を外し損ねました。

ゴードンはどんどんスピードを上げていき、トーマスはついて行けません。

「とめてー、とめてー」
「まだまだ、ついてきてもらうぞ」

と、ゴードンは走り続けます。

トーマスは走ったことのないスピードで走らされました。

「たすけてー」

車輪が壊れそうになり、やっと駅に着きました。

トーマスはクタクタになりやっと連結を外しました。
ゴードンに仕返しをされたのです。

ゴードンにいい返すこともできず、水を飲んでからゆっくりと帰っていきました。

出演
・トーマス
・ゴードン

トーマスは働き者ですが、ゴードンを怒らせるほどからかってはいけませんよね。
案の定、仕返しをされてしまいました。
黙って帰ったトーマスは反省したようでしたね。
しかし、疲れ切ったトーマスのすごい顔のこと。だれかと思いました。


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