あらすじ
ビルとベンはハット卿のもとで働く、いたずらなふたごの機関車です。
作業所から港の操車場まで貨車を押したり、引いたりしながら忙しく往復しています。
彼らは一緒にいるといつも何か楽しいことを思いつき、作業員にいたずらをしては喜んでいます。
でも、それがときどき騒ぎのもとになるのでした。
ある朝、ハット卿がやってきました。
「大事な荷物が操車場に着いた、手伝ってくれんか」
「はい、わかりました」
ふたりはその大事な仕事を、喜んで引き受けて操車場へと向かいました。
ボコが操車場で休んでいると、聞きなれた汽笛が聞こえてきます。
ふたごの機関車は忙しく働き、重い貨車を押したり引いたりしながら運びました。
やっとその日の仕事が終わると、ふたごたちはワクワクします。
はじめて転車台を使うからです。
最初に、ビルが転車台に乗りました。
ビルが全然降りようとしないので、係員が転車台を止めました。
ビルはしぶしぶ降ります。
しかし、係員がうっかり転車台の方向を間違えて、ビルは向こうからベンがやってくる線に降りてしまいました。
2台の機関車は急ブレーキをかけ、やっと止まります。
ふたりともにらみ合ったまま、動こうとしません。
ハット卿が怒りました。
翌日もベンは機嫌が悪いです。
ふたごの機関車たちは、一日中、お互いの悪口をいい合っていました。
最後には、人のよいエドワードまでが、我慢できなくなりました。
ボコはエドワードにある計画を話します。
それをエドワードの機関士はハット卿に伝えました。
翌朝、ハット卿はビルとベンを呼びます。
ハット卿はふたりで協力して、仕事をするようにいいますが、ベンがひとりでやるといいます。
ベンは貨車をつないで、引っ張ろうとしますが、貨車は重すぎてひとりではなかなか引っ張れません。
ふたりは笑い出します。
「交替でやるより、ふたりで一緒にやったほうがいいんじゃない」
お互い助け合うことは、すばらしいです。
でも、なによりもまた、仲良くなれたのが一番です。
出演
・ボコ
・エドワード
・ビル
・ベン
仲のよいふたりがけんかをして、どうなるかと思いましたが、仲直りができてよかったですね。
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