第89話 ブルドッグ

あらすじ

ある朝、パーシーはイライラしていました。

ボディーを塗り替えたので、みんなに見せたくてウズウズしていたのでした。

機関庫には、デュークの肖像画がかかっています。

機関士から聞いた話を、トーマスが話します。

むかし、ピーター・サムがスチュアートと、サー・ハンデルがファルコンと呼ばれていた頃、彼らはデュークと古い鉄道で働いていました。

そのころ、ファルコンはまだ、未熟でした。

ある日、支配人がやってきます。

デュークと一緒に、山道を走る練習をすることになりました。

次の日になりました。

2台は出発します。

機関車のスピードがどんどん、落ちてきました。

急ぐファルコンを、あわてるなとデュークがいいます。

トンネルに差し掛かりました。

ファルコンはトンネルが嫌いでした。

カーブしていて、よく見えません。

やっと、トンネルを抜け、ホッとしたその瞬間。

ファルコンは脱線し、命からがら崖っぷちからぶら下がっていました。

デュークは力をふりしぼって、踏みとどまっています。

機関士と助士が2台を助けようと、すばやく仕事に取り掛かりました。

ところが、また、トラブルです。

デュークに水がありません。

幸い、近くに作業員の家がありました。

次から次へと水の入ったバケツやなべを受け渡され、デュークはのどを潤していきます。

どんどん、力を蓄えていきました。

みんなの協力のおかげで、ついにデュークはファルコンを線路に引っ張り上げることが出来ました。

そして、再び、彼らは出発します。

駅で支配人が待っていました。

ファルコンはデュークにお礼をいいます。

出演
・トーマス
・パーシー
・ゴードン
・ヘンリー
ジェームス
トビー
デューク
ピーター・サム(スチュアート)
サー・ハンデル(ファルコン)

ファルコンが脱線して、危機一髪でデュークが助けてくれましたね。
油断は禁物ですね。


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