第48話 しせんをはしったゴードン

あらすじ

トーマスの支線もエドワードの支線も大事な役割を果たしています。
けれど、彼らの支線は本線ほど丈夫に出来ていません。
ハット卿はゴードンみたいな重い機関車は走らせませんでした。
しかし、ゴードンは支線を走らないのは他に理由があるからだと、勘違いしています。

ある日、ゴードンがブツブツ文句を言っています。

支線は下品だといっていました。

ゴードンとエドワードは毎晩、駅から列車を引いていきます。

最初にゴードンが列車を引いて、本線に入っていきます。
そして、5分後にエドワードが列車を引いて、支線に入っていきます。

いつもはうまくいくのですが、今夜は問題が起こりました。

ホームでは、緑色の帽子を被った女の人が友達に別れを告げています。

ゴードンの出発時間が近づいてきました。

機関助士が車掌の方を見ると、揺れている緑色の物が見えます。

「出発進行!」

彼は車掌が旗を振ったのだと勘違いしました。

ゴードンはホームに、荷物も客も車掌も取り残したまま、出て行ってしまいます。

みんなビックリし、カンカンです。

ゴードンが慌てて引き返してきた時には、とっくにエドワードの発車時刻は過ぎていました。

そこで、エドワードの方が先に、出発することになりました。

ところが、本線と支線との分かれ目にある信号所にはその知らせがいっていません。
信号士が間違えてエドワードを本線の方に入れてしまいました。

そして、ゴートンは支線の方に入ってしまい、港のそばの引き込み線に入り込んでしまいます。
寒くて、ご機嫌ななめでした。

次の朝、ビルとベンが汽笛を鳴らしながら、港にやってきます。
そいて、ゴードンを見つけると、二人でからかいます。

「あれ何だ?」

ビルが聞きます。

「ゴードンだよ」

ベンがささやきます。

「ゴードンは支線を走らないよ、支線は下品だと思ってるんだからさ」

ゴードンは聞こえないふりをします。

「あれが、ゴードンじゃないなら、材木かくず鉄ってところかな?」

「それじゃあ、スクラップ置き場にもっていこう」

「いや~、これはスクラップにだってならないよ。港にもっていって沈めちゃおうぜー」

ゴードンは慌てます。

「俺はゴードンだ、やめろ」

ディーゼル機関車のボコが入ってきた時、ゴードンは救いの神が来たと思いました。

「親愛なるボコ君よ、たすけてくれ」

ボコはすぐに様子を察します。

「ビルとベン、おとなしくしないと、君たちの貨車を持っててしまうぞ」

この一言で、双子たちはおとなしく帰っていきました。

「ボコ、君はすばらしいなぁ。あの、小悪魔どもが逃げ出すなんて」

「ああ、ちょっとしたコツがあるんだよ」

ゴードンはいまでも、ボコを命の恩人だと思っています。
でも、あの双子たちは、ただゴードンをからかっただけでした。

出演
・ゴードン
・ボコ
・エドワード
・ビル
・ベン

機関助士の勘違いで出発してしまい、支線に入ってしまったゴードン。
最後はビルとベンにからかわれてしまいました。
ゴードンにとっては災難でしたね。
でも、ゴードンって意外と純粋なんですね。


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