第80話 じょおうへいかがやってくる

あらすじ

大型機関車のゴードンとタンク機関車のトーマスが帰りを急いでいます。
きょうは、大忙しでした。

前に、ゴードンがドブに落ちたことがありました。

今度はそのことをからかっていたトーマスが、穴に落っこちゴードンに助け出されました。

彼らが機関庫に帰ってくると、なんとペンキ屋さんがあちこちにいます。
ペンキも置いてあります。

女王陛下がやってくるのです。

女王陛下の列車を引っ張るのは、ダレなのでしょう?

やがて、雨が降ってきました。

ヘンリーの機関士と助士は、運転席が濡れないようにシートをかけます。

ペンキ屋さんははしごの上です。

ヘンリーの煙が、空高く舞い上がりました。

ペンキ屋さんは前が見えなくなって、ペンキもろともヘンリーの上に落っこちてしまいました。

ヘンリーのボディーに白いペンキがついてしまい、
ハット卿は「女王陛下の列車は無理だな、他をあたるとするか」といいます。

ゴードンとトーマスが待ち構えています。

ハット卿は

「まず、エドワードが案内役とつとめる。トーマスが客車の面倒、ゴードンが列車を引っ張りたまえ」

と、いいました。

いよいよ、その日がやってきました。

機関車たちは、乗客を一生懸命、街まで運びます。

トーマスが構内の客車を片付けます。

エドワードが滑り込んできました。

「女王陛下が到着するぞー」

やがて、ゴードンが汽笛を鳴らしながら、近づいてきました。
御なじみの汽笛です。

女王陛下の列車は、すべる様に駅に入ってきました。

ゴードンはピカピカに磨かれ、真鍮は輝くばかりです。

ハット卿が迎えました。

「ようこそ、陛下」

陛下は列車の乗り心地をほめ、機関車を見学したいとおっしゃりました。

トビーとパーシーが汽笛を鳴らします。

ヘンリーとジェームスがたしなめましたが、トビーとパーシーは平気です。

みんなが一斉に汽笛を鳴らしました。

出発の時間がくると、陛下は特別に客車係りのトーマスに話しかけました。

次に、エドワードに声をかけました。

最後に、陛下を運んだゴードンです。

ハット卿の鉄道にいて、こんなに晴れがましい気分になったのは、初めてでした。

出演
・トーマス
・ゴードン
・パーシー
・ジェームス
・ヘンリー

女王陛下がきましたが、なにごとも、なかったのでよかったです。


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