第66話 いしきりばのメービス

あらすじ

メービスは、石切場で働くディーゼル機関車です。
彼女にはトビーと同じように、車輪を覆う板がついています。
メービスは若いので何でも自分のやり方でやり、トビーの貨車を毎日違う場所に置いてしまいます。

トビーはそのことに腹を立てていました。

トビーは「ひとりで運べよ」といい、メービスはかえって喜びます。

ディーゼルがやってきました。

メービスが「トビーは蒸気機関車じゃないと貨車が運べないとおもっているのよ」

ディーゼルは貨車のことは何もしらないのに、俺たちならもっとうまくやれるといいます。

トビーの路線は駅の裏で道と交差していました。
その道が霜のために凍ってコチコチになり、とても、滑りやすくなっていました。

そこで、トビーはその道にさしかかる前で一度停止して、機関助士が車と止めてから、勢いをつけて、走り出します。

後ろから貨車に押してもらうので、凍った線路の上も踏み切りをわたるのも大丈夫です。
これが一番安全です。

トビーはメービスにこの方法を教えました。

でも、貨車たちはメービスに振り回されていて、うんざりしていました。
貨車たちは仕返しをしようとします。

メービスはそんなことに、まったく気づかずに貨車を引いて、踏み切りで止まりました。

車はみんな、停止しました。

メービスはトビーの忠告を聞かなかったので、貨車たちの思う壺にはまってしまいます。

作業員が線路に砂をかけて、凍ったドロを取り除こうとしますが、うまくいかず、みんなイライラします。

メービスはとうとう泣き出してしまいました。

トビーは操車場でこの事故のことを知ります。

トビーは助けに向かいました。

怒った人々がメービスに文句をいっています。

トビーは蒸気を大量に出し、何度もスイッチしながら、メービスを押して列車を押し戻そうとします。

たいへんな力仕事なので、トビーの火は激しく燃えました。

熱い灰を助士たちは、凍ったドロを溶かすためにまきます。

ついに、もとに戻すことが出来ました。

彼女は貨車をもとに戻すと、一目散に自分の石切場に帰っていきました。

出演
・トビー
・ディーゼル
・バーティー
・テレンス
・メービス

困っているメービスを助けたトビーはかっこよかったですね。


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