第85話 ちょっとしたみもの

あらすじ

路面機関車のトビーは、とても興奮していました。

ピカピカ光る、新しいベルをつけてもらったからです。

海辺に向けて、出発しました。

走っている最中に機関士が、わけを話してくれました。

村でパレードがあるのですが、その出し物がトビーなのです。

まもなく、村の小さな駅に到着しました。

ですが、紳士がひとりいるだけで、歓迎の様子がありません。

紳士は機関士に何かささやくと、すまなそうに去っていきます。

出し物が必要なくなりました。

パーシーが構内に入ってきました。

トビーがいるので、驚いています。

ハット卿が到着しました。

「パーシー、ここに貨車を置いていきたまえ。港でトラブル発生だ」

「バルストロードが問題をおこしたんだ」

機関士がいいます。

「バルストロードとは、ひねくれもののはしけのことだ」

機関士のいうとおりでした。
きょうのバルストロードは、手が付けられないほど機嫌が悪いです。

パーシーが到着した時も、バルストロードはふくれっ面でしたし、貨車たちもむくれていました。

貨車をパーシーが押すと、車止め吹き飛ばして飛び出していきます。

バルストロードの上に、貨車たちが落ちてしまいました。

後片付けには、時間がかかりました。

パーシーは、バルストロードが浜辺に引かれていくのを、眺めていました。

バルストロードは子どもたちの遊び場にされてしまいます。

パーシーは駅に帰ってくると、トビーときょうのニュースを交換しました。

「機関士がいってたけど、特別なことをしなくったって、きみもぼくもちょっとした見物だって」

トビーがいいます。

パーシーが

「ちょっとした見物? どういうこと?」

「みんなに笑いかけて、汽笛を鳴らすってことさ」

出演
・パーシー
・トビー

パレードには、出られませんでしたが、機関士はトビーとパーシーのことを「ちょっとした見物」とうまいことをいいましたね。


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