あらすじ
青い空にふんわりした雲が浮かび、よそ風が吹き抜けています。
そんな日に、岡の上にたって下を見下ろすと、海辺の支線でダックとオリバーが忙しそうに働いているのが見えます。
2台の機関車はピカピカに塗られたボディが自慢でした。
オリバーは今でも、ダグラスに助けたれたときのことをよく話します。
みんなもオリバーの冒険談を聞きたがっていました。
みんなにほめられて、オリバーはひどくうぬぼれてしまいます。
ある日、ハット卿が会いにきました。
「きみはよくやっている。貨車たちについても勉強したほうがいいな」
賢い機関車なら、だれでも貨車を扱うたいへんさをよく知っています。
みんなオリバーに気をつけるように注意しましたが、オリバーは耳を貸しませんでした。
オリバーは荷物を積んだ貨車を引っ張って退避線に入れ、空の貨車をシュートの下に押していきます。
そしてもどってきて、荷物を積んだ貨車を動かそうとしました。
ところが、貨車たちは動こうとしません。
貨車たちは最初は素直に働いているように見せて、いきなりオリバーを押し始めました。
オリバーの機関士はあわててブレーキをかけましたが、役に立ちません。
オリバーは必死になって止まろうとしますが、貨車たちはしつこく押し続けます。
オリバーは転車台の下に落ちてしまいました。
ダックは様子を見ていました。
「大丈夫かい? オリバー。これでもまだ、賢明な機関車と呼ばれたい。こんな事故は二度と起こしてほしくないね」
その晩、オリバーは助け出され、ハット卿に謝りました。
ダックがオリバーに声をかけます。
「あの支線は君がいないと困るんだ。早くもどっておいでよ」
数日後、オリバーはもどってきました。
前よりもずっと、きれいに塗りなおされています。
彼自身も前よりずっと、賢い機関車になりました。
出演
・トーマス
・ダック
・ゴードン
・ヘンリー
・ジェームス
・パーシー
・ドナルド
・オリバー
オリバーは調子に乗ってしまい失敗してしまいましたが、反省をして賢い機関車になりましたね。
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