第60話 ディーゼルがかえってきた

あらすじ

ダックとパーシーは港で楽しく働いていました。
荷物をいっぱい積んだ貨車を岸壁から運んでいます。

ある朝、彼らはすっかりくたびれていました。
港がいままでになく、忙しかったからです。

「機関車をもう一台増やしたほうがよさそうだな」

ハット卿がいいます。

彼らは新しい機関車を楽しみに待っていました。

ところがやってきた機関車を見てビックリします。

「おはよう」

ゴロゴロした声でディーゼルがやってきました。

しかし、ふたりはディーゼルのことを信用していません。
そして機関庫から出て仕事をするのをやめてしまいました。

ハット卿がお茶を楽しんでいるところに、電話が鳴ります。

「なに、港で問題が起こっているのか。すぐいく」

ディーゼルはひとりで懸命に働いていました。
でも、岸壁には荷物がたまり、船や乗客にも遅れが出始めています。
みんな、ブツブツ文句をいっています。

ハット卿が機関庫にいってみると、パーシーとダックはふくれっ面をしていました。

ふたりはディーゼルとは働きたくないといいます。

ハット卿が「もう一度、チャンスを与えようと思った」といい、パーシーとダックはしぶしぶ仕事にもとりました。

翌朝、ディーゼルの機関士がちゃんとブレーキをかけなかったので、ディーゼルが勝手に動き出してしまい、パーシーにぶつかります。

パーシーに謝らずに笑っていました。

その後も、ディーゼルは荷物をあたりにちらかします。

パーシーとダックは話し合ってハット卿に何もいわないことにしました。

次の日、ディーゼルは何もいわれないことをいいことに、ますます乱暴になります。

彼が陶土を積んだ貨車に思いっきりぶつかると、車止めが壊れていて貨車が海の中に落ちてしまいました。

そのことはすぐに、ハット卿の耳に入ります。

貨車は無事に海から引き上げられましたが、陶土は全部だめになってしまいました。

ハット卿はディーゼルに「ここにいなくていい」といい、パーシーとダックに「君達だけで仕事をこなしてくれるか」といいます。

ふたりは口笛を吹きながら、仕事にもどりました。

そして、ディーゼルはすごすごと港を去っていきました。

出演
・パーシー
・ダック
・ディーゼル

ディーゼルの勝手な行動には困りますね。


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