あらすじ
ダックとパーシーは港で楽しく働いていました。
荷物をいっぱい積んだ貨車を岸壁から運んでいます。
ある朝、彼らはすっかりくたびれていました。
港がいままでになく、忙しかったからです。
「機関車をもう一台増やしたほうがよさそうだな」
ハット卿がいいます。
彼らは新しい機関車を楽しみに待っていました。
ところがやってきた機関車を見てビックリします。
「おはよう」
ゴロゴロした声でディーゼルがやってきました。
しかし、ふたりはディーゼルのことを信用していません。
そして機関庫から出て仕事をするのをやめてしまいました。
ハット卿がお茶を楽しんでいるところに、電話が鳴ります。
「なに、港で問題が起こっているのか。すぐいく」
ディーゼルはひとりで懸命に働いていました。
でも、岸壁には荷物がたまり、船や乗客にも遅れが出始めています。
みんな、ブツブツ文句をいっています。
ハット卿が機関庫にいってみると、パーシーとダックはふくれっ面をしていました。
ふたりはディーゼルとは働きたくないといいます。
ハット卿が「もう一度、チャンスを与えようと思った」といい、パーシーとダックはしぶしぶ仕事にもとりました。
翌朝、ディーゼルの機関士がちゃんとブレーキをかけなかったので、ディーゼルが勝手に動き出してしまい、パーシーにぶつかります。
パーシーに謝らずに笑っていました。
その後も、ディーゼルは荷物をあたりにちらかします。
パーシーとダックは話し合ってハット卿に何もいわないことにしました。
次の日、ディーゼルは何もいわれないことをいいことに、ますます乱暴になります。
彼が陶土を積んだ貨車に思いっきりぶつかると、車止めが壊れていて貨車が海の中に落ちてしまいました。
そのことはすぐに、ハット卿の耳に入ります。
貨車は無事に海から引き上げられましたが、陶土は全部だめになってしまいました。
ハット卿はディーゼルに「ここにいなくていい」といい、パーシーとダックに「君達だけで仕事をこなしてくれるか」といいます。
ふたりは口笛を吹きながら、仕事にもどりました。
そして、ディーゼルはすごすごと港を去っていきました。
出演
・パーシー
・ダック
・ディーゼル
ディーゼルの勝手な行動には困りますね。
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