あらすじ
夜、ほとんどの機関車が機関庫で休んでいる時、ジーっと耳を澄ますと機関車の汽笛や車輪の音が聞こえて来ることがあります。
それは、郵便車の音でした。
一台はトーマスが引っ張り、もう一台はパーシーは引っ張ります。
荷物が重過ぎて、機関車一台だけではむりなのでした。
郵便は港で積み込まれ、トーマスとパーシーがそれを駅まで送ります。
晴れた夜なら明るい月の光がふたりのお供をしてくれますが、真っ暗で星さえ見えない時もあります。
でも、どんな天気の時でも、線路の明かりが行く手を照らしてくれます。
ある晩、パーシーは連絡駅でヘンリーを待っていました。
本線の列車が遅れているようです。
やっと、ヘンリーが到着しました。
パーシーは必死で走ります。
だが、仕事を終えた時はもう、日が昇っていました。
ハロルドがやってきて、「配達にしては、遅すぎるんじゃない」といいます。
パーシーはとても疲れていて、説明する気にもなりませんでした。
パーシーは機関庫にもぐりこむと、まるで死んだように眠りました。
その夜、パーシーの機関士は早めに出発することにしました。
トーマスが連絡駅で待っています。
ふたりが出発しようとした時、聞きなれた音が聞こえてきました。
ハロルドがやってきました。
ハロルドは「うわさが飛び回っている」といいます。
その夜はすべてが順調に進みました。
トーマスとパーシーはどの駅も時間通りに停車しました。
トーマスはある駅で、困っている人に気づきます。
最終列車に乗り遅れてしまったのです。
乗せていくことにしました。
次の日の午後、パーシーは飛行場で休んでいるハロルドを見かけます。
風が強くて飛べないようです。
その晩、ハット卿は例の乗り遅れた人からの手紙を見せました。
「“君たちはふたりともすばらしい”と書いてある。郵便車は鉄道の誇りだな」
出演
・トーマス
・ヘンリー
・ハロルド
・ダック
・パーシー
郵便が遅れてしまうこともありましたが、困っている人を助け、感謝されてよかったですね。
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