あらすじ
緑色の機関車のヘンリーは、何年もソドー島に住んでいます。
彼は島のすべてが気に入っていました。
花の咲き乱れる野原や白い砂浜、どこよりも行くのを楽しみにしている場所が一つあります。
機関士もそこを知っています。
「きょうは仕事が早く片付いた、森で一休みしていかないか」
ヘンリーはその森が大好きでした。
森には、太い樫の木や高い杉の木がたくさんあります。
ヘンリーはここに来ると、思い出すことがあります。
むかし、この森にトビーと新しい苗木を運んできて、それをテレンスとトレバーが植える手伝いをしたこと。
その苗木も他の木にまじってスクスク育っています。
しかし、ある晩のこと、すべてが一変しました。
朝になると、風はおさまっていましたが、大きな被害が出ていました。
ドナルドはクレーン車をつないで、出発し、ヘンリーもそれについて行きます。
たくさんの木があちこちに倒れています。
丘の斜面は丸裸です。
ヘンリーは自分の貨車に丸太をいっぱい積むと、家具などを作る工場に運んでいきました。
トビーは森が元に戻らないかなと思います。
ハット卿がトビーに森まで貨車を引いていってくれないかと頼みました。
貨車が到着するとトビーは喜びました。
貨車には、森に植える苗木がたくさん積んであります。
帰ってきたヘンリーは驚きました。
作業員たちが木を片づけ、テレンスとトレバーが忙しそうに手伝っています。
いまでは木は力強くスクスク育ち、逃げていた動物たちも戻ってきました。
静けさの中で、時折木の葉の揺れる音や小鳥の羽ばたきが聞こえ、子どもたちの笑い声が遠くから響くと、ヘンリーはこの森ですごせることをとても幸せに思うのでした。
出演
・トーマス
・トビー
・ジェームス
・テレンス
・トレバー
・ヘンリー
森が、風でめちゃくちゃになってしまったときは、これからどうなってしまうのかと思いましたが、苗木を植えて元通りになったので、とてもよかったです。
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