第10話 ジェームスのうれしい日

あらすじ

ある晩、ジェームスはヘンリーやゴードンといっしょに機関庫いました。
まだ、ゴードンたちはジェームスのくつひも事件のことをいってはからかいます。

ジェームスも言い返しますが、ゴードンは全然聞いていません。
ゴードンの「急行を引っ張れるのはおれだけだ」とか「道を間違えたことがない」とか自慢話がはじまりました。
少しうぬぼれています。

次の日の朝、ジェームスはゴードンに起こされました。

ジェームスはゴードンの引く、客車を運んできます。

ゴードンが蒸気を上げて、連結に向かいました。

列車にはハット卿やお偉方が乗っています。
自信たっぷりに走り出しました。

ゴードンを見送って、ジェームスは自分の仕事をします。

客車をホームに運んでくると、悲しげな声が聞こえてきました。
ゴードンが静かに駅に帰ってきます。

道を間違えて戻ってきてしまいました。

お客は怒っています。
ハット卿が「別の機関車をよういします」と、ジェームスに客車を引っ張るようお願いしました。

ジェームスは「がんばります」と客車を連結し、走り出します。
お客も応援します。

スピードを上げて走っていくので、乗客は大喜び。
あっという間に駅に列車は着きました。

ハット卿は「たまには、急行を引っ張ってみるか」といい、ジェームスは喜んでいます。

次の日、ゴードンが貨車を押していました。

「たまにはいいもんだ、貨車にマナーを教えてやる」

ジェームスとゴードンは親友になりました。

ジェームスがときどき、急行を引いてゴードンを休憩させてあげます。

もう、ゴードンはくつひものことはいわなくなりました。

出演
・ジェームス
・ゴードン

ゴードンははじめ威張っていましたが、失敗をきっかけにジェームスとゴードンは仲良しになりました。
二人が仲良くなり、くつひものこともいわなくなったのでよかったですね。


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