第72話 たんすいしゃがほしい

あらすじ

ある日、ゴードンは操車場でたくさんの石炭を入れています。

そこへ、ジェームスがやってきました。

「また、石炭入れているの」

「優秀な機関車には、たくさんの石炭がいるってことをお前にはわかっていないようだな」

ゴードンがいいます。

「ふん、ばかばかしい」

ジェームスは仕事にもどっていきました。

しばらくして、ゴードンが排水パイプから水を入れていると、ダックがやってきます。

「そんなに水をがぶ飲みしないほうがいいんじゃない」

「大型機関車はたくさん水がいるんだよ」

その後、ゴードンは大きな駅の操車場に入っていきました。

向こうにピカピカの炭水車が2台ならんでいるのを見て、ゴードンは思わず叫びました。

「おれに必要なのはこれだよ」

そこへディーゼルが近づいてきます。

「ディーゼルは炭水車がいらない、君らのかわりに俺らが走ってやるよ」

ゴードンは腹を立てました。

次の日もおさまりません。

ハット卿に「炭水車を2台持っているのはどうしてか」と、聞いてみました。

「それは彼の路線には、石炭を入れるところが少ないからだよ」

それを聞いてゴードンは、少し元気になりました。

ところが今度はヘンリーが文句をいっています。
彼は不機嫌そうに貨車にあたっています。

そのとき、ダックがドナルドに何かささやきました。
面白い考えが浮かびました。

「ぼくの炭水車を君にあげようか」

「きみが持っているわけないだろう」

「それならいいや」

「言い方がわるかったよ、いくつもっているの? いつもらえる?」

「6台なんだけど、今夜なら渡せるよ」

「どんなにステキな姿になるのか楽しみだな」

ヘンリーは一日中、興奮していました。

ヘンリーの姿をみようと、大勢の機関車が集まりました。

ところがヘンリーは全然かっこよくありません。

彼の引いてきた炭水車はみんな古くて汚くて、ごみがいっぱい詰まっていました。

「きれいに洗ってもらえよ。そうすればエンジンの調子もよくなるぜ」

出演
・トーマス
・ゴードン
・ジェームス
・ダック
・ドナルド
・パーシー
・ディーゼル
・ヘンリー

炭水車をもらえると、ヘンリーは喜んでいましたが、かっこいい炭水車でなかったですね。
うまい話はなかなかないようです。


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