第63話 いたずらはだめだよ ジェームス

あらすじ

ジェームスは貨車も客車も引ける特別な機関車です。
おしゃれな赤いボディは彼の自慢でした。

ある朝、ジェームスはみんなに向かって、汽笛を鳴らしました。

ジェームスは、その後もまだ、自慢をしています。

ジェームスは口からでまかせをいいます。

ピカピカの新しい客車をトーマスが押してきました。

ジェームスはハット卿にいわれたといって客車を連結して、飛び出していきます。

トーマスが貨車を引っ張って戻ってきました。

しばらくして、ゴードンもやってきます。

トーマスから話を聞いて、ゴードンは腹を立てました。

一方、ジェームスはご機嫌です。

ところが、駅でハット卿が待っていました。
ハット卿にしかられます。

みんながジェームスを冷やかしました。

翌朝、ジェームスは仕事に戻りました。

ジェームスは貨車をつなぎ、港に向かいます。
彼は貨車を入れたり出したり、一日中いそがしく働きました。

仕事が終わって帰ろうとした時、ある男が話しかけてきました。

「すいませんが、乗せてってもらえませんか。ハット卿との約束の時間に遅れそうなので」

その人は、鉄道監督官でした。

ジェームスは、全速力ですべる様に走っていきます。

待っていたハット卿に鉄道監督官はていねいにあいさつをしました。

「本当にいい機関車をお持ちですね」

「ジェームス、今度こそ本物の立派な機関車になったな」

出演
・トーマス
・パーシー
・ヘンリー
・ゴードン
・ジェームス

ジェームスはうそをいって客車を運んでしまいましたが、反省をしてちゃんと仕事をしましたね。
最後にほめられてよかったです。


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第62話 どろんこゴードン

あらすじ

ある朝、トーマスがボディを洗ってもらっていると、ゴードンがやってきました。

彼の青いボディもドロだらけでした。

ゴードンは機嫌が悪くなります。

次の駅に看板が出ています。

“列車を毎日きれいに洗うこと”

ちょうど、ジェームスが洗い終えたところでした。

ゴードンは蒸気を吹きかけ、ジェームスはドロだらけ。また洗い直しです。

ゴードンは大きな駅に入っていきます。

ホームではハット卿が待っていました。

ゴードンは汚いので、客車を引くことが出来ませんでした。

ゴードンはすぐに洗ってもらいます。

その後は、一日中、貨車を引いていました。

ゴードンは貨車を突き飛ばします。

ゴードンが戻ってくると、ジェームスが急行列車を連結するところでした。

丘は嵐のため、線路に木の葉が散り、滑りやすくなっています。

ジェームスはそれを知っていたので勢いをつけて走ります。

丘の途中まで来ると、ジェームスは自信がなくなってきました。

そして、とうとう登れなくなってしまいました。

客車が重いので後ろに下がっていきます。

機関士がブレーキをかけ、注意深く止めました。

ゴードンはすべてを見ていました。

ゴードンが後ろから押すことになります。

ふたりは勢いよく煙と蒸気を噴出しながら、懸命に丘を登っていきます。

ついに、頂上にたどり着きました。

その夜、ハット卿が機関車たちに会いに来ました。

きれいにしていれば、客車を引かせるといいます。

みんなが眠りについた後、ゴードンはいいました。

「汚くても、きれい。おれは有名な機関車さ」

出演
・トーマス
・ジェームス
・ゴードン
・トーマス

丘を登れないジェームスを押してあげて、ゴードンはもやさしいなと思いました。
でも、最後のセリフはゴードンらしいと思います。

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第61話 ヘンリーのもり

あらすじ

緑色の機関車のヘンリーは、何年もソドー島に住んでいます。
彼は島のすべてが気に入っていました。
花の咲き乱れる野原や白い砂浜、どこよりも行くのを楽しみにしている場所が一つあります。
機関士もそこを知っています。

「きょうは仕事が早く片付いた、森で一休みしていかないか」

ヘンリーはその森が大好きでした。
森には、太い樫の木や高い杉の木がたくさんあります。

ヘンリーはここに来ると、思い出すことがあります。
むかし、この森にトビーと新しい苗木を運んできて、それをテレンスとトレバーが植える手伝いをしたこと。
その苗木も他の木にまじってスクスク育っています。

しかし、ある晩のこと、すべてが一変しました。

朝になると、風はおさまっていましたが、大きな被害が出ていました。

ドナルドはクレーン車をつないで、出発し、ヘンリーもそれについて行きます。

たくさんの木があちこちに倒れています。
丘の斜面は丸裸です。

ヘンリーは自分の貨車に丸太をいっぱい積むと、家具などを作る工場に運んでいきました。

トビーは森が元に戻らないかなと思います。

ハット卿がトビーに森まで貨車を引いていってくれないかと頼みました。

貨車が到着するとトビーは喜びました。
貨車には、森に植える苗木がたくさん積んであります。

帰ってきたヘンリーは驚きました。
作業員たちが木を片づけ、テレンスとトレバーが忙しそうに手伝っています。

いまでは木は力強くスクスク育ち、逃げていた動物たちも戻ってきました。

静けさの中で、時折木の葉の揺れる音や小鳥の羽ばたきが聞こえ、子どもたちの笑い声が遠くから響くと、ヘンリーはこの森ですごせることをとても幸せに思うのでした。

出演
・トーマス
・トビー
・ジェームス
・テレンス
・トレバー
・ヘンリー

森が、風でめちゃくちゃになってしまったときは、これからどうなってしまうのかと思いましたが、苗木を植えて元通りになったので、とてもよかったです。


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第60話 ディーゼルがかえってきた

あらすじ

ダックとパーシーは港で楽しく働いていました。
荷物をいっぱい積んだ貨車を岸壁から運んでいます。

ある朝、彼らはすっかりくたびれていました。
港がいままでになく、忙しかったからです。

「機関車をもう一台増やしたほうがよさそうだな」

ハット卿がいいます。

彼らは新しい機関車を楽しみに待っていました。

ところがやってきた機関車を見てビックリします。

「おはよう」

ゴロゴロした声でディーゼルがやってきました。

しかし、ふたりはディーゼルのことを信用していません。
そして機関庫から出て仕事をするのをやめてしまいました。

ハット卿がお茶を楽しんでいるところに、電話が鳴ります。

「なに、港で問題が起こっているのか。すぐいく」

ディーゼルはひとりで懸命に働いていました。
でも、岸壁には荷物がたまり、船や乗客にも遅れが出始めています。
みんな、ブツブツ文句をいっています。

ハット卿が機関庫にいってみると、パーシーとダックはふくれっ面をしていました。

ふたりはディーゼルとは働きたくないといいます。

ハット卿が「もう一度、チャンスを与えようと思った」といい、パーシーとダックはしぶしぶ仕事にもとりました。

翌朝、ディーゼルの機関士がちゃんとブレーキをかけなかったので、ディーゼルが勝手に動き出してしまい、パーシーにぶつかります。

パーシーに謝らずに笑っていました。

その後も、ディーゼルは荷物をあたりにちらかします。

パーシーとダックは話し合ってハット卿に何もいわないことにしました。

次の日、ディーゼルは何もいわれないことをいいことに、ますます乱暴になります。

彼が陶土を積んだ貨車に思いっきりぶつかると、車止めが壊れていて貨車が海の中に落ちてしまいました。

そのことはすぐに、ハット卿の耳に入ります。

貨車は無事に海から引き上げられましたが、陶土は全部だめになってしまいました。

ハット卿はディーゼルに「ここにいなくていい」といい、パーシーとダックに「君達だけで仕事をこなしてくれるか」といいます。

ふたりは口笛を吹きながら、仕事にもどりました。

そして、ディーゼルはすごすごと港を去っていきました。

出演
・パーシー
・ダック
・ディーゼル

ディーゼルの勝手な行動には困りますね。


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第59話 トーマスとパーシーとりゅう

あらすじ

トーマスとパーシーは仲のよい友達です。
でも、トーマスが怖がりなので、そのことでからかいました。

ある晩、トーマスが気持ちよく眠っていると、パーシーがからかいます。

トーマスは相手にせず、眠りました。

翌朝、ハット卿が会いにきました。

今夜、港に行って変わったものを運んでほしいと、トーマスに頼みます。

パーシーは引込み線に貨車を移動していました。
そこへヘンリーがやってきて、ヘンリーが通り過ぎるまで待っています。

その時、トラブルが起こります。
スイッチが壊れて、ポイントの切り替えが出来なくなりました。
修理には時間がかかるので、ここで泊まることになります。

夜も更け、パーシーは心細くなってきました。
パーシーは、「トーマスもここに、居てくれたらよかったのになぁ」といいます。

そこのろ、トーマスは港でなぞの荷物を待っていました。

突然、その姿があらわれます。

竜にトーマスは驚きますが、紙で出来てると知って、安心します。

貨車に竜を積み、トーマスは夜の霧の中を走っていきました。

パーシーは引込み線の上でぐっすり眠っていて、近づいてくるトーマスに気がつきません。

竜に驚き、パーシーは目をつぶっています。

翌朝、ポイントが直りパーシーが、接続駅にやってきました。
ちょうど、ゴードンが出発するところです。

パーシーはゴードンに「夕べ、竜をみた」と話します。

ゴードンは相手にしません。

それを聞いたみんなも笑います。

そこへ、竜がやってきました。

パーシーは驚きますが、トーマスが竜のことを説明します。

トーマスが外で寝た感想を聞き、パーシーは正直に答えました。

「時には臆病者かもしれないけど、勇気だってあるよね」

と、トーマスはいいました。

出演
・トーマス
・ジェームス
・ゴードン
・パーシー

パーシーはトーマスをからかっていましたが、自分も怖い目にあってしまいましたね。
「臆病者かもしれないけど、勇気だってあるよね」には、そのとおりだと思いました。


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第58話 トーマスとバーティーのてだすけ

あらすじ

トーマスは毎日午後になると、アニーとクララベルを引いて支線を走っています。

陸橋が見えてきました。

トーマスの音が聞こえてくると、子どもたちが陸橋の上から手を振り、見送ってくれます。

ある日、トーマスは時間に遅れていました。

パーシーが「ハット卿が別の機関車を雇うかもしれない」といい、
トーマスは「そんなことはしないよ」といいました。

次の日、トーマスは急いでいました。
貨物駅のホームで検査官が赤い旗を振っています。
子どもたちも手を振っています。

スクールバスが故障して、子どもたちを家まで送ることになりました。

駅から家までは、バスのバーティーが送ってくれます。

仕事を終えて帰ると、もう夜になっていました。

ハット卿に怒られると心配しています。

でも、次の朝、トーマスがお客を乗せに駅にやってきたときには、ハット卿の姿はどこにも見当たりませんでした。

「たすかった」

トーマスは自分の支線のことは隅々までよく知っています。

でも、前方のレールが太陽の熱でグニャグニャになっているとは知りませんでした。

「気をつけろ、トーマス」

機関士が叫びましたが、トーマスは脱線してしまいます。

レールを修理している間、トーマスは操車場で貨物を押すことになりました。

バーティーが会いにきました。

トーマスのお客を迎えに、バーティーは駅に向かいます。

バーティーは線路沿いの道を走り、駅ごとに止まってはお客を乗せ、駅以外のところでも止まりました。

何日かして、ハット卿がやってきました。

「支線が直ったぞ。バーティーと一緒に働けるよう、時刻表を改正することにしよう」

トーマスが駅に着くと彼の心配をよそに、お客が待っています。

「やっぱり、きみがいないとさみしいよ」

後で、トーマスはバーティーに会いに行きました。

「お客の面倒をみてくれて、ありがとう」

「どういたしまして」

「ずっと友達でいよう」

出演
・トーマス
・パーシー
・バーティー

バーティーはトーマスが困っているところを助けて偉いですね。
ずっとなかよしでいてほしいです。


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第57話 ドナルドのあひる

あらすじ

ダックは大きな駅の操作場で、一生懸命働いています。
客車を引くこともあれば、貨車を押すこともありました。
どんな仕事でも、ダックは文句も言わずにこなしています。

ある日、ダックが機関庫で休んでいると、ハット卿がやってきました。

ダックに「支線を持ってみないか」といいます。

というわけで、ダックは新しい支線を受け持つことになりました。
責任のある仕事をもらいとてもうれしかったです。

彼の支線は、海岸を通って港までつながっています。
ダックはこの支線のカーブを走るのが大好きでした。
煙が潮風になびき、彼の緑のボディは太陽を浴びて輝いています。

ダックは「休みの日みたいだな」といっていますが、今まで以上に忙しくなります。

ハット卿が港に、新しい駅を建設していました。

ダックは仕事があればどこまでも、重たい貨車を引いてきます。
バーティーはダックの乗客の面倒をみたし、他の機関車たちも手伝いましたが、この仕事には時間がかかりました。
そこら中、騒音とホコリでいっぱいです。

ダックは自分の仕事がどんなに大事か、ドナルドに永遠に語り続けました。

ドナルドに「ガーガーとあひるみたいだ」といわれて、怒りました。

次の日、ダックは機関士たちに話しました。

「あひるみたいだと、ドナルドがいうんだ」

ダックと機関士たちはドナルドに仕返しをすることにします。

その日は、どの機関車も忙しくて、お互いに話も出来ませんでした。
ドナルドもガーガーとからかうヒマもありません。

ドナルドが眠りにつくと、ダックの機関士と助手は、ドナルドのタンクに何かを入れます。

翌朝、ドナルドが水を入れるために停車すると、思いがけないお客が乗っていることに気づきました。

小さな白いあひるがタンクの中から飛び出してきます。

ドナルドはだれがやったか、わかっているようでした。

あひるは大人しく、助手のサンドイッチを分けてもらい、パクパク食べました。
そして、炭水車に乗ったままです。

他の機関車たちはこのあひるのことを知って、ドナルドをからかいました。

あひるは旅行に飽きてしまい、駅で飛び降りてしまいます。

その夜、ドナルドの機関士と助手は、ダックにお返しをすることにしました。

翌朝、ダックの作業員たちがやってきます。

石炭入れの下に、卵が入った巣箱が置いてありました。

「ドナルド、君の勝ちだよ。君を負かすには頭がいるね」

ダックがいいました。

あひるは、近くの池に放されて、通り過ぎる列車を見送ります。

駅長はあひるにデイリーと名づけましたが、他のみんなは、ドナルドのダックと呼び続けました。

出演
・トビー
・ドナルド
・ダック

ダックは働きもので、関心します。
仕返しも、仕返しの仕返しも、かわいいものでしたね。


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第56話 ゴードンとゆうめいなきかんしゃ

あらすじ

その日は、操車場の大事な日でした。
みんな、ワクワクしながらメモを取ったり、写真を撮ったりしています。
特別な機関車がやってきたのでした。

トーマスたちは噂話をしています。

そのとき、ゴードンが到着しましたが、さっさといってしまいます。

その夜、機関車たちはセレブリティーと遅くまで、いろいろなおしゃべりをして楽しみました。
そして、彼がちっとも気取ってないということがわかりました。

セレブリティーは、次の朝、早く出発していきました。

ゴードンはセレブリティーのことが、気に入らないようです。

ダックは貨車を引いて、エドワードの駅に行きました。

ダックとエドワードがセレブリティーの話をします。

ゴードンが猛スピードで走ってきます。
ものすごい勢いで走りすぎていきました。

機関士がゴードンをなだめます。

「落ち着くんだ、ゴードン。レースをやっているんじゃないぞ」

「レースをやっているのさ」

突然、ゴードンは変な気分になってきました。

橋の上は風がビュービュー吹きまわっていて、いたずらな風が突然、彼に向かってきます。

風には風の考えがあり、ゴードンのボイラーをガタガタいわせて、ドームを外して下の谷底に吹き飛ばしてしまいました。

ゴードンはすごく気持ちが悪かったです。
ドームがなくなり、冷たい風が入り込んできました。

大きな駅に着くと、貨車たちが彼を見て、笑いました。

ゴードンは貨車たちを追い払おうとしますが、集まってくるばかりです。

帰り道で、ゴードンは機関紙にいいました。

「ドームを探してきてくれよ」

「新しいドームを着けてもらうしかない」

ドームが外れて、少し身軽になったはずなのに、ゴードンの足取りは重かったです。

「あぁー、今夜は機関庫にだれもいないといいがな」

しかし、機関庫では全員おそろいで待っていました。

影でみんながクスクス笑っていました。

出演
・トーマス
・パーシー
・エドワード
・ダック
・ゴードン

ゴードンはセレブリティーを意識するあまりにドームをなくしてしまいましたね。
もっと、仲良くできればいいのにと思いました。


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第55話 ほめられなかったジェームス

あらすじ

ソドー島に大勢の観光客がやってきたので、ハット卿は列車の数を増やすことにしました。

ゴードンは、いつもよりたくさん働かなくてはなりません。

ゴードンが仕事を終えて帰ってくると、また、次の仕事が待っていました。

ハット卿はゴードンを休ませることにします。

「ジェームスがお前の代わりをやってくれるだろう」

ジェームスは喜びました。
赤いボディを見せびらかしたくて仕方ありません。
そこで、ゴードンと同じくらいの速さで走ろうとします。

トビーの部品が古くなり、修理してもらうことになりました。
ヘンリエッタは、パーシーが世話をすることになります。

まもなくトビーは本線に入り、カタコトとゆっくり走っていきます。
トビーの車輪は小さくて、タンクにあまり水が蓄えられません。
長く走ったので、のどが乾いてきました。

遠くに信号が見えてきます。
駅がありました。

これでジェームスが来る前に、水を蓄えることが出来ます。
トビーの機関士たちも双考えました。
水を入れてもらっていると、信号士がやってきます。

信号士はトビーに会うのが初めてでした。
トビーの機関士がわけをいおうとしても、聞いてくれません。

「ジェームスの急行がくるから、線路をあけなきゃだめだ」

トビーは悲しそうに、去っていきます。

急いで走ったのでたくさんの水を使い、蒸気がきれて止まってしまいました。

そこへ、パーシーがヘンリエッタを引いてやってきました。

緊急事態にヘンリエッタは心配します。

パーシーはヘンリエッタをなだめて、助手を乗せてジェームスに知らせに行きます。

しかし、知らせを聞いたジェームスは腹を立てました。

トビーを押していくことになりました。
ジェームスは文句をいいますが、トビーを探しに行きます。

ジェームスはトビーを押していきます。

ジェームスは精一杯、働かなくてはなりませんでした。

修理工場の駅に着いたときには、クタクタになっていました。

ホームに子どもたちがいます。

「時間が遅れた上に、機関車が2台ついているよ。きっとジェームスひとりで走れないから、トビーが手伝ったんだね。」

「気にするなよ、わかってもらえないことだってあるよ」

トビーがいいます。

「ふん!」

出演
・パーシー
・ゴードン
・トビー
・ジェームス

ジェームスは一生懸命働いたのに、子どもたちに勘違いをされてかわいそうですね。


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第54話 パーシーとこうずい

あらすじ

毎年、夏になると、ソドー島はとてもいそがしいです。
夏休みの天気のいい日には、大勢の人々が観光にやってきました。
山が好きな人がいれば、谷間に行きたいという人もいます。
子どもたちは海辺が大好きです。

ある朝、トーマスは海岸線の線路を走っていました。
客車のアニーとクララベルは海に行く子どもたちでいっぱいです。
みんな、楽しそうです。

パーシーは港に貨車を引いていくところでした。

「やあ、トーマス、楽しそうだね。ぼくも貨車じゃなくて子どもたちを乗せたいよ」

「日曜学校の子どもたちを乗せているんだ。でも、今夜は忙しくて、帰りはきみが子どもたちを乗せてくれない?」

「いいとも、まかしてよ」

その後、パーシーはハロルドに会いました。

「いま、厳重警戒中なんだ。ぼくの助けがいりそうなんだ、きみも気をつけろよ」

「どんな、天気でもレールさえあれば、どこにでもいけるよ」

パーシーは途中で、エドワードに会いました。

「パーシー、嵐が来るから気をつけて」

「約束は約束さ、天気なんて関係ないよ」

子どもたちは、はじめは天気に恵まれましたが、お茶の時間になると黒い雲が現れました。

アニーとクララベルはパーシーが来るのを待っています。

雨が、パーシーのボイラーに流れ込みました。

「あぁ、冷たい。早く機関庫に帰って休もう」

パーシーは精一杯走り、海辺の村を抜けて、田園地帯にやってきました。

川は水かさがどんどん増してきます。

パーシーは必死で雨の中を進み増したが、もっと、たいへんなことが待ち受けていました。

水かさの増えた川に入ってしまいました。

「ボイラーの火が消えちゃうよ」

機関士たちは乾いた板を探しに、車掌車に行きました。

「床板を少しわけてくれないか」

助士が車掌に頼みました。

「え、床板を?」

車掌はしぶりながらも協力してくれて、火は勢いよく燃えはじめました。

「あったか~い」

そのとき、ハロルドがやってきました。

「はぁ~、ハロルドに笑われるんだろうな」

ハロルドからパーシーの上に何か落とされました。

温かい飲み物を落としてくれました。

パーシーの車輪が水の中で回りはじめました。

蒸気が切れかかりましたが、走り続けます。

力をふりしぼり、ついに、終点に着きました。

「よくやったな、パーシー。きみは約束をはたしたんだよ」

ハット卿がハロルドに乗って、やってきました。

機関士たちをねぎらい、パーシーにいいました。

「ハロルドがいっていたぞ。パーシーすごい、潜水艦みたいに走るなんで出来ない」

「ありがとうごさいます」

出演
・トーマス
・エドワード
・ハロルド
・パーシー

パーシーは洪水の中を一生懸命走りました。
約束を守りえらかったですね。


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