第92話 わがままなきかんしゃ

あらすじ

スカーロイとレニアスのいる鉄道は、山や湖の間をぬうように走っています。

客車は観光客でいっぱい。

2台の機関車は、雨の日も晴れの日も誇りを持って働いています。

彼らは乗客を大切にしましたが、歳のせいか疲れやすくなっていました。

機関紙はそれを察して、いたわるように声をかけました。

「こんなに仕事が多いと大変だろう。支配人が助っ人の機関車を2台よこすそうだ」

それを聞いて、スカーロイとレニアスは喜びます。

サー・ハンデルとピーター・サムは、到着するやいなや、機関庫を見て驚きました。

サー・ハンデルが文句をいい、ピーター・サムが謝ります。

サー・ハンデルは客車を気に入りません。

彼がホームに入ると、ちょうど、ゴードンが到着しました。

ゴードンは彼の行動を見て、あっ気に取られました。

派手に蒸気を撒き散らしながら、サー・ハンデルは怒って走っていきます。

頂上に着いてもまだ、彼は怒っていました。

休憩をしたかったのですが、機関士がこういいました。

「客車を置いて、石切場に貨車を取りに行こう」

「貨車なんて引きたくないね」

サー・ハンデルは、わざと事故を起こすことにしました。

脱線してしまいます。

「いったろ。嫌なものは嫌なのさ」

作業員が到着する頃には、さすがのサー・ハンデルも少し恥ずかしくなっていました。

ハット卿もいっしょにいます。

彼は、ぶっきらぼうにいいます。

「あとで、話がある」

そして、ハット卿は帰っていきました。

サー・ハンデルが機関庫に戻ってくると、ハット卿が待っていました。

「わがままなやつだ。外に出るときは行儀よくしたまえ」

お小言をいわれて、サー・ハンデルも少しは大人しくなるのではないでしょうか。

出演
・スカーロイ
・レニアス
・サー・ハンデル(ファルコン)
・ピーター・サム(スチュアート)
・ゴードン

サー・ハンデルはわがままでしたね~。
ハット卿に怒られましたが、大人しくなるといいですね。


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