第91話 がんばりやのスカーロイ

あらすじ

緑の森の中に青々とした湖があり、そして美しい滝が流れています。

そんなところにスカーロイとレニアスという2台の小さな機関車が住んでいました。
みんなとは顔見知りです。

ほかにも、ピーター・サムとサー・ハンデルという2台の機関車もいました。

彼らはむかし、スチュアートとファルコンと呼ばれていましたが、新しい名前の方が気に入っています。

ある日、ハット卿がエドワードを修理に出しました。

工場への途中で、彼は思いがけないものに会います。

スカーロイがいました。

作業員がやってきます。

エドワードは工場へ向かいます。

一方、サー・ハンデルと客車の間でトラブルが、持ち上がっていました。

彼は慎重に走りましたが、わがままな客車は信用していません。

さらに、ひどいことが起きます。

のん気な羊が線路に居座っていました。

サー・ハンデルがブレーキをかけると、客車たちが騒ぎます。

客車に押されて、サー・ハンデルは線路から追い出されました。

大きなケガがありませんでしたが、彼はしょんぼりと機関庫にもどりました。

「きょうの仕事は終わりだが、客車をだれに引かせるかな」

機関士がいいます。

「ぼくはどうですか」

スカーロイがいいました。

客車がプラットホームに停車しています。

スカーロイが「お客がケガをするだろう」と客車を怒りました。

車掌が笛を吹き、旅が始まります。

彼は停止して安全確認する場所を、全部覚えています。

太陽が照りつけ、線路がカラカラに乾いています。

やがて、線路が登りになりスカーロイは、息が切れてきました。

「下りになれば楽になるぞ」

しかし、そうはいきませんでした。

スプリングが弱り、ジョイントが車輪にガタガタとぶつかります。

ついに、スプリングが壊れてしまいます。

傾いてしまいました。

「お客を運ぶバスがいるな」

と、機関士がいうと

「死んでも、お客をはこびます」

と、スカーロイがいいました。

駅で、ジェームスが待っています。

ガシャンガシャンと音を立てながら、スカーロイがやってきました。

ジェームスは、お客を乗せるとさっそうと出発していきます。

みんな、スカーロイに満足していましたが、当の本人は落ち込んでいました。

「もう歳だ。若者のように列車をひっぱれない」

「修理すれば、りっぱに引っ張れるさ。今度はお前を修理する番だ。お前にはそれだけの価値がある」

機関士がいいました。

出演
・スカーロイ
・レニアス
・サー・ハンデル(ファルコン)
・ピーター・サム(スチュアート)
・エドワード
・ジェームス

スカーロイは故障しても、がんばって客車を運んでいてすごいですね。
はやく、よくなるといいですね。


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