第98話 スチームローラー

あらすじ

サー・ハンデルは、大きくて頑丈な車輪を誇りに思っています。

幅広くガッチリとレールをつかみ、ちょっとめずらしい車輪です。

ある日、仲間の機関車が彼をからかいました。

サー・ハンデルをへこませようと、スカーロイは名案を考えます。

スチームローラーのジョージが鉄道の悪口をいっています。
サー・ハンデルはギャフンといわせてやるといって、走ってきました。

お昼ちかく、ジョージは踏み切りに止まっていました。

「お前が、サー・ハンデルか」

サー・ハンデルも負けていません。

「そういう君はジョージかい?」

「スチームローラーみたいな車輪で、優秀だって見せびらかしているんだろう」

「実際、君よりずーと優秀だけどね。じゃあね」

ジョージははらただしげに煙をはきました。

その日遅く、終列車がいったあと、サー・ハンデルは特別な積荷を運んでいました。

道路に来ると、ジョージが家に帰る所でした。

サー・ハンデルは彼に注意をひこうとします。

汽笛を鳴らしても、ジョージは知らん顔です。

追い越すには道幅が狭すぎます。

サー・ハンデルは頭にきました。

2台は一歩もゆずらず、はげしい闘いを繰り広げました。

そして、トラブルが起きました。

サー・ハンデルとジョージがぶつかってしまいます。

どっちが悪いかいい争いが始まりました。

警官が来ると、いい争いをやめて事故の片づけを始めます。

翌日、道路と線路の間に柵が張り巡らされました。

仕事を終えると、作業員はジョージを連れ去っていきました。

サー・ハンデルは、自分がジョージを追っ払ったと、信じています。

仲間は自慢話ばかり聞かされました。

すっかり、のぼせてしまい、前よりひどいです。
作戦は失敗でした。

他の手を考えます。

しかし、その必要はありませんでした。

子ども達がやってきて、サー・ハンデルを指差すとこう叫びました。

「スチームローラーと競争して負けそうになったんだぜ」

サー・ハンデルはスチームローラの話をピタリとやめました。

出演
・スカーロイ
・ピーター・サム(スチュアート)
・サー・ハンデル(ファルコン)
・ジョージ
・ラスティー

スカーロイの作戦はうまくいきませんでしたが、子ども達は強烈でしたね。
サー・ハンデルもさすがに、話をやめてしまいました。


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