第15話 おおきなきかんしゃとてんしゃだい

あらすじ

トーマスが支線を走っているとき、機関庫にはヘンリーとゴードンがいました。
彼らはトーマスがいないととても困ります。
なぜなら、客車を自分で運ばなければならないからでした。

大きな機関車たちはハット卿を悩ませまていました。
大きな駅には転車台がついていて、大きな機関車を方向転換させますが、大きな機関車をバックで走らせるは危険だからです。

トーマスのように小さければ転車台は必要なく、バックも方向転換も自由だからです。

ゴードンは客車を運ぶ仕事を嫌がります。
転車台でうまく方向転換できなかったので、バックで客車を運びました。

バックで走って客車を運んでいるのでこどもたちに騒がれ、トーマス、ジェームスにもからかわれます。

今度は、ジェームスが転車台で方向転換をします。
ところが風にあおられて、くるくる回ってしまいました。

見ていたゴードンに「メリーゴーランドか」とからかわれてしまいます。

その夜、ゴードン、ジェームス、ヘンリーは相談しました。
ゴードンがジェームス、ヘンリーに何かささやきます。

ハット卿が驚くぞといっていました。

3人はストライキをすることにしたのでした。

出演
・トーマス
・ジェームス
・ゴードン
・ヘンリー

大きい機関車たちは自分たちなりに悩みがあるのですね。
プライドが高すぎるような気もしますが…。
ストライキをするようですが、次回が楽しみですね。


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第14話 トーマスとバーティーのきょうそう

あらすじ

連絡駅で待っているとバスが着きました。
名前はバーティー。

この前、雪で立ち往生したとき乗客を助けたバスです。

「また、乗客を助けにきた」といって、トーマスを機嫌を損ねます。
トーマスも「きみより速く走れる」といいかえしました。

ふたりは競争をすることになりました。

バーティーは自信満万。

よーいドン!

トーマスの出だしは遅いく、バーティが一歩リード、アニーとクララベルも心配。

でも、トーマスはへっちゃらです。
この先、踏み切りがあることを知っているからでした。

踏み切りでイライラしているバーティーを追い越していきます。

トーマスは駅で乗客を降ろして、必死で急ぎます。

ところが、バーティーが目の前を通りすぎていきました。
機関士が励まし、アニーとクララベルが応援します。

また、駅です。
もう、駅にはバーティーがいました。
バーティーが先に走っていきます。
トーマスは水を飲み、走り出しました。

橋を通過したとき、バーティーが信号で止まっています。
信号が変わって、バーティーが猛スピードでトーマスを追いかけました。

トーマスは最高のスピードで、バーティーは追いつけません。

終点の駅に着きました。

ふたりはたたえあえます。

トーマスとバーティーはまた競争をしたいと思いますが、危険なのでやめるようにハット卿にいわれました。

出演
・トーマス
・バーティー

いやー、機関車とバスの競争、面白かったですね。
サーキットと違って、信号あり、駅ありとハラハラ、ドキドキ。
やはり、バーティーよりトーマスの方が速かったですね。
でも危険なので、あまり無理をしないでね。


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第13話 トラクターのテレンス

あらすじ

ソドー島に秋が訪れました。
黄金色の畑は刈り取られ、茶色い土にかわっていきます。

線路を走るトーマスのわきを、トラクターが忙しそうに働いています。

帰り道にテレンスに会いました。
トーマスはテレンスのキャタピラを「カッコ悪い」といいます。

やがて、冬が訪れて野山に雪が積もります。
トーマスは雪を「どうってことない」といっています。

大雪になり雪かきを着けることになりました
雪かきは重くて窮屈、トーマスは怒って揺さぶり雪かきはボロボロ。

次の朝、機関士と助士は雪かきを修理しますが、間に合いません。

トーマスは喜びますが、アニーとクララベル、機関士と助士も心配していました。

トーマスは自信満万ですが、トンネルを出るとなだれです。
動けなくなってしまったトーマス。

車掌が助けを呼びにいきます。

まだ、トーマスは動けません。

救助がきました。
バスが乗客を運び、トーマスを助けてくれるのは、なんとあのテレンスです。
彼のキャタピラは雪はへっちゃら。

トーマスを少しづつ引っ張り出しました。

キャタピラのすごさにトーマスは感心します。

出演
・トーマス
・テレンス

テレンスはバカにされたにもかかわらず、トーマスを助けてあげてやさしいですね。
これでトーマスもこりたでしょう。


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第12話 トーマスとさかなつり

あらすじ

トーマスは支線を走るとき楽しみなことがあります。
それは川を眺めることでした。
止まって見たいのですが、機関士は止まってくれません。
ハット卿に怒られてしまうからです。

トーマスはみんなに会うたび、こういいます。

「つりがしたいなー」

しかし、みんなは「機関車はつりなんかしない」といわれました。

ある日、水を補給するために川に近い駅に止まります。
でも、給水塔が故障していました。

川から水をくむことにします。

川に着いてから、機関士は穴の開いたバケツで、川の水を何度も何度もくみます。

やっと、満杯になりました。

トーマスは走り出します。
アニーとクララベルもうれしそうについてきました。

ところが突然、トーマスのボイラーが痛くなります。

「爆発しそうだ」と、トーマスは叫びます。

機関士はゆっくりとトーマスは走らせました。

トーマスを機関士は駅のはずれに止めると、アニーとクララベルを離します。

そして、トーマスを退避線に移しました。

車掌が整備員に電話をしている間に、機関士が大きな看板を見つけてきます。
その看板には「危険、立ち入り禁止」の文字が書かれていました。
トーマスの前や後ろに置きます。

間もなく、ハット卿と整備員がきました。

機関紙が事情を説明します。
パイプが詰まっているようです。

整備員がタンクの中を覗きました。
そしてハット卿も覗きます。

覗いたハット卿はビックリして、転げ落ちそうになりました。

なんと、タンクの中に魚がいます。
川から水をくんだ時に入ってしまったようでした。

みんなはトーマスのタンクで釣りをします。

魚をぜんぶ釣り上げて、みんなは魚を料理して食べました。

トーマスは「魚つりはするもんじゃない」といっていました。

出演
・トーマス
・ジェームス

タンクの中に魚が入ってしまい、トーマスは苦しかったでしょうね。
最後に「つりはするもんじゃない」といっていましたが、一方的に魚を入れられた感じですよね。
トーマスは災難でしたね。


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第11話 とりのこされたしゃしょう

あらすじ

トーマスは自分の支線に誇りを持っていました。
客車のアニーとクララベルも賛成します。

アニーは乗客だけを乗せますが、クララベルは乗客のほかに車掌や荷物も乗せることが出来ます。

トーマスは二人のことが大好き。

いつも3人には歌を歌いながら走ります。

ある日、トーマスたちは駅でヘンリーを待っていました。
ヘンリーがなかなか来ないので、トーマスはカンカンです。
いらいらと汽笛を鳴らします。

やっと、ヘンリーがやってきました。

トーマスはヘンリーに文句をいいます。

文句をいったあと、トーマスはスタートしますが、あまりにも早かったので車掌が駅に取り残されてしまいました。

そのことにトーマスは全然気がつきません。

アニーがトーマスに「車掌がいない」と伝えます。

でも、トーマスには聞こえません。
アニーとクララベルは非常ブレーキをかけたくても、車掌がいないのでかけられません。

トーマスは信号でやっと、止まりました。

トーマス:「いったい何が起きたんだ」

機関士:「車掌から連絡があるよ」

ずっと待っていますが、車掌はやってくるはずもありません。

するとどうでしょう。
車掌が線路伝いに走ってくるではありませんか。

車掌はトーマスに一部始終を話して聞かせました。

アニーとクララベルは車掌が戻ってきたので大喜び。

トーマスはスピードを上げて、あっという間に終点に着きました。

出演
・トーマス
・ヘンリー

トーマスは駅に車掌を置いてきてしまいますが、車掌は走ってついてきました。
車掌はトーマスを怒ることはなく、失敗は誰にでもあるといっています。
なんて心が広いのでしょう。
しかし、機関車の後を突いてくるとはすごいですね。


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第10話 ジェームスのうれしい日

あらすじ

ある晩、ジェームスはヘンリーやゴードンといっしょに機関庫いました。
まだ、ゴードンたちはジェームスのくつひも事件のことをいってはからかいます。

ジェームスも言い返しますが、ゴードンは全然聞いていません。
ゴードンの「急行を引っ張れるのはおれだけだ」とか「道を間違えたことがない」とか自慢話がはじまりました。
少しうぬぼれています。

次の日の朝、ジェームスはゴードンに起こされました。

ジェームスはゴードンの引く、客車を運んできます。

ゴードンが蒸気を上げて、連結に向かいました。

列車にはハット卿やお偉方が乗っています。
自信たっぷりに走り出しました。

ゴードンを見送って、ジェームスは自分の仕事をします。

客車をホームに運んでくると、悲しげな声が聞こえてきました。
ゴードンが静かに駅に帰ってきます。

道を間違えて戻ってきてしまいました。

お客は怒っています。
ハット卿が「別の機関車をよういします」と、ジェームスに客車を引っ張るようお願いしました。

ジェームスは「がんばります」と客車を連結し、走り出します。
お客も応援します。

スピードを上げて走っていくので、乗客は大喜び。
あっという間に駅に列車は着きました。

ハット卿は「たまには、急行を引っ張ってみるか」といい、ジェームスは喜んでいます。

次の日、ゴードンが貨車を押していました。

「たまにはいいもんだ、貨車にマナーを教えてやる」

ジェームスとゴードンは親友になりました。

ジェームスがときどき、急行を引いてゴードンを休憩させてあげます。

もう、ゴードンはくつひものことはいわなくなりました。

出演
・ジェームス
・ゴードン

ゴードンははじめ威張っていましたが、失敗をきっかけにジェームスとゴードンは仲良しになりました。
二人が仲良くなり、くつひものこともいわなくなったのでよかったですね。


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第9話 やっかいなかしゃたち

あらすじ

ジェームスはここ数日、客車も貨車も押していません。
この前、突っ走り過ぎて客車に穴が開き、それをお客のくつひもで修理をする事件があったからです。

そこへ、ハット卿がきました。

「わしのために客車を引っ張ってくれ」

ジェームスは大喜びで、走り出しました。

しかし、トーマスにからかわれたり、貨車たちにバカにされます。

貨車たちはジェームスに引かれるのを嫌がりますが、強引に走り出しました。

貨車たちのいたずらで、故障することがあります。
そのたびに点検して、修理しました。
何度もスタートをして決してあきらめません。
ゆっくりですが、確実に引っ張っていきます。

ゴードンの丘が見えてきました。

ジェームスは貨車たちに気づかれないうちにスピードをあげて、あっという間に半分まできます。
そのとき突然、身体が軽くなりました。

しかし、機関士は止めます。

貨車が外れてしまっていました。
どんどん貨車は丘を下ってきます。

車掌が降りて、近づいてきたエドワードに危険を知らせます。

ジェームスはバックしてきて、再び連結しました。

エドワードが「手伝おうか」といいますが、ジェームスは「一人で大丈夫」と走り出します。

再び丘を登り、ついに登りきりました。

「やったー、ついにやったぞ」

機関士も喜びます。

無事に駅に着き、ジェームスは構内で休憩していると、エドワードがやってきました。

そこへ、ハット卿が降りてきます。

ジェームスはまた、怒られると思っています。

しかし、ハット卿はニコニコしていました。

「よく働いた」とほめてもらいます。

ジェームスはうれしそうでした。


出演
・トーマス
・ジェームス
・エドワード

貨車のいたずらにもめげず、一生懸命働いたジェームスにとても感心しました。
ハット卿にもほめてもらい、本当にうれしそうでした。


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第8話 ジェームスのあやまち

あらすじ

ジェームスには覚えることがたくさんあります。

ハット卿が「客車も貨車も引っ張れる、失敗してもへこたれるな」と激励します。
失敗とは脱線事故のことです。

人々はジェームスの姿を見ると、すばらしい機関車とほめました。
うれしくて蒸気を出すと、ハット卿の帽子が濡れてしまいました。

ハット卿に怒られる前に、ジェームスは走り出します。
客車があわてるなといいますが、かまうことなく走ります。

次の駅を過ぎてしまい、バックしてお客を降ろします。
まだ、だれもハット卿の帽子のことは気づいていません。

ジェームスは安心した。
次の駅に着くと、隣の線にトーマスがいます。

「元気そうだな」とジェームスに声をかけて走っていきます。

エドワードとジェームスは例の脱線事故の現場を通りました。
すべて元通りに直っています。

ジェームスはまだハット卿の帽子のことがまだ心配です。

次の朝、ハット卿はジェームスをしかりました。

「ボディを青く塗り替えてしまうぞ」

ジェームスはむくれてしまいます。

むくれたジェームスは、客車を乱暴に押します。

「青いボディはゴードンで十分だ」

そして、ジェームスは客車を無理に引っ張ります。

走っていると、ジェームスは止まってしまいました。

あまりにも客車をぶつけるので、パイプに穴が開いてブレーキが壊れてしまったのが原因です。

ブレーキをどう修理するか思案し、直すには新聞紙とくつひもが必要です。

くつひもはお客さんに借りることにしました。

紳士にくつひもを借りようとしますが、断られてしまいます。
ほかのお客が文句をいいはじめ、紳士に抗議しました。

ついに、紳士はくつしもを渡してくれます。

ブレーキの修理が終わり、ジェームスは走れるようになりました。

ジェームスは悲しかった。
でも、利口になっていてもう客車をぶるけることは無いでしょう。


出演
トーマス
ジェームス
エドワード

ほめられて調子に乗ってしまい、ハット卿に怒られてしまいます。
怒られたことに腹を立てて、客車を乱暴に扱いブレーキを壊してしまいました。
やつあたりはよくないですよね。
しかし、反省をしたのはえらいです。


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第7話 ジェームスのだっせん

あらすじ

ハット卿は毎日駅に来るとトーマスに声をかけます。

きょうは、操作場で仕事をします。
たくさんの貨車が並んでいます。
クレーン車もあります。

ある日、トーマスが構内にいると、ジェームスが貨車たちに押されて止まれなくなっています。
ジェームスは「たすけて」と叫び声を残して、走り去っていきました。

トーマスは「こらしめなくちゃ」といいます。

非情ベルが鳴ります。
ジェームスが脱線してしまいました。

トーマスは急いでクレーン車を運びます。
ジェームスのことをトーマスは「ケガしてなければいいけど」と心配しています。

脱線して動けないジェームス。

機関士が見回り、悪いのは貨車と古いブレーキのせいだといいます。

トーマスがクレーン車を押してきました。
クレーン車で貨車を引っ張ります。

貨車たちはブツブツいっていますが、トーマスは「自分が悪いんだ」といい、大忙しで働きました。

貨車たちは「もう懲りた」といっています。

ジェームスを線路に戻すため2台のクレーン車で持ち上げます。

線路に戻ったジェームスは走ろうとしますが、思うように動けません。
そこで、トーマスはジェームスを引っ張って機関庫に戻ります。

駅ではハット卿が心配そうに待っていました。
トーマスの活躍ぶりをほめます。

ジェームスは車体を塗り替えて、ちゃんとしたブレーキをつけてもらうことになしました。

ハット卿からトーマスは支線をもらいました。
トーマスは幸せいっぱい。
アニーとクララベルという客車ももらいました。
一日中、走り回ります。

もう一人ぼっちではありません。
駅でヘンリーたちにニュースを教えてもらい、ゴードンは相変わらず急いでいますが、汽笛で合図を忘れません。

出演
・トーマス
・ジェームス
・ゴードン
・ヘンリー

貨車たちはひどいことをするものです。
ジェームスが脱線してしまい、動けなくなっていてとてもかわいそうでした。
トーマスはジェームスのことをとても心配して、心優しいですね。
それによく働きました。
支線と客車をもらってトーマスはうれしそうでしたね。
ゴードンとヘンリーともなかよくなってよかったです。


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第6話 トーマスのさいなん

あらすじ

トーマスは毎晩、文句をいっています。
おかげで、ほかの機関車は眠れません。

「客車を押すのはうんざりだ」

しかし、だれも相手にしません。
トーマスはおしゃべりなのです。

ある晩、エドワードが機関庫に戻ってきました。
エドワードは親切なので、トーマスを気の毒に思っています。

次の朝、トーマスとエドワードは仕事の交換を機関士に頼みます。

仕事の交換の許しがでたので、トーマスは大喜びで貨車を探しに行きました。

貨車はわからず屋で、仕事そっちのけでおしゃべりばかり。親しくない機関車にはいたずらをします。

エドワードはそれをよく知っているので、トーマスに気をつけるように注意しました。
トーマスは興奮しているのでそれどころではありません。

貨車を連結してトーマスは出発します。
ところが、貨車たちの準備ができていませんでした。

「トーマス、待ってたら」

それでもトーマスは走っていくので、貨車たちは面白くありません。

トーマスはどんどんスピードを上げていきます。

「急げ、急げ」

うれしくてたまらないトーマスとカンカンに怒っている貨車。

トーマスはスピードを落とします。
ゴードンが前に立ち往生した丘に近づいてきました。

丘を登り、今度は下りです。

トーマスはブレーキをかけますが、貨車たちは止まろうとしません。

貨車たちにドシン、ドシンと押されてトーマスは丘を下ります。

トーマスは必死で止まろうとしました。
しかし、貨車たちはおかまいなく押してきます。

押されているトーマスは駅を通過して、退避線に入ってしまいました。
トーマスは車止めギリギリで止まります。

そこへだれかがやってきました。
ハット卿です。

ハット卿は
「貨車の勉強が必要だ。2~3週間いったり来たりすればエドワードのようになれる。そうすれば一人前だ」

「はーい」といいながら、トーマスはバックしていきます。

出演
・トーマス
・エドワード

客車を押すのが飽きたと貨車を引く仕事をしますが、貨車に押されて危うく事故を起こしそうになります。
ただ、仕事がつまらない、飽きたといってわがままをいってはよくありませんね。
貨車たちは「脱線してしまったら」と考えないのでしょうか。こわいですね。


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第5話 トーマスのしっぱい

あらすじ

トーマスが「お客さんの乗っている客車を引っ張って見たい」文句をいっています。

ある日、機関庫にはトーマスとヘンリーしかいませんでした。
ヘンリーは病気です。
整備員が治療しましたが、よくなりませんでした。

次の日の朝もよくなりません。
ヘンリーはいつも始発の客車を引っ張り、そしてその客車を運ぶのがトーマスの仕事です。

トーマスは「客車が引っ張れるかも」と、張り切りました。
客車を運んできて、お客が乗り始めます。
でも、ヘンリーはきません。
トーマスはワクワクします。

ヘンリーが来ないので、トーマスが客車を引っ張ることになりました。

トーマスはとても慌てています。

トーマスと客車の連結が外れているのに、気づかず客車を置いて一人で走り出してしまいました。

客車を引いていないのに「どんなもんだい」と自分の走りを自慢して走ります。

やがて、赤信号で止まりました。
トーマスは信号機に「早くしろ」と文句をいいます。

そこへ駅員がきました。

「なにやっているんだい?」

「客車を引いているんだ」

「客車なんてないぞ」

ここでやっと、客車を忘れてきたことに気が付きました。

鳴きそうになりながら、バックしていきます。

駅ではみんな文句をいっていましたが、トーマスのしょぼんとした顔を見て黙ってしまいました。

こんどはちゃんと連結して、走り出します。

後になって、他の機関車がトーマスをからかいました。

トーマスは二度と失敗しないと心に誓いました。

出演
・トーマス
・ヘンリー
・ゴードン

トーマスは客車が引きたくて仕方がありませんでした。
巡ってきたチャンスに張り切りすぎて客車を忘れるという失敗をしてしまいました。
でも、こういう失敗はだれにでもありそうですね。
「自分がやらなきゃ」と気負い過ぎて失敗してしまう。
しかし、駅員にいわれて客車を忘れていることに気が付くとは。
もっとはやく気が付いてもよさそうだなと思いました。


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第4話 ヘンリーだいかつやく

あらすじ

いつもゴードンは大きな急行列車を引っ張っています。
こんなことできるのは自分だけだと思っていました。

きょうはハット卿が乗っています。

やがてトンネルが見えてきました。
ヘンリーが閉じこもっているトンネルです。

ヘンリーは「早くトンネルから出たいなー」といっていました。

そんなヘンリーをゴードンはまたからかおうとします。

そのとき、ゴードンのスピードが落ちてきました。
機関士がゴードンを止めます。

「急に力が抜けてきた…」

機関士がいうには、安全弁が壊れてしまったのが原因です。
このままでは列車を引っ張れません。

「いままでうまくやってきたのに」というゴードンを見て、ヘンリーは笑っています。

みんながゴードンの様子を見に来ました。
機関車を交換することになり、ほかの機関車を探します。
ゴードンは連結を外され脇へどきました。

残っている機関車はエドワードだけ。
エドワードが快く手伝います。
一生懸命押しますが、重い列車はまったく動きません。

ゴードンが「ヘンリーにやってもらったら」と提案します。

ハット卿がヘンリーに頼むと「いいとも」返事をしました。

ヘンリーが蒸気を上げながら、トンネルから出てきます。
車体は真っ黒に汚れてくもの巣だらけ。

「うまく体が動かない」とヘンリーがいうと、ハット卿が「一回りしてこいと」いいます。

一回りしてきたヘンリーはすっかりよくなりました。

ヘンリーは列車を連結させて、エドワードが後から押します。

列車は動き出しました。

ヘンリーもエドワードも乗客も大喜び。

二人は休まず走り続け、終点の駅に着きました。

乗客はお礼をいいます。

ヘンリーは雨をこわがらなくなりました。
車体を守る一番の方法は、トンネルに隠れるのではなく、仕事の後に整備士にそうじしてもらうことだとわかったからです。

出演
・ゴードン
・ヘンリー
・エドワード

前回のお話から、ヘンリーがトンネルから出てこなくなったので、どうなることかと思いましたが、ゴードンの故障がきっかけでやっと出てきましたね。
みんなで力を合わせて仕事をしてすばらしいと思いました。
ヘンリーが雨をこわがらなくなったのもうれしいですね。


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第3話 出てこいヘンリー

あらすじ

きょうは雨が降っています。
機関車の中に雨を嫌がるものがいます。
トンネルに入ると、止まってしまい出てきません。
彼の名前はヘンリー。

トンネルから出てこない理由は車体が汚れるのが嫌なこと。

車掌は笛を吹き、旗を振りまくりますが出てきません。

ヘンリーは「シュー」と蒸気を吐き出すだけです。

トップハム・ハット卿がやってきました。
ハット卿がヘンリーを引っ張り出すといいますが、ヘンリーは「やーだ」といいます。
みんなでヘンリーを引っ張りました。

ハット卿は医者に止められているといって手伝いません。

ヘンリーは出てきません。
今度は後ろから押します。
押しますが全然、出てきません。

今度もハット卿は手伝ってくれませんでした。

そこへトーマスが応援にやってきます。

トーマスは力のかぎりヘンリーを押しますが、ビクともしません。

ついに、ハット卿はヘンリーを引っ張り出すのをあきらめて、レールと取ってしまいました。
そして他の機関車が間違えてぶつからないようにと、トンネルにレンガで壁を作ります。

ヘンリーは身動きが取れなくなり、できることといえば、横を走っていく機関車を眺めることだけ。

これでは素敵なボディを誰にも見てもらえません。

エドワードやゴードンが通りすぎていきますが釜の火がすっかり消えてしまっていて返事もできませんでした。

緑のボディや赤のストライプはトンネルの中で汚れてしまっています。

いつまでいるのでしょう?
いつになったら雨をこわがらずに、走れるようになるのでしょう。

出演
・トーマス
・ヘンリー
・エドワード
・ゴードン

ヘンリーは車体が雨で汚れるのを嫌がって、トンネルに閉じこもります。
汚れるのが嫌だという気持ちもわからなくもないですが、結局、トンネルの中で車体が汚れてしまいました。
ヘンリーには雨の中でも元気に走っていけるようになってほしいですね。
しかし、レールを外したり壁を作るのはやりすぎのような気がしました。


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第2話 エドワードのおてがら

あらすじ

エドワードは、他の機関車に比べて一番ちいさい機関車です。
ちいさいので大型機関車にからかわれます。

そんなエドワードを機関士と助士は気の毒に思っていました。

機関士と助士の配慮で、エドワードは走ることに。
煙を上げて走り出します。

一日中、働きまわり機関士も乗客も大喜びでした。

翌日、ゴードンはまた威張りながら走っていきます。

エドワードは貨車を運ぶ仕事をします。
この仕事が大好き。
貨車がなくなるまで働きました。

休憩をしていると、ゴードンが怒りながら走ってきます。
汚い貨車を引いているからでした。

ゴードンを横目にエドワードは働きます。

そんなとき、ゴードンが丘の上で動けなくなってしまいました。
エドワードが助けにいきます。

「無理だ」というゴードンと貨車を後ろから一生懸命に押していきます。

すると、いつのまにか丘を越えていました。

丘を越えたゴードンは「やったー」とスピードを上げて走っていきます。
エドワードのことは忘れてしまい、お礼もありません。

それでもエドワードは役に立ててよかったと思います。

機関士にも「お手柄」とほめられました。

出演
・エドワード
・ゴードン

エドワードは「ちいさい」とゴードンにからかわれていました。
それでも動けなくなったゴードンを助けにいくところは、えらいですね。
見習わなくてはと、思いました。
それに一生懸命働く姿がよかったです。


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第1話 トーマスとゴードン

あらすじ

トーマスは小さいですが、働き者。自分が一番働き者だと思っています。
駅で客車を運び、動き回ります。

仕事をしながら、ゴードンをからかったりもします。

ある日、ゴードンが客車を引いてきてクタクタになって帰ってきました。
疲れて寝ようとしたところにトーマスがやってきます。

「ぼくを捕まえて見ろ」

とゴードンをからかいます。

「おぼえていろ、トーマス。いつか、しかえしてやるからな」

と、ゴードンは怒りました。

ある日、トーマスの目がなかなか覚めません。
火が消えてしまっています。

これでは仕事ができません。

やっとの思いで動き出しました。

駅に行くと、ゴードンが待っています。

「このゴードン様をなめるなよ。いまだ!」

と、ゴードンが客車を連結しました。

トーマスは後ろから押して手伝うのですが、いつもは連結しません。
ところがきょうはゴードンの出発が早かったので、連結を外し損ねました。

ゴードンはどんどんスピードを上げていき、トーマスはついて行けません。

「とめてー、とめてー」
「まだまだ、ついてきてもらうぞ」

と、ゴードンは走り続けます。

トーマスは走ったことのないスピードで走らされました。

「たすけてー」

車輪が壊れそうになり、やっと駅に着きました。

トーマスはクタクタになりやっと連結を外しました。
ゴードンに仕返しをされたのです。

ゴードンにいい返すこともできず、水を飲んでからゆっくりと帰っていきました。

出演
・トーマス
・ゴードン

トーマスは働き者ですが、ゴードンを怒らせるほどからかってはいけませんよね。
案の定、仕返しをされてしまいました。
黙って帰ったトーマスは反省したようでしたね。
しかし、疲れ切ったトーマスのすごい顔のこと。だれかと思いました。


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